デル『Inspiron 17 3000 (3780)』の実機レビューです。
『Inspiron 17 3000 (3780)』は、17.3インチの大画面ながらスタイリッシュなデザインのノートPC です。
大画面に表示される文字の見やすさやキーボードの打ちやすさもグッド、性能バランスが良くパフォーマンスも快適です。
- 大画面サイズながらスタイリッシュデザイン
- 画面が見やすくキーボードが打ちやすい
- 描画される映像がキレイ
- 性能バランスがいいオールラウンダーノート
レビューでは、前半で外観デザイン、ディスプレイ、キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能レビューを行います。
【 目 次 】
レビュー内容は 2019年6月15日時点のものです。
スペック構成
『Inspiron 17 3000 (3780)』には、CPU・ストレージ・グラフィックスのスペックの違いにより「プレミアム」「プラチナ」などのモデルがラインナップしています。
OS | Windows 10 Home (64bit) |
CPU | ■第8世代インテル Core i5-8265U プロセッサー ■第8世代インテル Core i7-8565U プロセッサー |
メモリ | 8GB(8GB×1), DDR4, 2666MHz |
ストレージ | ■1TB HDD (SATA, 5400rpm) ■128GB SSD (M.2 PCIe NVMe)+ 1TB HDD (SATA, 5400rpm) |
ディスプレイ | 17.3インチ FHD (1920 x 1080) 非光沢 LED-バックライト 非-タッチ IPS ディスプレイ |
グラフィックス | ■インテル UHD グラフィックス 620(CPUに内蔵) ■AMD Radeon 520 グラフィックス |
LAN | Ethernetコントローラー (10/100 Mbps) |
ワイヤレス | 802.11ac 1×1 WiFi & Bluetooth 4.1 |
カメラ、マイク | 統合ワイドスクリーンHD(720 p)Webカメラ、シングル デジタル マイク付き |
本体カラー | プラチナ シルバー |
本体サイズ(W×D×H) | 415.4×279.2×25.0 mm |
質量 | 約 2.79kg |
価格(税込・配送料込) | 78,864円~ |
※価格は 2019年6月15日時点のクーポン適用価格。
レビューで使用するのは「プレミアム(SSD+HDD搭載)」です。
■プレミアム(SSD+HDD搭載)の基本スペック
Core i5/8GBメモリ/128GB SSD+1TB HDD/AMD Radeon 520 グラフィックス
モデルごとの価格・クーポンなどの最新情報はデルオンラインストアをご確認ください。
外観チェック
大画面サイズでもスタイリッシュなデザイン
『Inspiron 17 3000 (3780)』は 17.3インチの大画面サイズながらスタイリッシュなデザインです。
プラチナシルバーはスタイリッシュ感をアップさせてくれるカラーです。
天面はサラサラとしていて質感もグッドです。指紋や皮脂の跡も目立ちません。
底面部をチェックします。
底面部は「ユニボディ」といわれる一つのユニットで構成されています。パーツの継ぎ目を極力排除し剛性を重視した構造で、見た目もスッキリしています。
素材は樹脂(プラスチック)製ですが剛性もシッカリとしています。
ゴム足は四隅に実装されており、本体の安定性は良好です。
排気口はキーボード奥 中央に実装されています。
矢印の指すところが排気口
次に、ヒンジをチェックします。
ヒンジのトルクは ほど良い感じで天面の開け閉めもスムースです。大画面サイズの天面をしっかり支えてくれてタイピング中でも画面がグラつくこともありません。
ヒンジのトルクは画面サイズごとに強度が異なるはずですが、大画面サイズでもほどよいトルクに調整されている点には感心させられます。
必要十分なインターフェース
『Inspiron 17 3000 (3780)』には DVDドライブをはじめ必要十分なインターフェースが実装されています。
左側面のインターフェースなど各部名称です。
①電源アダプタポート
②HDMI ポート
③ネットワークポート
④USB 3.1 Gen 1 ポート×2
⑤ヘッドセットポート
LANポートは部分開閉式です。カバーを開くようにして LANコネクタを挿し込みます。
右側面のインターフェースなど各部名称です。
⑥SD カードスロット
⑦USB 2.0 ポート
⑧オプティカルドライブ(DVDドライブ)
⑨セキュリティ ケーブル スロット
SDカードスロットは抜き差し方式です。SDカードを挿入したときカードが少し出っ張ります。
SDカードをシッカリ挿し込んだ状態
DVD ドライブが搭載されているので、DVD での映画鑑賞のほか DVDへのデータバックアップもできます。
17.3インチの大画面なのでノートパソコンでも迫力ある映像が楽しめます。
電源ボタンは、キーボードの右奥にあります(LEDは内蔵していません)。
スピーカーは底面部 前面側の左右に実装されています。
矢印の指すところがスピーカー
カメラとマイクです。
本体のサイズや重量はそれなりにあるけど意外と薄い
本体の大きさのイメージです。本体の上に B5版ノートを 2冊載せています。
ちなみに、15.6インチサイズのノートパソコンの大きさは B5版ノート2冊分くらいですので、ノートパソコンのサイズを比較・検討する際の参考になると思います。
本体を閉じたときのゴム足を含めた高さは、実測値で 23mm(最薄部)~28mm(最厚部) です。
次の写真のとおり大画面ながら本体は意外と薄いです。
『Inspiron 17 3000 (3780)』の高さを CD ケース(通常サイズ)3枚と比較
(通常サイズの CD の厚さは 10mm)
本体や電源アダプターなどの重量を実測します。
本体の重量は 2,686g。電源アダプターと電源コードの重量は、それぞれ 227g、101gです。
据え置きのホームノートなので重量感はそれなりにありますが、部屋間の移動はラクにできます。
なお、電源アダプターの最大出力は 65W (19.5V, 3.34A)。大きさは手のひらサイズです。
ディスプレイ
大画面でキレイな映像が楽しめる
『Inspiron 17 3000 (3780)』のディスプレイは 17.3型 フルHD 非光沢液晶です。
大画面に描画される映像は高精細で鮮やか、キレイです。
i1Display Pro で計測したトーンカーブも理想に近いかたちです。
映り込みの少ない非光沢液晶
ディスプレイの映り込み具合を見てみます。
非光沢液晶なので映り込みはかなり低減されています。映り込みが気になることはないと思います。
広い視野角で斜めからもキレイな映像が観れる
視野角を確認します。
正面
右側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度
水平方向、垂直方向ともに、視野角は広いです。斜めからも鮮やかでキレイな映像を観ることができます。
ディスプレイを開くことができる最大角度は、ノートパソコンとしては充分といえる範囲をカバーしています。
キーボード&タッチパッド
キーボードの扱いやすさはまずまず
『Inspiron 17 3000 (3780)』のキーボードのレイアウトです。
キーボードのレイアウトは標準的ですが、[Enter]キーや[Back space]キー、右[Shift]キーの左のキーは隣接しています。
Inspiron ノートパソコンの定番ともいえるレイアウトで初めのうちは扱いにくさを感じるかもしれませんが、慣れてくれば扱いにくさはなくなると思います。
キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は、実測で およそ 19mm。
デスクトップパソコンのキーボードと同等のキーピッチなので、ゆったりとした感じで窮屈さはありません。
キーストロークは若干浅い感じもありますがシッカリとした打鍵感でタイピングできます。
キートップの形状はフラット。サラサラとした質感で指先のフィット感は良好です。
パームレストの素材は樹脂製(プラスチック)ですがボコボコとしたテクスチャ加工が施されています。質感が良くサラサラとした感触なのでキーボード操作も快適です。
スベリもなめらかで反応の良いタッチパッド
タッチパッドはクリックボタンが一体化したタイプです。
いたってふつうのタッチパッドですが、手触り感も良好、なめらかなスベリで指2本あるいは3本を使ってのジェスチャー操作もスムーズです。全体的に扱いやすい印象です。
タッチパッドのサイズ感
ベンチマーク
ベンチマークでは、レビューで使用している『Inspiron 17 3000 (3780)』プレミアム(SSD+HDD搭載)モデルの基本性能にくわえ CPU・グラフィック・ストレージ性能のほか、バッテリー性能や総合的なパフォーマンスを測定します。
基本性能
パソコンの主要パーツの性能レベルを客観的に評価する「PASS MARK PerformanceTest 9.0」を使用して、パソコンの基本性能を測定します。
PASS MARK PerformanceTest 9.0
「PASS MARK PerformanceTest 9.0」で計測されたスコアは、全世界のパソコンがアップロードしたスコアと比較、Percentile(パーセンタイル)の数値から自分のパソコンの性能レベルを客観的に把握することができます。
上記の測定結果を例にすると、トータル性能を示す「PassMark Rating」のスコア「3177.7」のパーセンタイルは「67th Percentile」で、計測を行った他のパソコン 67% よりも上位のスコアという意味です。
別な言い方をすると、「PASS MARK PerformanceTest 9.0」で計測しスコアをアップロードした全世界のパソコンのなかで、上位のスコアから 33%(100% - 67%)に位置するスコアということです。
ベンチマークの結果を見ると、『Inspiron 17 3000 (3780)』プレミアム(SSD+HDD搭載)モデルの基本性能はミドルレンジクラスのなかでも上位レベルです。
CPU性能
「CINEBENCH R15」を使って、CPU性能を測定します。
レビュー機『Inspiron 17 3000 (3780)』の CPU にはインテル Core i5-8265U プロセッサーが搭載されています。
参考までに、以前レビューした別機種に搭載されていた「インテル Core i7-8565U プロセッサー」のスコアと比較します。
Core i5-8265U | Core i7-8565U | |
---|---|---|
OpenGL | 44.28 fps | 47.06 fps |
Ref.Match | 98.0 % | 97.8 % |
CPU | 524 cb | 579 cb |
CPU (Single Core) | 152 cb | 180 cb |
MP Ratio | 3.45 x | 3.22 x |
『Inspiron 17 3000 (3780)』には、Core i7 を搭載したモデルもラインナップしています。
Core i5 を搭載したモデルとの価格差は販売価格ベースで 1万円程度。
性能差に見合う価格差なので、より快適に使うなら Core i7 を搭載したモデルの選択がおすすめです。
グラフィック性能
グラフィック性能は以下のゲーム系ベンチマークソフトを使って測定します。
■3DMark
■ドラゴンクエストX
■ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター
■ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ
■ファイナルファンタジーXV
3DMark
3DMark のベンチマーク結果です。
ドラゴンクエストX
ドラゴンクエストX ベンチマークの結果です。
標準品質、解像度 1280×720
最高品質、解像度 1280×720
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマークの結果です。
標準品質(ノートPC)、解像度 1280×720、DirectX 11
高品質(ノートPC)、解像度 1280×720、DirectX 11
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマークの結果です。
標準品質(ノートPC)、解像度 1280×720、DirectX 11
高品質(ノートPC)、解像度 1280×720、DirectX 11
ファイナルファンタジーXIV
ファイナルファンタジーXIV ベンチマークの結果です。
軽量品質 解像度 1280×720
上記のベンチマークソフトを使ったグラフィック性能の測定結果をみると、『Inspiron 17 3000 (3780)』プレミアム(SSD+HDD搭載)モデルのグラフィック性能レベルは ミドルレンジクラスのノートパソコンとしてはまずまずの性能レベルです。
ライトなゲームや趣味としての写真・動画編集なども快適にこなせる性能レベルです。
ストレージ
レビュー機の『Inspiron 17 3000 (3780)』のストレージは、128GB SSD (M.2 PCIe NVMe)+ 1TB HDD (SATA, 5400rpm) のデュアルドライブ構成です。
それぞれのドライブのデータ転送速度を計測します。
システムドライブ(Cドライブ)に割り当てられている SSD のデータ転送速度です。
データ転送速度(SSD)
PCIe/NVMe 対応なので、Windows やアプリの起動などストレージへのアクセスは体感的にも爆速です。
Dドライブに割り当てられている HDD のデータ転送速度です。
データ転送速度(HDD)
5400回転/分の HDD としてはデータ転送速度は意外に高速です。
SSD と HDD のデュアルドライブ構成は、Windows や アプリは SSD から素早く起動でき、写真・動画などサイズの大きいデータは HDD にたくさん保存することができる、ストレージとしてコストパフォーマンスに優れた構成です。
ストレージのデータ転送速度は全体的に満足できるスコアで、実際の使用感としても Windows や アプリの起動も高速で動作も軽快です。
総合的なパフォーマンス
「PCMark 8」および「PCMark 10」を使用して、PCのアプリケーション実行における総合的なパフォーマンスを測定します。
PCMark 8(Home Test)
家庭での利用を想定したテストです。
PCMark 8(Home Test) OpenCL対応の Accelerated にて測定
(テスト結果はクリックで拡大表示できます)
PCMark 8(Creative Test)
クリエイティブな利用を想定したテストです。
PCMark 8(Creative Test) OpenCL対応の Accelerated にて測定
(テスト結果はクリックで拡大表示できます)
PCMark 10 Extended
PCMark 10 Extended は、以下の 4つの Test Group のテストを実施します。
(テスト結果はクリックで拡大表示できます)
■Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)
■Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)
■Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)
■Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)
レビュー機『Inspiron 17 3000 (3780)』プレミアム(SSD+HDD搭載)モデルの総合的なパフォーマンスは、ミドルレンジクラスながら高いレベルの性能を備えています。
とくに、PCMark 10 Extended の結果を見てわかるとおり性能バランスがよく、ふだん使いからオフィスソフトなどを使った表計算や文書作成、写真・動画編集も快適なパフォーマンスが期待できます。
バッテリー
『Inspiron 17 3000 (3780)』に搭載されているバッテリーの性能(駆動時間)を測定します。
■駆動時間
バッテリーでの駆動時間は次の条件で計測します。
・無線LANでインターネットに接続
・YouTubeを全画面で連続再生
・画面の明るさ:最大レベル
・音量:最大レベル
バッテリー駆動時間の測定結果は以下のようになります。
バッテリー駆動時間 | 5時間 9分 |
---|
据え置き型のホームノートであることを考慮すればバッテリー駆動時間が 5時間を超えれば十分といえます。
なお、実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するので、参考値としてください。
RAWデータ現像・動画エンコード処理時間計測
RAWデータ現像と動画エンコードの処理時間を計測します。
RAWデータ現像
RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。
■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector 7
(筆者所有のソフトウェア)
■条件等
・RAWデータ 50ファイルを一括書き出し
・プリセット等 編集は適用しない
・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)
■処理時間
処理時間 | 1分10秒7 |
---|
動画エンコード
動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。
■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector for Dell(Ver 15)
(プリインストールソフトウェア)
■条件等
・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力
(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)
・動画再生時間 10分間
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)
■処理時間
処理時間 | 2分54秒5 |
---|
RAWデータ現像・動画エンコードともに、処理性能はまずまずです。
ハイスペックPC にくらべ処理時間はかかるものの待ちのストレスは感じないと思います。
駆動音・表面温度
駆動音については、負荷のかかる処理になると排熱のため「サーッ」というファンの回転音(排気音)がわずかに大きくなります。個人差はありますが、耳ざわりに感じるかもしれません。
ただ、平常時は静かである点や負荷が低減してくると即応するようにファン音も静かになる点、高負荷の状態が終始続くわけではないことを考えると駆動音についてはそれほど気にしなくてもよいと思います。
また、本体の表面温度については、負荷のかかる処理中は、キーボード奥 ヒンジのあいだの排気口近くが温かくなります。
キーボード上は手のひらを置いてみて少し温かさを感じる程度でタイピングに影響はありません。また、パームレストは本体内部の熱の影響がないので不快に感じることはないでしょう。
キーボードの表面温度(単位:℃)
左側の画像:平常時(Windows起動後10分放置)
右側の画像:動画エンコード時(10分間の動画エンコード終了直前)
サウンド チェック
『Inspiron 17 3000 (3780)』には サウンドユーティリティソフト「MaxxAudio Pro」がプリインストールされています。
サウンドに合わせたプリセットが数多く設定されているほか、スピーカーやヘッドフォンなどサウンドを再生する機器に合わせて、お好みのサウンドにチューニングすることもできます。
MaxxAudio Pro サウンド ユーティリティソフト
サウンドを実際に聴いてみた印象としては・・・
■スピーカー
音が少しこもった感じがするが、低音域から高音域まで広い音域をカバーしたまずまずの高音質サウンド。
カジュアルに高音質サウンドを楽しめる。
■ヘッドホン
低音域が増幅されてサウンド全体に厚みが増し迫力もアップする。
音がこもった感じもなくなりクリアに聴こえる。
重低音のきいたサウンドを楽しむならヘッドホンがおすすめ。
Windows の起動・再起動時間計測
Windows の起動時間、再起動時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。
起動 | 再起動 | |
---|---|---|
1回目 | 16.0秒 | 30.7秒 |
2回目 | 15.4秒 | 30.4秒 |
3回目 | 15.9秒 | 28.9秒 |
4回目 | 16.0秒 | 30.6秒 |
5回目 | 15.8秒 | 30.3秒 |
平均 | 15.8秒 | 30.2秒 |
起動、再起動ともに処理時間は早いです。待ち時間のストレスは感じません。
搭載ソフトウェア
『Inspiron 17 3000 (3780)』に搭載されている主なソフトウェアです。(クリックで拡大表示できます)
Windows標準のソフトのほか、Dell サポート関連ソフトやマルチメディアコンテンツの統合パッケージ「CyberLink Media Suite Essentials」、セキュリティソフト「マカフィー リブセーブ」などがインストールされています。
CyberLink Media Suite には動画編集ソフトや DVD再生ソフト、ライティングソフトが含まれていて DVDドライブを活用したマルチメディアが楽しめます。
CyberLink Media Suite Essentials
付属品
『Inspiron 17 3000 (3780)』の本体ほか同梱品一式(電源アダプター、電源コード、ドキュメント類など)です。
マニュアル類は簡易的でかんたんな内容が記載されている程度ですが、製品の使い方や取り扱いに関する詳細な情報はデル公式サイトで公開されています。
まとめ
以上、『Inspiron 17 3000 (3780)』のレビュー記事をお届けしました。
『Inspiron 17 3000 (3780)』のスペックはミドルレンジクラス相当ですが、ベンチマークの結果をみると意外と高めで性能レベルとしてはミドルレンジクラスの上位に相当します。
デザイン的にも大画面サイズながらスタイリッシュなので、リビングや書斎などにもスッキリと置くことができます。
評価のポイントをまとめると・・・
高評価のポイント
・スタイリッシュなデザイン
・性能レベルは意外と高い
・軽快な動作でパフォーマンスも快適
・ディスプレイは発色も良く描画される映像もキレイ
・DVDドライブを活用したマルチメディアが大画面で楽しめる
残念なポイント
・スピーカーで聴くサウンドが少しこもった感じがする
価格はクーポン適用で税込7万円台から。(価格は記事執筆時点)
ラインナップしているモデルの価格やクーポン割引率などの最新情報は、デル直販サイト「デルオンラインストア」をご確認ください。