HP EliteDesk 8 Mini G1i Desktop AI PC レビュー:幅広い業務をより快適にこなせる超小型デスクトップ

 

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貸出機材提供:株式会社日本HP

左振り(横置き)

日本HP が販売する HP EliteDesk 8 Mini G1i Desktop AI PC [以下、EliteDesk 8 Mini G1i と記載]は、同社の超小型デスクトップの中でも上位に位置づけられるモデルです。インテル Core Ultra プロセッサー(シリーズ2)を搭載し、ビジネス用途に求められる処理性能と AI 処理能力を備えています。

最大13TOPS(1秒間に13兆回の演算処理)の NPU を内蔵したプロセッサーの採用により、超小型タイプでも幅広い業務で安定したパフォーマンスを発揮。ベンチマークでも、ビジネス用途には十分な結果が得られました。

レビューでは、メーカーからお借りした実機を試用し、前半で外観デザインや本体内部をチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。

また、本機種の下位シリーズに相当する ProDesk 4 Mini G1i にも同じプロセッサーを搭載したモデルが用意されています。本記事は、両機種の違いにも触れながら、選び方の参考になるよう構成しています。ぜひ最後までご覧ください。

■HP EliteDesk 8 Mini G1i Desktop AI PC の特徴

  • インテル Core Ultra プロセッサー(シリーズ2)を搭載
  • 日常業務からやや負荷のかかる作業まで幅広く対応可能
  • 超小型で縦置き/横置きのどちらも可能(オプションのタワースタンドで安定感アップ)
  • ダイレクトマウントでモニターと一体化できる
  • 超小型でも豊富なインターフェースを搭載
  • 2つの選択可能ポートで より高い拡張性を実現
  • 最大 4画面出力に対応(DisplayPort2.1×2、HDMI2.1×1、オプションの選択可能ポート×1)
  • HP Wolf Security for Business による高度なセキュリティ機能を搭載
  • USB 有線キーボードとマウスが付属

右振り(縦置き)

レビューは 2025年12月25日時点の内容です。

 

スペック構成

EliteDesk 8 Mini G1i は、プロセッサー/メモリ/ストレージの組み合わせにより複数のモデルがラインナップ。OS を含めた柔軟なカスタマイズも可能です。

おもなスペック構成は以下のとおり。

OS ■Windows 11 Home
■Windows 11 Pro
プロセッサー ■インテル Core Ultra 5 プロセッサー 225T
■インテル Core Ultra 5 プロセッサー 235T
■インテル Core Ultra 7 プロセッサー 265T
■インテル Core Ultra 9 プロセッサー 285T
メモリ ■8GB(8GB×1)
■16GB(8GB×2)
■16GB(16GB×1)
■32GB(16GB×2)
■64GB(32GB×2)
※PC5-5600(最大 56600MT/s で動作) (最大容量 64GB)
ストレージ1 ■256GB SSD (M.2 NVMe PCIe Value)
■512GB SSD (M.2 NVMe PCIe Value)
■1TB SSD (M.2 NVMe PCIe Value)
■2TB SSD (M.2 NVMe PCIe TLC)
ストレージ2 ■なし
■256GB SSD (M.2 NVMe PCIe Value)
■512GB SSD (M.2 NVMe PCIe Value)
■1TB SSD (M.2 NVMe PCIe Value)
■2TB SSD (M.2 NVMe PCIe TLC)
グラフィックス ■インテル UHDグラフィックス 2Xe (Core Ultra 5 225T 内蔵)
■インテル UHDグラフィックス 3Xe (Core Ultra 5 235T 内蔵)
■インテル UHDグラフィックス 4Xe (Core Ultra 7 265T / Core Ultra 9 285T 内蔵)
※2Xe, 3Xe, 4Xe は Xe-core 数で、インテル GPUアーキテクチャの基本構成単位。
LAN インテル I219-LM ギガビットネットワークコネクション (10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T自動切替、Wake-On-LAN対応)
ワイヤレス ■なし
■Realtek RTL8852CE Wi-Fi 6E Bluetooth5.3(vPro非対応)
■Intel BE200 Wi-Fi 7 Bluetooth5.4(vPro非対応)
■Intel BE200 Wi-Fi 7 Bluetooth5.4(vPro対応)
本体サイズ (W×D×H) 約 177×181×34 mm
重量 約 1.42kg (タワースタンド含まず)

また、本機種の下位シリーズに相当する ProDesk 4 Mini G1i とのおもな違いは以下のとおり。

スペック項目 EliteDesk 8 Mini G1i
(レビュー機)
ProDesk 4 Mini G1i
プロセッサー ■インテル Core Ultra 5 プロセッサー 225T
■インテル Core Ultra 5 プロセッサー 235T
■インテル Core Ultra 7 プロセッサー 265T
■インテル Core Ultra 9 プロセッサー 285T
■インテル Core Ultra 5 プロセッサー 225T
■インテル Core Ultra 5 プロセッサー 235T
■インテル Core Ultra 7 プロセッサー 265T
メモリ ■8GB(8GB×1)
■16GB(8GB×2)
■16GB(16GB×1)
■32GB(16GB×2)
■64GB(32GB×2)
※PC5-5600(最大 56600MT/s で動作) (最大容量 64GB)
■8GB(8GB×1)
■16GB(8GB×2)
■16GB(16GB×1)
■32GB(16GB×2)
※PC5-5600(最大 56600MT/s で動作) (最大容量 64GB)
ストレージ1 ■256GB SSD (M.2 NVMe PCIe Value)
■512GB SSD (M.2 NVMe PCIe Value)
■1TB SSD (M.2 NVMe PCIe Value)
■2TB SSD (M.2 NVMe PCIe TLC)
■256GB SSD (M.2 NVMe PCIe Value)
■512GB SSD (M.2 NVMe PCIe Value)
■1TB SSD (M.2 NVMe PCIe Value)
ストレージ2 ■なし
■256GB SSD (M.2 NVMe PCIe Value)
■512GB SSD (M.2 NVMe PCIe Value)
■1TB SSD (M.2 NVMe PCIe Value)
■2TB SSD (M.2 NVMe PCIe TLC)
■なし
■256GB SSD (M.2 NVMe PCIe Value)
■512GB SSD (M.2 NVMe PCIe Value)
■1TB SSD (M.2 NVMe PCIe Value)
グラフィックス ■インテル UHDグラフィックス 2Xe (Core Ultra 5 225T 内蔵)
■インテル UHDグラフィックス 3Xe (Core Ultra 5 235T 内蔵)
■インテル UHDグラフィックス 4Xe (Core Ultra 7 265T / Core Ultra 9 285T 内蔵)
■インテル UHDグラフィックス 2Xe (Core Ultra 5 225T 内蔵)
■インテル UHDグラフィックス 3Xe (Core Ultra 5 235T 内蔵)
■インテル UHDグラフィックス 4Xe (Core Ultra 7 265T 内蔵)
ワイヤレス ■なし
■Realtek RTL8852CE Wi-Fi 6E Bluetooth5.3(vPro非対応)
■Intel BE200 Wi-Fi 7 Bluetooth5.4(vPro非対応)
■Intel BE200 Wi-Fi 7 Bluetooth5.4(vPro対応)
■なし
■Intel AX211 Wi-Fi 6E + Bluetooth5.3 (vPro非対応)
■Intel AX211 Wi-Fi 6E + Bluetooth5.3 (vPro対応)
本体サイズ (W×D×H) 約 177×181×34 mm 約 177×181×34.2 mm
重量 約 1.42kg (タワースタンド含まず) 約 1.19kg (タワースタンド含まず)

 
詳しいスペックや価格、キャンペーンなど最新情報は日本HP公式サイトをご確認ください。

アイキャッチ

HP EliteDesk 8 Mini G1i Desktop AI PC
税込17万円台から

※HP EliteDesk 8 Mini G1i Desktop AI PC は法人向けモデルですが、個人ユーザーや SOHO、フリーランスのユーザーも購入できます。

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外観チェック

スクエアなデザインで超コンパクト

EliteDesk 8 Mini G1i は、スクエアなフォルムが特徴の非常にコンパクトなデザインです。

正面左振り(横置き)

正面右振り(横置き)

なお、HP の法人向け超小型デスクトップでは共通のデザインコンセプトが採用されており、外観上の違いはフロントパネルのブランドロゴやポートの配置といった部分に現れます。また、本体内部のパーツ構成やヒートシンクの素材などでもシリーズ間で差別化が図られています。

以下は、レビュー機の前後左右からの外観です。

外観(前後)
前面側と背面側

外観(左右)
左右側面

前面側の右下には「EliteDesk」のブランドロゴを配置。一方、下位シリーズの ProDesk では「ProDesk」のロゴが配置されます。

 
また、天面側と底面側はこちら。

本体天面
天面側

本体底面
底面側

底面には VESAマウントに対応したネジ穴があり、それらを囲むようにゴム足が実装されています。設置時の安定感も良好です。

本体底面
VESAマウント対応のネジ穴

VESAマウントに対応したネジ穴に純正アクセサリーの「HP Quick Release 2」や「ダイレクトマウントブラケット」を取り付ければ、対応モニターの背面に直接装着して一体化させることができます。

以下は、HP Quick Release 2 を使用したダイレクトマウント対応モニター背面への取り付けイメージの動画です。

活用事例はこちら。

純正アクセサリーの詳細については、公式サイトをご覧ください。

 

縦置きできる

EliteDesk 8 Mini G1i は、縦置きに対応しています。専用の「タワースタンド」を利用することで倒れにくく安定して設置でき、机の端や棚の隙間など限られたスペースでも柔軟なレイアウトが可能です。

縦置き(その1)
タワースタンド

縦置き(その2)

縦置き(右振り)

縦置き(左振り)
タワースタンドで安定感がアップ

なお、タワースタンドは、購入時の標準構成では同梱されます。不要な場合はカスタマイズで「タワースタンドなし」を選択してください。550円減額されます。下位シリーズの ProDesk 4 Mini G1i も同様です。

 

省スペースに置ける

本体サイズは「177×181×34 mm」。EliteDesk 8 シリーズの超小型デスクトップで共通のサイズです。

※下位シリーズ ProDesk 4 Mini G1i のサイズは「177×181×34.2 mm」

本体の大きさのイメージは以下のとおり。

本体の大きさイメージ
ティシューボックス、B5ノート(本体の下)と大きさ比較

EliteDesk 8 Mini G1i は、デスクトップPCでありながら非常にコンパクト。設置場所を選ばず、机の上に置いても圧迫感がありません。省スペースに設置できるため、作業スペースを広く活用できます。

以下は、各種サイズのモニター(15.6/21.5/23.8インチ)と並べた際の大きさのイメージです。

モニター比較イメージ(15.6)
15.6インチモバイルモニターと大きさ比較

モニター比較イメージ(21.5)
21.5インチモニターと大きさ比較

モニター比較イメージ(23.8)
23.8インチモニターと大きさ比較

 

本体は超軽量

本体や電源アダプターの質量の実測値は以下のとおり。

重量の実測

・本体:1,195g
・電源アダプター:372g
・電源コード:109g

本体の質量は、一般的なモバイルノートに相当する軽さで非常に軽量です。設置や移動も手軽に行えます。

本体の重量感
本体は超軽量

電源アダプターの最大出力は 120W です。

電源アダプター出力容量

下位シリーズの ProDesk 4 Mini G1i では、同じプロセッサーを搭載したモデルでも最大出力が 90W でした。それと比較すると、本機は電力供給に余裕があり、高いパフォーマンスが期待できる構成といえます。

ただ、そのぶんアダプターのサイズはやや大きめです。とはいえ、省スペースに設置できる程度の大きさで、ケーブルも十分な長さが確保されています。アダプターをデスク下に置いて運用することも可能です。

電源アダプターの大きさ比較

電源アダプターの大きさ実測

 

インターフェースのチェック

超小型でもインターフェースは充実

EliteDesk 8 Mini G1i は、超小型ながら Thunderbolt 4 や DisplayPort など豊富なインターフェースを備えています。

インターフェース(前面側)

■前面側

①USB Type-C 20Gbps転送

②USB Type-A 10Gbps転送 ×2

③ヘッドフォン/マイクロフォンコンボジャック

④電源ボタン

インターフェース(背面側)

■背面側

⑤HDMI 2.1

⑥DisplayPort 2.1 ×2

⑦USB Type-A 5Gbps転送 ×2

⑧セキュリティロックケーブル用スロット

⑨選択可能ポート1(オプション:なし / VGA / HDMI 2.1 / USB Type-A 3.1 Gen1 ×2 / シリアルポート / USB Type-Cポート(10Gbps対応) Altモード から選択可能)

⑩選択可能ポート2(オプション:なし / シリアルポート / USB Type-A 5Gbps転送×2 から選択可能)

⑪Thunderbolt 4(Alt Mode)

⑫ネットワークポート(RJ45)ギガビット対応

⑬電源コネクター

上位シリーズらしく、利用シーンに応じて使い分けられる多様なポートを搭載しており、拡張性の面でも余裕があります。

なお、マルチディスプレイは、標準構成で 3画面出力に対応し、カスタマイズで選択可能ポートに映像出力ポートを追加することで最大4画面まで拡張できます。

 

本体内部のチェック

EliteDesk 8 Mini G1i の本体を分解、内部をチェックします。

※パーツの増設や換装は自己責任で行ってください。

 

本体内部へのアクセスはかんたん

内部へアクセスするには、固定用のネジを1本を十分にゆるめ、天面カバーを前面側へスライドさせるだけです。

なお、ネジの締め付けが固い場合は、一般的なマイナスドライバーやトルクスドライバー T15 を使用すれば問題なく対応できます。

カバー固定しているネジ
矢印の指すネジを十分にゆるめる

カバーをスライド
天面カバーを前面側へスライドする

カバーをはずす
前面パネルと天面カバーは一体化されている

本体内部の全体イメージです。

本体内部
本体内部の全体イメージ

本体内部
手前がフロント側

 
CPU実装エリアのカバーの下にはアルミニウム製と思われるヒートシンクが装着されています。

CPU実装エリア
CPUにはヒートシンクが装着

銅製ほどの熱伝導率はありませんが、アルミ製はコストと熱伝導性のバランスにすぐれており、コンパクトな筐体でも効率的な冷却を実現しています。冷却機構は十分に考慮されており、高負荷時でも安定した動作と静音性が期待できる設計です。

 
メモリ実装エリアはフロント側ファンの下にあり、ファンを持ち上げることで容易にアクセスできます。

メモリ実装エリア(その1)
メモリ実装エリア

メモリ実装エリア(その2)
ファンをフロント側から持ち上げる

メモリ実装エリア(その3)
メモリはシールドでカバーされている

メモリ実装エリア(その4)
メモリスロットは2つ

 
以下は、SSD とワイヤレスLAN の実装エリアです。

SSD 実装エリア
SSD スロットは2つ

SSD スロットは 2基搭載。レビュー機は SSDを 2基搭載していますが、SSD が 1基のみの場合は 後付けで増設することも可能です。

 
上記のとおり、本体内部へのアクセスは非常にかんたんで、メモリやSSDの増設・換装も柔軟に対応可能です。

さらに、内部構造がシンプルなためホコリの除去など定期的なクリーニング作業も容易です。こまめに清掃しておくことで内部にホコリがたまりにくくなり、安定した動作を維持しやすくなります。

なお、本体内部の基本的な構造やアクセス方法は、HP 法人向け超小型デスクトップで共通です。パーツのスペックやグレード、細部の構成で差別化が図られています。

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークでは、レビュー機の CPU・グラフィック・ストレージ性能のほか総合的なパフォーマンスを評価します。

■レビュー機の基本スペック

OS Windows 11 Pro
プロセッサー インテル Core Ultra 7 プロセッサー 265T
メモリ 32GB(16GB×2)
ストレージ 1TB SSD (M.2 PCIe NVMe) + 1TB SSD (M.2 PCIe NVMe)
グラフィックス インテル UHDグラフィックス 4Xe

■使用したベンチマーク

比較項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能 3DMark Time Spy
ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ[中量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 10

なお、ベンチマークの実施にあたっては、電源オプションの電源プランを「HP Optimized」に設定し、電源モードは「バランス」と「最適なパフォーマンス」の2モードそれぞれで実施しています。

電源プラン
電源プランの設定

電源モード
電源モードの設定

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R23(マルチコア/シングルコア) と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。

評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・インテル Core Ultra 7 265

・インテル Core Ultra 5 235

・インテル Core i7-14700F

・インテル Core i5-14400

・インテル Core i7-13700F

・インテル Core i5-13400

・AMD Ryzen 7 8700G

・AMD Ryzen 5 8500G

・インテル Core Ultra 7 258V (*1)

・インテル Core Ultra 5 228V (*1)

・AMD Ryzen AI 9 365 (*1)

・AMD Ryzen AI 7 350 (*1)

・AMD Ryzen AI 5 340 (*1)

・AMD Ryzen 7 250 (*1)

・AMD Ryzen 5 220 (*1)

※当サイトで計測したスコアの平均値
(*1)はノートパソコン向け CPU のスコア

 

CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価]

CINEBENCH R23 (マルチコア)
Core Ultra 7 265
32198 pts
Core i7-14700F
25086 pts
Core i7-13700F
24151 pts
Core Ultra 5 235
22200 pts
Ryzen AI 9 365
21895 pts
Core Ultra 7 265T (レビュー機/最適なパフォーマンス)
19383 pts
Core Ultra 7 265T (レビュー機/バランス)
18925 pts
Ryzen 7 8700G
16835 pts
Core i5-13400
14327 pts
Ryzen AI 7 350
14262 pts
Core i5-14400
13897 pts
Ryzen AI 5 340
12594 pts
Ryzen 7 250
12323 pts
Ryzen 5 8500G
11094 pts
Core Ultra 5 228V
9973 pts
Core Ultra 7 258V
9873 pts
Ryzen 5 220
9812 pts

 

CINEBENCH R23 (シングルコア)
Core Ultra 7 265T (レビュー機/最適なパフォーマンス)
2183 pts
Core i7-14700F
2056 pts
Core Ultra 7 265
2048 pts
Ryzen AI 9 365
2006 pts
Core i7-13700F
1997 pts
Core Ultra 7 265T (レビュー機/バランス)
1914 pts
Ryzen AI 7 350
1911 pts
Ryzen AI 5 340
1900 pts
Core Ultra 7 258V
1873 pts
Ryzen 7 8700G
1804 pts
Core i5-14400
1787 pts
Core i5-13400
1744 pts
Core Ultra 5 228V
1735 pts
Ryzen 5 220
1676 pts
Ryzen 7 250
1670 pts
Core Ultra 5 235
1497 pts
Ryzen 5 8500G
1473 pts

 

CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]

CPU Mark (PassMark PerformanceTest)
Core Ultra 7 265
51999
Core i7-13700F
40791
Core Ultra 5 235
39937
Core i7-14700F
39925
Ryzen AI 9 365
37196
Core Ultra 7 265T (レビュー機/最適なパフォーマンス)
36654
Core Ultra 7 265T (レビュー機/バランス)
35299
Ryzen 7 8700G
31003
Ryzen AI 7 350
25443
Core i5-14400
25413
Ryzen 7 250
25295
Ryzen AI 5 340
21976
Ryzen 5 8500G
21794
Core i5-13400
21695
Core Ultra 7 258V
20691
Core Ultra 5 228V
20106
Ryzen 5 220
19348

 

レビュー機に搭載されている Core Ultra 7 265T は電力効率を重視したプロセッサーです。その特性上、標準的な消費電力で高い性能の Core Ultra 7 265 (Tなし) にくらべるとマルチコア性能がひかえめな点は留意が必要です。

とはいえ、CPU 性能としては Core i7-14700F に近く、コンパクトな筐体でも、幅広い業務で安定した快適な動作が期待できます。

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで評価します。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックス(デスクトップ向けCPU内蔵グラフィックス)のスコアと比較します。

・インテル UHD グラフィックス 770

・インテル UHD グラフィックス 750

・インテル UHD グラフィックス 730

・AMD Radeon 780M グラフィックス (Ryzen 7 8700G内蔵)

・AMD Radeon グラフィックス

※当サイトで計測したスコアの平均値

 

3DMark Time Spy

Time Spy は DirectX 12 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Time Spy
AMD Radeon 780M (Ryzen 7 8700G内蔵)
2344
インテル UHD 4Xe (レビュー機/バランス)
2282
インテル UHD 4Xe (レビュー機/最適なパフォーマンス)
2278
AMD Radeon
903
インテル UHD 770
845
インテル UHD 750
690
インテル UHD 730
668

 

ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ[中量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ
インテル UHD 4Xe (レビュー機/バランス)
4244
インテル UHD 4Xe (レビュー機/最適なパフォーマンス)
4240
AMD Radeon 780M (Ryzen 7 8700G内蔵)
3939
インテル UHD 770
2174
AMD Radeon
1894
インテル UHD 730
1558
インテル UHD 750
1494

※最高品質/解像度 1920×1080 で実施

 

ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXV
AMD Radeon 780M (Ryzen 7 8700G内蔵)
1818
インテル UHD 4Xe (レビュー機/最適なパフォーマンス)
1600
インテル UHD 4Xe (レビュー機/バランス)
1600
インテル UHD 770
809
AMD Radeon
759
インテル UHD 750
628
インテル UHD 730
622

※高品質/解像度 1920×1080 で実施

 
レビュー機のグラフィックス性能は良好です。電力効率を重視したプロセッサーの内蔵グラフィックスながら、十分なスコアを確認できました。

一般的な用途(メール・ネット閲覧・オフィスソフト・動画鑑賞など)はもちろん、マルチウィンドウ環境で複数アプリを立ち上げながらのオンライン会議や軽めの写真編集といった、多少負荷のかかる作業でもスムーズな描画が期待できます。

なお、CPU内蔵のグラフィックスは、CPU性能のほかにも搭載されているメモリ容量や構成チャネル(シングル/デュアル)に依存します。レビュー機は、32GB (16GB×2) のデュアルチャネル構成のため、良好なスコアを確認できました。

一方で、8GB や 16GBメモリ 1枚のシングルチャネル構成ではグラフィックス・パフォーマンスがデュアルチャネル構成にくらべ大きく低下するため、より高度な処理を求める場合はデュアルチャネル構成がおすすめです。

 

ストレージ性能

レビュー機は、Cドライブと Dドライブに SSD (PCIe4.0 NVMe 対応) をデュアルで搭載。容量はそれぞれ 512GB です。ストレージ情報は以下のとおり。

CrystalDiskInfo
ストレージ情報
(Cドライブ)

CrystalDiskInfo
ストレージ情報
(Dドライブ)

ストレージ性能は、CrystalDiskMark を使用しデータ転送速度を計測・評価します。

※どちらのドライブも同じメーカー/型番の SSD のため、データ転送速度は Cドライブのみ計測します。

データ転送速度(SSD)
データ転送速度

※電源モードを「バランス」に設定して計測した結果。「最適なパフォーマンス」での計測結果も同等です。

計測結果はシーケンシャルリード/ライトともに良好で、高速なデータアクセスを実現しています。

実際の使用感としても、ファイルの読み書きやアプリの起動がスムーズで、待ち時間を感じさせない快適な動作が得られるでしょう。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 を使って、実際の使用を想定した性能評価を行います。

評価にあたっては、性能レベルの違いを把握するため下記機種のスコアと比較します。

・HP ProDesk 4 Mini G1i Desktop AI PC(超小型)

・HP EliteDesk 8 Mini G1a Desktop Next Gen AI PC(超小型)

・HP EliteDesk 8 Mini G1a Desktop PC(超小型)

・HP ProDesk 2 SFF G1i Desktop PC(省スペース型)

・HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC(ミニタワー型)

※当サイトで計測したスコア(パフォーマンスモードに相当する設定でのスコア)

各機種の基本スペックは以下のとおり。

スペック EliteDesk 8 Mini G1i    
(レビュー機)
ProDesk 4 Mini G1i     EliteDesk 8 Mini G1a AI  EliteDesk 8 Mini G1a    ProDesk 2 SFF G1i     EliteDesk 8 Tower G1i  
CPU インテル Core Ultra 7 265T インテル Core Ultra 7 265T AMD Ryzen AI 5 340 AMD Ryzen 5 220 インテル Core i7-14700 インテル Core Ultra 5 235
メモリ 32GB(16GB×2) 32GB(16GB×2) 32GB(16GB×2) 16GB(16GB×1) 16GB(16GB×1) 16GB(8GB×2)
ストレージ 1TB SSD + 1TB SSD 1TB SSD 512GB SSD 512GB SSD 512GB SSD 1TB SSD + 1TB HDD
グラフィックス インテルグラフィックス 4Xe インテルグラフィックス 4Xe AMD Radeon 840M AMD Radeon 740M インテル UHD 770 インテルグラフィックス 3Xe

 
ベンチマーク結果は以下のとおり。

Essentials
EliteDesk 8 Mini G1i (レビュー機/バランス)
9605
EliteDesk 8 Mini G1i (レビュー機/最適なパフォーマンス)
9470
ProDesk 4 Mini G1i
8824
EliteDesk 8 Mini G1a AI
9399
EliteDesk 8 Mini G1a
8043
ProDesk 2 SFF G1i
11129
EliteDesk 8 Tower G1i
9455
目標値
4100
Productivity
EliteDesk 8 Mini G1i (レビュー機/バランス)
9783
EliteDesk 8 Mini G1i (レビュー機/最適なパフォーマンス)
9037
ProDesk 4 Mini G1i
9699
EliteDesk 8 Mini G1a AI
9190
EliteDesk 8 Mini G1a
8392
ProDesk 2 SFF G1i
8583
EliteDesk 8 Tower G1i
9904
目標値
4500
Digital Contents Creation
EliteDesk 8 Mini G1i (レビュー機/バランス)
8594
EliteDesk 8 Mini G1i (レビュー機/最適なパフォーマンス)
8835
ProDesk 4 Mini G1i
7830
EliteDesk 8 Mini G1a AI
7771
EliteDesk 8 Mini G1a
5966
ProDesk 2 SFF G1i
7392
EliteDesk 8 Tower G1i
8905
目標値
3450

※テスト項目説明

・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)

・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)

・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)

※目標値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア

 
レビュー機のスコアは優秀です。一般的なビジネス用途はもちろんのこと、軽めのクリエイティブ作業でも快適なパフォーマンスが期待できます。

また、同等スペックを搭載した下位シリーズの ProDesk 4 Mini G1i をおおむね上回るスコアも確認できました。前述のとおり電源アダプターの出力容量の違いが作用しているようです(レビュー機の電源アダプターは 最大120W、ProDesk 4 Mini G1i は 最大90W)。

さらに、筐体サイズが超小型でも、ミニタワー型デスクトップに匹敵するスコアが出ている点も注目すべきポイントです。省スペースに設置でき、デスク上のスペースを有効に活用できることを踏まえると、本機種のビジネスシーンにおける優位性は非常に高いといえるでしょう。

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クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。

評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した機種の処理時間と比較します。

・HP ProDesk 4 Mini G1i Desktop AI PC(超小型)

・HP EliteDesk 8 Mini G1a Desktop Next Gen AI PC(超小型)

・HP EliteDesk 8 Mini G1a Desktop PC(超小型)

・HP ProDesk 2 SFF G1i Desktop PC(省スペース型)

・HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC(ミニタワー型)

※当サイトで計測した処理時間(パフォーマンスモードに相当する設定での処理時間)

 

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア

Adobe Photoshop Lightroom

Adobe Photoshop Lightroom Classic

■条件等

・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し

・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)

・プリセット等 編集は適用しない

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

■処理結果

Photoshop Lightroom
ProDesk 4 Mini G1i (レビュー機/バランス)
11秒0
ProDesk 4 Mini G1i (レビュー機/最適なパフォーマンス)
10秒9
ProDesk 4 Mini G1i
12秒5
EliteDesk 8 Mini G1a AI
14秒7
EliteDesk 8 Mini G1a
31秒8
ProDesk 2 SFF G1i
16秒2
EliteDesk 8 Tower G1i
9秒9
Lightroom Classic
ProDesk 4 Mini G1i (レビュー機/バランス)
9秒8
ProDesk 4 Mini G1i (レビュー機/最適なパフォーマンス)
9秒1
ProDesk 4 Mini G1i
11秒2
EliteDesk 8 Mini G1a AI
15秒7
EliteDesk 8 Mini G1a
30秒0
ProDesk 2 SFF G1i
13秒3
EliteDesk 8 Tower G1i
9秒6

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア

CyberLink PowerDirector

■条件等

・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)

・動画再生時間 10分間

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

■処理結果

PowerDirector
ProDesk 4 Mini G1i (レビュー機/バランス)
1分11秒2
ProDesk 4 Mini G1i (レビュー機/最適なパフォーマンス)
1分23秒6
ProDesk 4 Mini G1i
1分18秒1
EliteDesk 8 Mini G1a AI
1分3秒1
EliteDesk 8 Mini G1a
1分43秒0
ProDesk 2 SFF G1i
1分4秒1
EliteDesk 8 Tower G1i
56秒3

 
レビュー機は、実際のソフトウェアを用いたクリエイティブ性能評価でも良好な結果を示しました。超小型の筐体ながら、写真・動画編集といった軽めのコンテンツ作成や 3D レンダリングにも対応できるパフォーマンスです。

最大13TOPS(1秒間に13兆回の演算処理)という AI処理能力にくわえ、32GBの大容量メモリをデュアルチャネルで構成していることが処理の高速化に大きく寄与していると考えられます。

なお、クリエイティブ性能はメモリ容量やチャネル構成にも左右されるため、導入時には、用途に合わせたメモリ構成を意識しておくと良いでしょう。

 

駆動音・パーツ温度のチェック

EliteDesk 8 Mini G1i の駆動音とパーツ温度をチェックします。

 

駆動音のチェック

駆動音は、下記処理中の音量(デシベル)を測定し、評価します。

・CPU ベンチマーク「CINEBENCH R23 /マルチ Core」実行中

・10分間動画のエンコード処理中

※一般住宅で周囲の音ができるだけ入らないようにして測定(室温:24℃)

騒音測定イメージ
音量計測イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)

■測定結果

電源モード アイドル状態
(最小音量)
最大音量
下段はピーク時の音量推移
ベンチマーク中 動画エンコード中
バランス 34.2db 35.2db
(35db前後)
39.2db
(38~39db)
最適なパフォーマンス 34.2db 36.2db
(35~36db)
39.2db
(38~39db)

■騒音の目安

騒音の大きさ 騒音の具体例
60 デシベル 走行中の自動車内
普通の会話
デパート店内
50 デシベル 家庭用エアコンの室外機
静かな事務所の中
40 デシベル 閑静な住宅地の昼
図書館内
30 デシベル 深夜の郊外
鉛筆での執筆音
20 デシベル 木の葉の触れ合う音
雪の降る音

参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」

 
アイドル時は「ヒューッ」というファンのモーター音が かすかに聞こえます。耳をすませば分かる程度で、作業中に気になる場面はほとんどありません。

高負荷時は同じ音がやや大きくなりますが、音量自体は控えめで、作業の集中を妨げるほどではありません。

また、負荷が下がればファン回転数も徐々に落ち着き、2分ほどでアイドル時の状態に戻ります。一般的な業務で負荷の高い状態が長時間続くケースは少ないため、駆動音が作業の妨げになるケースはほとんどないでしょう。

※駆動音は使用環境やパソコンの負荷状況により変動します。

 

パーツ温度のチェック

パーツ温度については、下記を実施中の CPU の動作周波数(クロック)と温度を計測・評価します。

・CPU ベンチマーク「CINEBENCH R23 Multi Core」10分間実行中

※電源モードを「バランス」に設定して計測

※計測時の室温:25℃

パーツ温度と動作周波数
CPU ベンチマーク実行中

レビュー機は、CPU の温度が 80℃ 前後に達する場面でも処理性能が安定しており、負荷の変動に左右されにくい動作を確認できました。

本機は超小型の筐体ながら冷却設計がしっかりしており、計測グラフが示すように、高負荷の状態が続いてもパフォーマンスの低下は起きにくく、安定した動作が期待できます。

なお、検証中にサーマルスロットリングは確認されませんでした。サーマルスロットリングは、パーツを保護するために動作周波数を下げる仕組みですが、今回の検証ではそういった挙動はなく、冷却が十分に機能していることがうかがえます。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動時間、再起動時間、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動 再起動 シャットダウン
1回目 21.7秒 37.8秒 9.2秒
2回目 21.7秒 39.2秒 9.3秒
3回目 20.9秒 38.5秒 9.2秒
4回目 21.0秒 37.2秒 8.9秒
5回目 21.8秒 41.1秒 9.7秒
平均 21.4秒 38.8秒 9.3秒

実際の使用にあたってはインストールしているアプリや Windows の更新など使用状況により時間は変動するので参考値としてください。

 

同梱品

本体ほか同梱品一式です。

本体ほか一式

同梱品リスト
・EliteDesk 8 Mini G1i 本体
・電源アダプター
・電源コード
・タワースタンド
・USBキーボード
・USBマウス
・ドキュメント類

なお、同梱されているキーボードとマウスの概要は以下のとおり。

キーボードレイアウト
キーボードは標準レイアウト (Copilotキー、テンキー付き)

キーボードレイアウト
印刷されている英数字が大きくて見やすい

キーボード傾き
キーボードの傾きは2段階で変更可能

マウス
マウスはホイール付き

マウスのサイズ(イメージ)
マウスは手のひらにフィットするサイズ

マウスはホイールクリック機能付きです。ホイールをクリックすれば、マウスの上下移動で上下スクロールが可能です。(アプリによっては上下左右の移動も可能)

 

まとめ

以上、HP EliteDesk 8 Mini G1i Desktop AI PC のレビュー記事をお届けしました。

EliteDesk 8 Mini G1i は、一般的なビジネス用途はもちろん、写真・動画編集や 3D レンダリングといった軽めのクリエイティブ作業まで、幅広い業務を安定してこなせるパフォーマンスを備えています。

AI 処理を支える NPU 内蔵の CPU にくわえ、デュアルチャネル構成のメモリを組み合わせることで、実作業でもスムーズな処理が期待できます。

筐体は超小型ながら、ミニタワー型デスクトップに迫る性能を発揮。省スペースに設置でき、対応モニターと組み合わせて一体化できるため、デスク上のレイアウト自由度が高い点も魅力です。

コンパクトな筐体に十分な処理性能と AI 処理能力、すぐれた静音性と冷却性能を兼ね備えており、オフィス環境から在宅ワークまで幅広いシーンで扱いやすい仕上がりです。限られたスペースでも高い生産性を維持したいユーザーにとって、日々の業務をストレスなくこなせる一台といえるでしょう。

高評価のポイント

  • 超小型なので省スペース環境でも柔軟に設置できる
  • 十分な処理性能と AI 処理能力で幅広い業務に対応可能な安定したパフォーマンス
  • ビジネス用途に必要なポート類も充実
  • すぐれた静音性と冷却性能
  • 本体内部へのアクセスが容易で、メンテナンス性も高い

気をつけておきたいところ

  • 内蔵HDDの増設は不可(HDDなどの大容量ストレージの増設は外付けで対応)
  • 電源アダプターがやや大きめ

 
ラインナップしているモデルや価格、キャンペーンなど最新情報は日本HP直販サイト「HP Directplus」をご確認ください。

アイキャッチ

HP EliteDesk 8 Mini G1i Desktop AI PC
税込17万円台から

※HP EliteDesk 8 Mini G1i Desktop AI PC は法人向けモデルですが、個人ユーザーや SOHO、フリーランスのユーザーも購入できます。

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