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真正面

日本HPの HP ENVY All-in-One 32 は第10世代インテル Core プロセッサーと NVIDIA GeForce RTX 20 シリーズを搭載したクリエイター向けの高性能な液晶一体型PC です。

クリエイター向けのモデルらしく性能レベルが非常に高い!

クリエイティブな作業を超快適なパフォーマンスでこなせるパワーの搭載にくわえ、4K解像度の 31.5インチ大画面に描画される映像はとにかくキレイ! シビアな写真編集もイメージ通りにこなせます。

また、モダンでスタイリッシュなデザインはオフィスや書斎のインテリアにもマッチします。

まさに、完成度の高いクリエイティブなオールインワンPC といえるモデルです。

■HP ENVY All-in-One 32 の特徴

  • 第10世代インテル Core プロセッサー(デスクトップ向け)を搭載
  • オフィス空間や書斎のインテリアにマッチするモダンでスタイリッシュなデザイン
  • 大画面 31.5インチ・4Kディスプレイに描画される映像は超高精細でとにかくキレイ!
  • デジタルシネマ向けの色域「DCI-P3」を98%カバー
  • スマートフォンと画像データやファイル共有がシームレスにできる
  • ワイヤレスチャージ機能を搭載しスマートフォンなどのQi(チー)対応デバイスをかんたんに充電できる
  • ポップアップ式 WEBカメラは Windows Hello 顔認証センサーを搭載
  • Bang & Olufsen 2.1chサウンドシステムの搭載により臨場感と迫力のあるサウンドを体感できる

レビューでは、前半で外観デザイン、ディスプレイ、キーボード・マウスなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能レビューを行います。

斜め

レビュー内容は 2020年8月27日時点のものです。

 

スペック構成

HP ENVY All-in-One 32 には「パフォーマンスモデル」「パフォーマンスプラスモデル」「プロフェッショナルモデル」がラインナップしています。

パフォーマンスモデル パフォーマンスプラスモデル クリエイターモデル
OS Windows 10 Pro (64bit)
CPU インテル Core i7-10700 プロセッサー インテル Core i9-10900 プロセッサー
メモリ 16GB (8GB×2) DDR4-2933MHz 32GB (16GB×2) DDR4-2933MHz
ストレージ 512GB SSD (PCIe NVMe M.2)+2TB HDD (SATA, 5400回転) 512GB SSD (PCIe NVMe M.2)+2TB HDD (SATA, 5400回転)+インテル Optane メモリー H10 & ソリッドステート・ストレージ (32GB / NVMe M.2) 1TB SSD (PCIe NVMe M.2)+2TB HDD (SATA, 5400回転)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 31.5インチワイド・UHD 4Kブライトビュー・IPSディスプレイ
※アンチリフレクションコーティング仕様
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q design グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 2080 Super with Max-Q design グラフィックス
LAN 10/100/1000 Mbps オンボードネットワークコネクション
ワイヤレス IEEE802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0
カメラ HP Wide Vision 5MP IR ポップアッププライバシーカメラ (約200万画素)
本体サイズ(W×D×H) 約 720×214×557 mm / モニター傾斜角度 85°~115°
質量 約 13.8 kg

ラインナップしているモデルの詳細スペックや価格は日本HP公式サイトでご確認ください。

真正面

HP ENVY All-in-One 32
税込 32万円台から

ここではメーカーからお借りした実機「プロフェッショナルモデル」を試用してレビューを行います。

■レビュー機のスペック
Windows 10 Pro/Core i5-9500/8GBメモリ/500GB HDD

 

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外観チェック

モダンでスタイリッシュデザイン

HP ENVY All-in-One 32 はモダンでスタイリッシュなデザイン。オフィスや書斎のインテリアにもマッチします。

背面側(斜め)

前後からの外観です。

真正面
正面側

背面側
背面側

左右側面からの外観です。

左右側面
奥行きは およそ18cm

上面からの外観です。

上面
上面側

スタンドは本体をシッカリと支えてくれる安定感があります。

スタンド(背面側)

スタンド(台座)
スタンド台座は木目調仕上げ

 

WEBカメラはポップアップ式で顔認証機能を搭載

WEBカメラはポップアップ式です。カメラユニットをプッシュすることでポップアップさせたり収納したりすることができます。

カメラユニット
上の画像がカメラ収納時
下の画像はカメラ使用時

また、カメラは顔認証に対応しています。Windows Hello の機能を使って認証情報を登録しておけば顔認証でかんたんに Windows にサインインできます。

顔認証でサインイン

認証精度は良好でパソコンの前に座るだけでパスワードを入力することなくサインインできます。

カメラを収納しているときは顔認証を使った Windows サインインはできませんが、ビデオチャットのときなど見せたくない光景を遮断できるメリットがあります。

 

Bang & Olufsen 2.1ch サウンドシステムのスピーカー搭載

スピーカーは Bang & Olufsen 2.1ch サウンドシステムスピーカーを搭載しています。

スピーカー
スピーカー部分はファブリック素材でカバー

デザイン性の高さもさることながら、スピーカーから出力されるサウンドは臨場感にくわえ重低音が効いていて映画やYoutubeの動画も迫力のサウンドで楽しめます。(詳細は後半の「サウンド チェック」ご覧ください。)

 

スマートフォンのワイヤレス充電ができる

HP ENVY All-in-One 32 はワイヤレス充電機能を搭載しています。

ワイヤレス充電機能
ワイヤレス充電機能を搭載

本体のスタンド台座にスマートフォンなどの Qi(チー)対応デバイスを置くだけでワイヤレス充電ができます。

スマートフォンの充電
Qi対応デバイスのワイヤレス充電が可能

 

 

インターフェースのチェック

十分なインターフェースを実装

HP ENVY All-in-One 32 は十分なインターフェースを実装しています。

ポート類(画面下部)
背面側のポート類

■背面側
①SuperSpeed USB Type-C 10 Gbps
・Thunderbolt 3 (40Gbps)
・Power Delivery, DisplayPort 1.2
②SuperSpeed USB Type-C 10Gbps
③SuperSpeed USB Type-A 10Gbps×2
④HDMI入力端子
⑤HDMI出力端子
⑥LANポート
⑦電源コネクタ
⑧セキュリティロックケーブル用スロット

 

ポート類(画面左右)
画面左右のポート類

■左右側面
⑨SDカードスロット
⑩ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート
⑪SuperSpeed USB Type-A 5Gbps
(バッテリーチャージ機能対応)
⑫電源ボタン(LED内蔵)

SDカードリーダーはプッシュロック式です。

SDカード リーダー
SDカードを挿し込んでいる状態

比較的使用頻度の高い USBポートや SDカードリーダー、ヘッドフォンジャックをアクセスしやすい画面側面に実装しているところは好印象です。

 

ディスプレイのチェック

31.5インチ・4Kディスプレイに描画される映像は超高精細でとにかくキレイ!

HP ENVY All-in-One 32 のディスプレイは 31.5インチの大画面液晶です。

大画面に描画される映像は超高精細でとにかくキレイ!

ディスプレイに描画された映像(気球)

画面に表示される文字も大きく見やすいです。

画面に表示される文字の大きさ
テキストスケーリングの推奨値は 150%

キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測したトーンカーブは、RGBともに ほぼ45度の角度で理想的です。

トーンカーブ
キャリブレーション目標値
・輝度:120cd/m2
・白色点:CIEイルミナントD65
・ガンマ:2.2

色域の計測結果です。

色域色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)

sRGBカバー率 100.0%
Adobe RGBカバー率 87.1%
DCI-P3カバー率 96.2%

色調のバランス、色域ともに優秀です。

 

3辺狭額ベゼルで没入感がアップ!作業にも集中できる

31.5インチの大画面でも上左右のベゼル(ディスプレイのフレーム枠)は狭額縁で、その幅は鉛筆の太さより少し広い程度です。

ディスプレイのベゼル

狭額ベゼルは、見た目のスッキリさにくわえ映像への没入感がアップし作業にも集中できるメリットがあります。

 

反射防止コーティングにより画面映り込みを低減

ディスプレイの映り込み具合をチェックします。

画面映り込み(電源オフ時)
電源オフ時

画面映り込み(電源オン時)
電源オン時

HP ENVY All-in-One 32 の液晶パネルにはアンチリフレクションコーティング(反射防止コーティング)が施されています。

反射防止コーティングにより画面への映り込みはかなり低減されています。眼への負担も軽減できます。

 

広い視野角で斜めから見る映像もキレイ

視野角は、水平方向/垂直方向ともに広く、斜めから見る映像も鮮明でキレイです。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

 

チルト(モニター傾斜角度)は十分な範囲をカバー

ディスプレイのチルト(モニター傾斜角度)範囲です。

モニター傾斜角度チルトの範囲は 85°~115°(-5°~+25°)

チルトの範囲は十分な範囲をカバーしています。

 

OSDボタンでディスプレイ設定を変えられる

HP ENVY All-in-One 32 には OSD(On Screen Display)ボタンが実装されています。

OSDボタン
矢印の指すところが OSDボタン

OSDボタンで操作パネルを表示し、輝度・コントラストなどを調整することができます。

OSDメニュー

なお、画面設定はユーティリティソフト「HP DisplayControl」でも変更が可能です。

HP DisplayControl
HP DisplayControl はタスクトレイから起動できる

 

キーボード&マウスのチェック

HP ENVY All-in-One 32 にはワイヤレスキーボードとマウスが同梱されています。

キーボードとマウス

なお、レシーバーは本体内部に取り付けられています。

 

標準的なレイアウトでタイピングしやすいキーボード

キーボードレイアウトは標準的です。

キーボードレイアウト標準的なレイアウト
(クリックで拡大表示できます)

キーボードはフルサイズです。

キーボードに両手を置いたときのイメージ
フルサイズキーボード

キーストロークは浅すぎず深すぎず、心地よい打鍵感があってタイピングしやすいキーボードです。

キーストローク
カタカタというタイプ音で比較的静かな音

キートップはほぼフラットな形状です。サラサラとした感触で指先のフィット感は良好です。

キートップ

キーボードの電源は 単4乾電池 2本です。

キーボード電源

 

キーボードはマルチデバイス対応

キーボードはマルチデバイス対応です。

スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスのキーボードとして共有できます。

マルチデバイスキーボード
赤枠内のキーを押してデバイスを切り替える

スマートフォンやタブレットなどをキーボードに立てかけて外部キーボードとして使うことができます。

外部キーボードとして

また、ファイル共有アプリケーション「HP QuickDrop」を使えば、パソコンとスマートフォンで写真や動画などのファイル共有も可能です。

実際に使ってみましたが、パソコンとスマートフォンでシームレスな連携がかんたんにできて利便性の高さを感じさせてくれるアプリです。

 

手のひらにフィットするマウス

マウスはスクロールホイールが付いたシンプルなタイプです。

マウス
サイドボタンのないシンプルなマウス

手のひらにフィットするサイズで重量感は軽め、フツウに扱いやすいマウスです。

マウスは手のひらにフィット

マウスの電源は単4乾電池 2本です。

マウス電源

 

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークによる性能評価では、レビュー機の CPU・グラフィック・ストレージ性能のほか総合的なパフォーマンスをチェックします。

■レビュー機の基本スペック

OS Windows 10 Pro(64bit)
CPU インテル Core i9-10900
メモリ 32GB DDR4-2933MHz
ストレージ 1TB SSD + 2TB HDD
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 2080 Super with Max-Q design

■使用したベンチマーク

比較項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能 3DMark FireStrike
ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 10

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R20 と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。

評価にあたっては性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・インテル Core i7-9700 プロセッサー
(当サイトで計測したスコアの平均値)
・インテル Core i9-10885H プロセッサー
(HP ENVY 15 2020年モデルの計測スコア)
・AMD Ryzen 7 4700U プロセッサー
(HP ENVY x360 15 2020年モデルの計測スコア)

■CINEBENCH R20

CPU
Core i9-10900(レビュー機)
4732 cb
Core i7-9700(平均値)
3173 cb
Core i9-10885H(HP ENVY 15)
3169 cb
Ryzen 7 4700U(HP ENVY x360 15)
2832 cb

■CPU Mark (PassMark PerformanceTest)

CPU Mark
Core i9-10900(レビュー機)
21258.0
Core i7-9700(平均値)
16347.1
Core i9-10885H(HP ENVY 15)
16372.4
Ryzen 7 4700U(HP ENVY x360 15)
15838.6

結果をみてのとおり、インテル Core i9-10900 プロセッサーはとてもパワフルです。

以下の基本仕様からもパワフルさは推察できると思います。

Core i9-10900 Core i7-9700 Core i9-10885H Ryzen 7 4700U
CPUコア数 10 8 8 8
スレッド数 20 8 16 8
基本クロック 2.8GHz 3.0GHz 2.4GHz 2.0GHz
最大ブースト・クロック 5.20GHz 4.70GHz 5.30GHz 4.1GHz

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

レビュー機に搭載されている「NVIDIA GeForce RTX 2080 Super with Max-Q design グラフィックス」は NVIDIA RTX Studio に対応しています。

NVIDIA RTX Studio とは、クリエイティブワークフローを効率よく実行するために設計されたプラットフォームで、Adobe Dimension や Adobe Photoshop Lightriim など 200以上のクリエイティブアプリケーションが NVIDIA GPU で高速化されます。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・NVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q design
・NVIDIA GeForce RTX 2060
・NVIDIA GeForce RTX 2060 with Max-Q design
※それぞれ当サイトで計測したスコアの平均値を使用

3DMark FireStrike

3DMark FireStrike のベンチマーク結果です。

なお、Fire Strike は DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Fire Strike
RTX 2080 Super with Max-Q
17731
RTX 2070 with Max-Q
14153
RTX 2060
16617
RTX 2060 with Max-Q
12737

ドラゴンクエストX[軽量級のゲームタイトル]

ドラゴンクエストX のベンチマーク結果です。

ドラゴンクエストX
RTX 2080 Super with Max-Q
24511
RTX 2070 with Max-Q
20475
RTX 2060
21434
RTX 2060 with Max-Q
22912

※最高品質/解像度 1920×1080で実施

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲームタイトル]

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズのベンチマーク結果です。

漆黒のヴィランズ
RTX 2080 Super with Max-Q
17576
RTX 2070 with Max-Q
14129
RTX 2060
15690
RTX 2060 with Max-Q
14226

※最高品質/解像度 1920×1080で実施

ファイナルファンタジーXV[重量級のゲームタイトル]

ファイナルファンタジーXV のベンチマーク結果です。

ファイナルファンタジーXV
RTX 2080 Super with Max-Q
7088
RTX 2070 with Max-Q
6060
RTX 2060
7164
RTX 2060 with Max-Q
5441

※高品質/解像度 1920×1080で実施

 

レビュー機のスコアは、高性能なグラフィックスのベンチマーク結果とくらべても優秀です。

一部のベンチマークでスコアが伸び悩んでいるところもありますが、Max-Q design 付きのグラフィックスによるものだと思います。

Max-Q design 付きのグラフィックスは薄型で電力効率が最適化されていますがパフォーマンスは若干ひかえめになる特徴があるためです。

とはいえ、高レベルであることには違いはなく、パフォーマンスとしては十分満足できるレベルです。

 

ストレージ性能

レビュー機のストレージは SSD(NVMe対応) + HDD(5400回転) のデュアルドライブ構成です。

ストレージ性能については、CrystalDiskMark を使用して計測したデータ転送速度で評価します。

データ転送速度
SSD ドライブのデータ転送速度

データ転送速度
HDD ドライブのデータ転送速度

SSD は NVMe 対応で 1TB の大容量、データアクセスも超高速で Windows やアプリの起動も早いです。

参考までに SSD は大容量になるほどデータ転送速度が速くなる傾向があります。目安として 512GB以上で速度の違いが顕著になってきます。

HDD は平均的なスコアで SSD にくらべデータ転送速度は遅いですが、データ保存ドライブなのでストレージ全体の快適度が下がることはないはずです。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 で実際の使用を想定した性能評価を行います。

評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした ENVY シリーズのスコアと比較します。

・HP ENVY 15 (2020年モデル)
・HP ENVY x360 15 (2020年モデル)

いずれもノートPC ですが、同じクリエイター向けのモデルとして HP ENVY All-in-One 32 の性能レベルの違いがわかると思います。

■基本スペック

スペック HP ENVY All-in-One 32 HP ENVY 15
(2020年モデル)
HP ENVY x360 15
(2020年モデル)
CPU インテル Core i9-10900 インテル Core i9-10885H AMD Ryzen 7 4700U
メモリ 32GBメモリ 32GBメモリ 16GBメモリ
ストレージ 1TB SSD(NVMe) + 2TB HDD(5400回転) 2TB SSD(NVMe) 1TB SSD(NVMe)
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 2080 Super with Max-Q NVIDIA GeForce RTX 2060 with Max-Q AMD Radeon Graphics

 

ベンチマーク結果は以下のとおりです。

Total Score
HP ENVY AiO 32 (レビュー機)
6984
HP ENVY 15 (2020年モデル)
5278
HP ENVY x360 15 (2020年モデル)
4389
 Essentials
HP ENVY AiO 32 (レビュー機)
9753
HP ENVY 15 (2020年モデル)
8194
HP ENVY x360 15 (2020年モデル)
9080
基準値
4100
 Productivity
HP ENVY AiO 32 (レビュー機)
8372
HP ENVY 15 (2020年モデル)
6878
HP ENVY x360 15 (2020年モデル)
7643
基準値
4500
 Digital Contents Creation
HP ENVY AiO 32 (レビュー機)
5640
HP ENVY 15 (2020年モデル)
3917
HP ENVY x360 15 (2020年モデル)
5336
基準値
3450
 Gaming
HP ENVY AiO 32 (レビュー機)
13968
HP ENVY 15 (2020年モデル)
9504
HP ENVY x360 15 (2020年モデル)
2711

※テスト項目説明
 Total Score(総合的な評価)
 Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)
 Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)
 Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)
 Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)
※基準値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア

 

レビュー機と HP ENVY 15 のスコアは、ゲーミングテスト以外は思いのほかスコアが出ていないように感じます。

いずれも NVIDIA RTX Studio に対応したモデルで NVIDIA GPU で高速化されるはずですが、おそらくベンチマークソフトは NVIDIA RTX Studio による最適化が行われておらず、これがスコアに影響したものと考えられます。

実際のところ、後述するクリエイティブ性能の評価ではとても優秀な結果でした。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間の計測で評価します。

評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した「HP ENVY 15 (2020年モデル)」「HP ENVY x360 15 (2020年モデル)」の処理時間を比較します。

RAW現像イメージ

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector
Adobe Photoshop Lightroom
Adobe Photoshop Lightroom Classic

■条件等
・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し
・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)
・プリセット等 編集は適用しない
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PhotoDirector
HP ENVY AiO 32 (レビュー機)
36秒0
HP ENVY 15 (2020年モデル)
39秒3
HP ENVY x360 15 (2020年モデル)
44秒5
Photoshop Lightroom
HP ENVY AiO 32 (レビュー機)
22秒6
HP ENVY 15 (2020年モデル)
21秒2
HP ENVY x360 15 (2020年モデル)
25秒2
Lightroom Classic
HP ENVY AiO 32 (レビュー機)
27秒6
HP ENVY 15 (2020年モデル)
26秒5
HP ENVY x360 15 (2020年モデル)
32秒0

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector
(筆者所有のソフトウェア)

■条件等
・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力
(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)
・動画再生時間 10分間
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PowerDirector
HP ENVY AiO 32 (レビュー機)
1分31秒5
HP ENVY 15 (2020年モデル)
1分37秒6
HP ENVY x360 15 (2020年モデル)
3分5秒1

 

NVIDIA RTX Studio に対応した2つのモデルは、実際のソフトウェアを使った評価でとても優秀な結果を得られています。

レンダリング(編集内容の画面への反映)についても なめらかな描画で処理もスムーズです。クリエイティブ作業も快適なパフォーマンスでスピーディにこなせます。

 

駆動音・パーツ温度のチェック

駆動音のチェック

平常時は静かです。

高負荷時は「フーッ」という排気音が少し大きくなるときがあります。個人差はありますが耳ざわりに感じるかもしれません。

負荷が低減すると即応するように音も静かになります。

パーツ温度のチェック

動画エンコード時とベンチマーク実行時について CPU の動作周波数と温度を計測、それらの関係をグラフ化しました。

動画エンコード時の CPU温度
動画エンコード時の CPU動作周波数と温度
(10分間の動画エンコード処理)
[室温:25℃]

ベンチマーク時の CPU温度
ベンチマーク実行時の CPU温度
(ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズを1回実行)
[室温:25℃]

CPU は高負荷な状態でも温度が 80℃近くになると動作周波数を下げる傾向があるようですが、高パフォーマンスを維持しながら安定して推移しています。

 

サウンド チェック

HP ENVY All-in-One 32 は、Bang & Olufsen 2.1ch サウンドシステムスピーカーを搭載しています。

B&Oロゴ

サウンド・ユーティリティソフトもインストールされており、プリセットやイコライジング機能でお好みの音質にチューニングすることもできます。

サウンドユーティリティソフト
サウンド ユーティリティソフト

以下は、実際にサウンドを聴いてみた印象です。

■スピーカー
低音域から高音域まで広い音域を再現していて高音質。
重低音が効いているのでサウンド全体の重厚感がアップする。
ヘッドホンがなくても音の広がりがあり映画やYoutubeの動画も迫力のサウンドで楽しめる。

■ヘッドホン
スピーカー同様、高音質。
周囲の雑音がないぶん、音楽に没頭できる。
重低音を体感するならスピーカーがおすすめ。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動時間、再起動時間、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動 再起動 シャットダウン
1回目 10.8秒 35.7秒 15.7秒
2回目 10.7秒 35.3秒 15.7秒
3回目 10.8秒 34.6秒 15.6秒
4回目 10.8秒 33.8秒 16.6秒
5回目 10.8秒 35.9秒 16.2秒
平均 10.8秒 35.1秒 16.0秒

起動とシャットダウン時間は体感的にも早いです。

再起動は時間が少しかかりますが、それでも30秒ちょっとなので「処理が遅い」と感じることはないでしょう。

なお、実際の使用にあたってはインストールしているアプリや使い方などにより起動時間は変動するので参考値としてください。

 

付属品

HP ENVY All-in-One 32 の本体ほか付属品一式です。

同梱品一式

付属品は電源アダプター、電源コード、キーボード、マウス、ドキュメント類です。

電源アダプターの最大出力は 330W、大きさは縦横 約15cm とデカいです。

電源アダプター

また、付属しているドキュメントは以下のとおりです。

ドキュメント類
■ドキュメントの構成
・セットアップ手順
・困ったときのHPサポートガイドブック
・サポートガイド(保証規定)
・速攻!HPパソコンナビ特別版
・将来の下取りでプレミアムキャッシュバック受け取りの案内
・アンケートの案内
・お友達・ご家族紹介キャンペーン

 

まとめ

以上、HP ENVY All-in-One 32 のレビュー記事をお届けしました。

HP ENVY All-in-One 32 はパワフルな性能で、写真・動画編集などクリエイティブな作業も超快適にこなせます。

性能レベルの高さにくわえ高品質でデザイン性もグッド、スマートフォンなどのマルチデバイス連携機能など使いやすさにもすぐれた完成度の高さは、クリエイターも満足できるモデルといえます。

評価のポイントをまとめると・・・

高評価のポイント

  • 写真・動画編集などコンテンツ制作がパワフルに超快適にできる
  • モダンでスタイリッシュなデザインはインテリアにマッチする
  • 4K解像度の大画面は色調バランスや色域が優秀、描画される映像は超高精細でとにかくキレイ!
  • スピーカーから出力されるサウンドは重低音が効いて高音質。臨場感と迫力のあるサウンドを体感できる
  • 性能・品質・デザイン・使いやすさなどオールインワンPCとして完成度が高い

チェックしておきたいところ

  • 本体重量が約14kgあるため設置作業がたいへん(2人以上での作業を推奨)

ラインナップしているモデルの詳細スペックや価格などの最新情報は日本HP直販「HP Directplus」公式サイトでご確認ください。

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