デルの Inspiron 15 5000(5593) はスリムでスタイリッシュなデザインの 15.6型ノートPC です。
CPU に第10世代(Ice Lake)インテル Core プロセッサーを搭載し、グラフィックスには NVIDIA GeForce MX230 やインテル Iris Plus グラフィックスの搭載も可能。
スリムな筐体に高いレベルの性能を搭載し、実際の使用感としても軽快な動作でパフォーマンスも快適でした。
価格はクーポン適用で税込 5万円台後半から。
高コスパな15.6インチサイズのノートパソコンを検討しているユーザーはチェックしておきたいモデルです。
- 第10世代インテル Core プロセッサーを搭載
- スリムでスタイリッシュなデザイン
- 指紋センサーで Windows へかんたんサインイン
- 映像描画がキレイなナローベゼルの液晶ディスプレイ
- NVIDIA GeForce MX230 やインテル Iris Plus グラフィックス搭載モデルがラインナップ
- 高コスパ!
レビューでは、前半で外観デザイン、ディスプレイ、キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能レビューを行います。
【 目 次 】
レビュー内容は 2020年2月13日時点のものです。
スペック構成
Inspiron 15 5000(5593) のスペック構成です。
OS | Windows 10 Home 64 bit |
CPU | ■第10世代インテル Core i3-1005G1 プロセッサー ■第10世代インテル Core i5-1035G1 プロセッサー ■第10世代インテル Core i7-1065G7 プロセッサー |
メモリ | ■4GB, 4Gx1, DDR4, 2666MHz ■8GB, 8Gx1, DDR4, 2666MHz ■16GB, 2x8GB, DDR4, 2666MHz |
ストレージ | ■256GB SSD(M.2 PCIe NVMe) ■512GB SSD(M.2 PCIe NVMe) ■512GB SSD(M.2 PCIe NVMe)+1TB HDD(7200rpm SATA) |
ディスプレイ | 15.6インチ FHD(1920×1080) 非光沢 LEDバックライト ノンタッチ スリムベゼルディスプレイ |
グラフィックス | Core i3/Core i5 の場合 ■インテル UHD グラフィックス (CPUに内蔵) Core i7 の場合 ■インテル Iris Plus グラフィックス ■NVIDIA GeForce MX230 |
LAN | 10/100 Mbps |
ワイヤレス | 802.11ac 1×1 Wi-Fi、Bluetooth 4.1 |
カメラ、マイク | 統合ワイドスクリーンHD(720 p)Webカメラ、シングル デジタル マイク |
本体サイズ(W×D×H) | 約 363.96×249×18 – 19.9mm |
本体カラー | ■プラチナ シルバー ■ミッドナイトブルー |
重量 | 約 1.83 kg(最小構成時) |
Inspiron 15 5000(5593) は CPU、メモリ、ストレージなどのスペックにより「スタンダード」「プレミアム」「プラチナ」など複数のモデルがラインナップしています。
今回のレビューでは、メーカーからお借りしたプラチナ(大容量メモリー&SSD・MX250搭載)モデルを試用してレビューを行います。
■レビュー機の基本スペック
Core i7/16GBメモリ/512GB SSD/インテル Iris Plus グラフィックス
(ミッドナイトブルー)
モデルごとの価格・クーポンなどの最新情報はデルオンラインストアでチェックできます。
外観チェック
スリムでスタイリッシュなデザイン
Inspiron 15 5000(5593) は 15.6インチサイズながらスリムでスタイリッシュなデザインです。
天面をチェックします。
天面の素材は樹脂製(プラスチック)ですが、サラサラとした感触で質感も良好です。
ちなみに、マグネシウム合金やアルミ素材を採用しているのは高級機といわれる一部のパソコンで実際のところ多くのノートパソコンの天面やボディにはプラスチック素材が採用されています。
本体のカラーによって見た目の印象が変わってきます。今回のレビュー機は「ミッドナイトブルー」ですが個人的には「プラチナ シルバー」が好みです。見た目がアルミ製と同じイメージでスタイリッシュ感もアップするから。
底面部です。
底面部の素材も樹脂製です。「ユニボディ」といわれる剛性を重視した構造はパーツの継ぎ目がなく見た目もスッキリしています。
ゴム足は細長い形状で四隅に実装されています。本体の安定性は良好です。
矢印の指すところがゴム足
吸気口は底面に、排気口は本体の奥に実装されています。
パソコンの両サイドにモノを置いても熱風があたることはありません。
必要十分なインターフェース
Inspiron 15 5000(5593) には、USBポート、HDMI端子、SDカードスロットなど、必要十分なインターフェースが実装されています。
左側面のインターフェースなど各部名称です。
①電源アダプタポート
②HDMI ポート
③ネットワーク ポート(部分開閉式)
④USB 3.1 Gen 1 ポート×2
⑤ヘッドセットポート
ネットワーク ポートの通信速度が 10/100 Mbps であることは残念なところ。ふだんは Wi-Fi でインターネットに接続するなら気にする必要はありませんが、ギガ対応の LANケーブルをつないでも高速なデータ通信ができない点はチェックしておいたほうが良いでしょう。
右側面のインターフェースなど各部名称です。
⑥SDカードスロット
⑦USB 2.0 ポート
⑧セキュリティケーブルスロット(V字型)
SDカードスロットはフルサイズのSDカードを使うことができます。
SDカードをシッカリ挿し込んだ状態
スピーカーは底面部 前面側の左右に実装されています。
矢印の指すところがスピーカー
ちなみにレビュー機には 光学ドライブが搭載されていません。
最近の15.6インチノートに 光学ドライブを搭載していない機種が多くなってきているのは、内蔵している光学ドライブを使うユーザーが減ってきているから。光学ドライブを内蔵しているパソコンを購入してもほとんど使わないユーザーが増えてきているからです。
電源ボタンには指紋センサーを内蔵
電源ボタンは右上に実装されています。
矢印の指すところが電源ボタン
電源ボタンは指紋センサー内蔵です。
指紋認証情報を登録しておけば、わずらわしいパスワードを入力することなく指先をセンサーにタッチするだけで Windows にサインインできます。指紋認証の精度は良好です。
電源ボタンがテンキーの一部のようにレイアウトされている点は少し残念なところ。
となりのキーと押し間違える可能性もありますが、左隣のキーは電卓で使うキーなので使用頻度は低く、もし間違って押してもスリープ設定になっているので作業中のデータが破棄されることはありません。
15.6インチでも意外と薄くて軽い
本体の大きさのイメージです。本体の上に A4コピー用紙と B5版ノートを載せています。
本体を閉じたときの高さのイメージです。
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)
ゴム足を含めた高さは最厚部でも CDケース 2枚より若干厚みがある程度。実測値で 20~23mm です。
本体や電源アダプターなどの重量を実測します。
本体の重量:1,807g、電源アダプター:171g、電源コード:104g
サイズ感はそれなりですが 15.6型ノートとしては薄くて軽いので持ち歩きも十分可能です。
電源アダプターの最大出力は 45W(19.5V – 2.31A)。その大きさは手のひらに収まるサイズです。
ディスプレイのチェック
高精細でキレイに描画できるディスプレイ
レビュー機のディスプレイは 高精細で描画される映像もキレイです。
キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測したトーンカーブは、RGBともに ほぼ45度の角度で理想的です。色調のバランスは良好です。
Adobe RGBカバー率 | 47.1% |
Adobe RGB比 | 47.1% |
sRGBカバー率 | 63.0% |
sRGB比 | 63.5% |
色域の計測結果は低めなのでシビアな写真編集には不向きですが、一般的な映像は高精細でキレイに描画されます。
左右のベゼル(ディスプレイのフレーム枠)は狭額縁です。(デルのノートパソコンとしては太いほうかも)
映り込みの少ない非光沢液晶
ディスプレイの映り込み具合をチェックします。
電源オフ時
電源オン時
非光沢液晶なので映り込みはかなり低減されています。映り込みが気になることはほとんどないと思います。
広い視野角
視野角を確認します。
正面
右側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度
水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めから見る映像も鮮明でキレイです。
ディスプレイを開くことができる最大角度です。
クラムシェルタイプのノートパソコンとして十分な範囲をカバーしています。
キーボード&タッチパッドのチェック
レイアウトに少しクセがあるけどタイプ感の良いキーボード
『Inspiron 15 5000(5593)』のキーボードのレイアウトです。
キーボードのレイアウトはほぼ標準的ですが、カーソルキー周辺が隣接していたり上述の電源ボタンの位置に違和感があるかもしれません。ただ、使いなれてくれば違和感もなくなってくると思います。
キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は実測で 約18.5mm。ほぼフルサイズなので実測値ほど狭い感じはしません。
キーストロークは浅くなくシッカリとした打鍵感でタイプ感も心地良いです。
「タッタッ」というタイプ音で、音は比較的静かです
キートップの表面はほぼフラットな形状。サラサラとした感触で質感は良好です。ただ、若干チープ感があるところはチェックしておいたほうがよいでしょう。
パームレストの素材は天面と同じく樹脂製です。サラサラとした質感で感触も良好ですが、ミッドナイトブルーのカラーのためか若干チープな印象を受けました。
おそらくシルバーならチープな印象はなかったかもしれません。
スベリもなめらかで反応の良いタッチパッド
タッチパッドはクリックボタンが一体化したタイプです。
タッチパッドのサイズはそれなり、手触り感は良好、なめらかなスベリで指2本あるいは3本を使ってのジェスチャー操作もスムーズです。扱いやすさは全体的にフツウといった印象です。
ベンチマークによる性能評価
ベンチマークによる性能評価では、レビュー機の CPU・グラフィック・ストレージ性能などをチェックします。
使用したベンチマークは以下のとおりです。
比較項目 | 使用するベンチマーク |
---|---|
CPU性能 | CINEBENCH R20 |
CPU Mark (PassMark PerformanceTest) | |
グラフィック性能 | 3DMark FireStrike |
ドラゴンクエストX[軽量級] | |
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級] | |
ファイナルファンタジーXV[重量級] | |
ストレージ性能 | CrystalDiskMark |
バッテリー | BatteryInfoView(バッテリー残量測定用) |
CPU性能
CPU性能は CINEBENCH R20 と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。
評価にあたっては、当サイトで計測した第10世代インテル Core i7-1065G7 搭載機の平均値と比較します。
レビュー機の CPU がシッカリとパフォーマンスを引き出せているか参考になります。
■CINEBENCH R20
CPU | |
---|---|
レビュー機 |
1548 cb
|
Core i7-1065G7(平均値) |
1689 cb
|
■CPU Mark (PassMark PerformanceTest)
CPU Mark | |
---|---|
レビュー機 |
11052.9
|
Core i7-1065G7(平均値) |
11607.0
|
レビュー機の CPU パフォーマンスは平均値にくらべ若干ひかえめです。ただその差はわずかなので体感的にはほぼ同等なパフォーマンスと見てよいでしょう。
グラフィック性能
ゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。
評価にあたっては、当サイトで計測した NVIDIA GeForce MX230 グラフィックスの平均値と 第10世代インテル Core プロセッサー内蔵の Intel UHD Graphics の平均値と比較します。
Inspiron 15 5000(5593) にはレビュー機の インテル Iris Plus グラフィックスのほか上記のグラフィックを搭載したモデルもラインナップしているので比較・検討の参考になると思います。
3DMark FireStrike
3DMark FireStrike のベンチマーク結果です。
なお、Fire Strike は DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。
3DMark FireStrike | |
---|---|
GeForce MX230 (平均値) |
2422
|
インテル Iris Plus (レビュー機) |
2505
|
インテル UHD (平均値) |
1016
|
ドラゴンクエストX[軽量級]
ドラゴンクエストX のベンチマーク結果です。
ドラゴンクエストX[スコア(評価)] | |
---|---|
GeForce MX230 (平均値) |
6903
|
インテル Iris Plus (レビュー機) |
8986(とても快適)
|
インテル UHD (平均値) |
4909
|
※標準品質/解像度 1920×1080で実施
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級]
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズのベンチマーク結果です。
漆黒のヴィランズ[スコア(評価/平均フレームレート)] | |
---|---|
GeForce MX230 (平均値) |
6444
|
インテル Iris Plus (レビュー機) |
3622(快適/24fps)
|
インテル UHD (平均値) |
1704
|
※標準品質(ノートPC)/解像度 1920×1080で実施
ファイナルファンタジーXV[重量級]
ファイナルファンタジーXV のベンチマーク結果です。
ファイナルファンタジーXV[スコア(評価)] | |
---|---|
GeForce MX230 (平均値) |
2756
|
インテル Iris Plus (レビュー機) |
2217(重い)
|
インテル UHD (平均値) |
1109
|
※軽量品質/解像度 1280×720で実施
インテル Iris Plus グラフィックスと NVIDIA GeForce MX230 の性能差としては、比較的重めのグラフィック処理になるほど NVIDIA GeForce MX230 が優位になってきます。
ストレージ性能
レビュー機のストレージは NVMe対応の SSD が搭載されています。
データ転送速度(CrystalDiskMark で計測)
NVMe対応の SSD は SATA対応の SSD にくらべデータアクセスも超高速で Windows やアプリの起動も早いです。
上記のベンチマーク(CrystalDiskMark)の計測ではシーケンシャルリード/ライトで 3倍から5倍くらい高速にアクセスできます。
バッテリー
バッテリー性能については、レビュー機 Inspiron 15 5000(5593) のバッテリー駆動時間と充電時間を掲載します。
■駆動時間の測定条件
・無線LANでインターネットに接続
・YouTubeを全画面で連続再生
・画面の明るさ:最大レベル
・音量:最大レベル
■充電時間の測定条件
バッテリー充電時間の計測は以下の条件で、充電完了までの時間を計測します。
・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態
・電源アダプターを接続し Windows を起動
・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態
※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。
バッテリーの駆動時間と充電時間の測定結果は以下のとおり。
バッテリー駆動時間 | 4時間 48分 |
---|---|
バッテリー充電時間 (50%までの充電時間) |
1時間 2分 |
バッテリー充電時間 (80%までの充電時間) |
1時間 36分 |
バッテリー充電時間 (100%までの充電時間) |
2時間 36分 |
バッテリー性能はそれなりです。
使うシーンに合わせて画面の明るさや音量を適正レベルに調整すればバッテリー駆動時間を伸ばすことができますが、実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するので、参考値としてください。
クリエイティブ性能の評価
クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間の計測で評価します。
RAWデータ現像
RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。
■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector
Adobe Photoshop Lightroom
Adobe Photoshop Lightroom Classic
■条件等
・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し
・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)
・プリセット等 編集は適用しない
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)
処理時間 | |
---|---|
PhotoDirector | 48.4秒 |
Photoshop Lightroom | 42.1秒 |
Lightroom Classic | 42.1秒 |
動画エンコード
動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。
■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector
■条件等
・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力
(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)
・動画再生時間 10分間
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)
処理時間 | 3分32秒6 |
---|
クリエイティブ性能レベルは意外と優秀です。クリエイティブ性能の高い機種の処理時間とほぼ同等です。
駆動音・表面温度のチェック
駆動音のチェック
駆動音は負荷の高い処理になると排熱のため「サーッ」というファンの回転音(排気音)がわずかに大きくなる程度です。耳ざわりに感じるほどではありません。
平常時はもちろん静かなので、駆動音については気にしなくて良いでしょう。
表面温度のチェック
本体の表面温度については、負荷のかかる処理になると、キーボード奥 中央付近が温かくなりますがタイピングに影響があるほどではありません。
パームレストは本体内部の熱の影響がないので不快な感じはありません。
以下は平常時と動画エンコード時の表面温度の測定結果です。
キーボードの表面温度【単位:℃、測定時の室温:24℃】
左側の画像:平常時(Windows起動後10分放置)
右側の画像:動画エンコード時(10分間の動画エンコード終了直前)
サウンド チェック
Inspiron 15 5000(5593) には サウンドユーティリティソフト「MaxxAudio Pro」がプリインストールされています。
サウンドに合わせたプリセットが数多く設定されているほか、スピーカーやヘッドフォンなどサウンドを再生する機器に合わせて、お好みのサウンドにチューニングすることができます。
実際にサウンドを聴いてみた印象としては・・・
■スピーカー
音域が広く意外と高音質サウンド。
こもった感じもするが(タイピングしていない状態でも)許容できるレベル。
ただし、タイピングしている状態ではこもった感じが顕著になる。
スピーカーから出力された音はデスクやテーブルで反射させる仕組みなので、置き場所により音質が変化する点はチェックしておきたい。
■ヘッドホン
スピーカーで聞く音質とほとんど同じで劇的に音質が良くなるわけではない。
Windows の起動・再起動 時間計測
Windows の起動、再起動時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。
起動 | 再起動 | |
---|---|---|
1回目 | 11.8秒 | 24.1秒 |
2回目 | 13.0秒 | 24.6秒 |
3回目 | 12.5秒 | 24.6秒 |
4回目 | 13.0秒 | 25.1秒 |
5回目 | 12.6秒 | 23.9秒 |
平均 | 12.6秒 | 24.5秒 |
体感的にも結果が示す通り「早い」です。待ちのストレスを感じることはほとんどないと思います。
なお、実際の使用にあたってはインストールしているアプリや使い方などにより起動時間は変動するときもあるので参考値としてください。
付属品
Inspiron 15 5000(5593) の本体ほか同梱品一式です。
電源アダプター、電源コード、ドキュメント類が付属しています。
なお、マニュアル類は簡易的でかんたんな内容が記載されている程度ですが、製品の使い方や取り扱いに関する詳細な情報はデル公式サイトで公開されています。
まとめ
以上、『Inspiron 15 5000(5593)』のレビュー記事をお届けしました。
Inspiron 15 5000(5593) はスタンダードタイプのノートPCとして性能レベルが高く、実際に使用しても軽快な動作で快適なパフォーマンスを実感できます。
価格はクーポン適用で税込 5万円台後半から。
性能レベルが高いわりに価格が抑えられているところもポイント。
キートップの素材がおさえめだったり、ネットワークポートの通信速度が低かったり、ところどころコストダウンしている印象を受けましたが、性能レベルの高さは十分満足できます。価格以上に高性能で高コスパなモデルです。
評価のポイントをまとめると・・・
高評価のポイント
・軽快な動作で使用感もグッド
・クリエイティブ性能が意外と高い
・心地よいタイプ感のキーボード
・価格以上に高性能で高コスパ
チョット残念なところ
・キーの素材に少しチープな印象を受けるかも
・ネットワークポートがギガ対応していない
※価格は記事執筆時点。
ラインナップしているモデルや価格、クーポン割引率などの最新情報は、デル直販サイト「デルオンラインストア」でチェックできます。