dynabook XP/ZY レビュー:AI性能とモバイル性能を融合した14型ノート

 

【アフィリエイト広告】
貸出機材提供:Dynabook株式会社

正面斜め(背景付き)

ダイナブックが販売する dynabook XP/ZY (2025年4月発売) は、インテル Core Ultra プロセッサー(シリーズ2)を搭載した 14型モバイルノートパソコンです。

AI性能を強化したプロセッサーの搭載により「Copilot+ PC」に準拠し、AI時代に最適化されたスマートなデバイスに仕上げられています。

セルフ交換バッテリーを採用しながら本体の質量は 1kg切りの 約958g と超軽量なところもポイント。軽さと堅牢性を兼ね備えているので持ち歩きもあんしんです。

超軽量ボディに AI機能を最大限に活かせるプロセッサーを搭載し、あらゆるシーンで快適に使うことができます。

■dynabook XP/ZY (2024年4月発売) の特徴

  • インテル Core Ultra プロセッサー(シリーズ2)の搭載によりスムーズなAI処理を実現
  • 洗練されたスタイリッシュなデザイン
  • 本体質量 約958g で超軽量!
  • マグネシウム合金を採用し軽さと堅牢性を両立
  • 高輝度&広色域の WUXGA ディスプレイ(解像度 1920×1200、アスペクト比 16:10)
  • タイピングしやすいフルサイズキーボード
  • Copilotキーで AIコンパニオンをすばやく起動できる
  • 500万画素 Webカメラ (顔認証機能)&プライバシーシャッター搭載
  • Windows スタジオエフェクトと AIノイズキャンセラーによる快適なオンラインコミュニケーションが可能
  • 存在検知機能(プレゼンスセンシング)を搭載
  • 長時間駆動可能なバッテリー
  • セルフ交換バッテリーを採用(自分でバッテリーの交換ができる)

本記事では、メーカーからお借りした実機を試用し、前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。

天面(背景付き)

レビューは 2025年6月19日時点の内容です。

 

スペック構成

dynabook XP/ZY のおもなスペック構成は以下のとおり。

本体カラー ダークテックブルー
OS Windows 11 Home 64ビット
プロセッサー インテル Core Ultra 7 プロセッサー 258V
メモリ 32GB(LPDDR5X-8533対応、デュアルチャネル対応)
ストレージ 1TB SSD(PCIe 4.0対応)
ディスプレイ 14.0型ワイド(16:10)WUXGA 高輝度・高色純度・広視野角 TFTカラー LED液晶(ノングレア) 1,920×1,200ドット
グラフィックス インテル Arc グラフィックス 140V(CPUに内蔵)
LAN 1000Base-T/100Base-TX/10Base-T(自動認識、Wake-up on LAN対応)
無線LAN/ Bluetooth Wi-Fi 7(IEEE802.11be)(5.76Gbps)+IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(WPA/WPA2/WPA3対応、AES対応、TKIP対応)、Bluetooth v5.4準拠
カメラ 有効画素数 約500万画素(Webカメラシャッター付き)
センサー 顔認証センサー
オーディオ ステレオスピーカー、デュアルマイク
バッテリー駆動時間 約15.0時間(動画再生時)/約30.0時間(アイドル時)
※JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.3.0
本体サイズ(W×D×H) 約312.4×222.5×18.7~18.9 mm (突起部含まず)
本体質量 約958g

 
詳しいスペックや価格などの最新情報はダイナブック直販サイト「Dynabook Direct」をご確認ください。

アイキャッチ

dynabook XP/ZY (2025年4月発売)
税込 23万円台から
(COCORO MEMBERS 会員価格)

Check

シャープの会員サービス「COCORO MEMBERS」の会員になるとお得な会員価格で購入できます。
製品ページで[会員登録で割引]をクリックし、COCORO MEMBERS に会員登録すればすぐに利用できます。(入会・年会費無料)

 

ダイナブック 特設サイト

Dynabook Direct 掲載価格よりもお得に購入できるクローズドサイトです。(会員登録不要)
詳しくはこちらをご覧ください。

 

外観チェック

洗練されたされたスタイリッシュなデザイン

dynabook XP/ZY のデザインは洗練されていてスタイリッシュ。

正面側(左振り)

背面側(右振り)

本体のカラーは「ダークテックブルー」。深みのある濃紺の色合いで、洗練されたデザインとマッチします。

天面真上

天面斜め

天面中央には「dynabook」のロゴを配置。クロームメッキ仕上げで ほどよいアクセントになっています。

天面はサラサラとした質感です。シルバーなどの淡いカラーにくらべると指紋や皮脂の跡がやや目立ちやすいものの、汚れが気になったときは柔らかいクロスなどを使えばかんたんにふき取れます。

 
本体の素材はマグネシウム合金。堅牢性にすぐれた頑丈ボディなので持ち歩きもあんしんです。

スタイリッシュなフォルム

本体はとてもスリム。持ち歩く際に収納するバッグへの出し入れもスムーズにできます。

スリムボディ(その1)

スリムボディ(その2)

スリムボディ(その3)
本体はスリム

底面カバーは「ユニボディ」の構造。見ためはシンプルですが、ユニボディの構造は剛性にもすぐれています。

底面真上

底面(斜め)

ゴム足は前面側左右に2箇所と背面側左右にまたがるゴム足の合計3箇所に実装。太さのあるゴム足で本体の安定感は良好です。

また、排気口はヒンジのあいだに実装されています。

排気口
排気口(ヒンジのあいだ)

底面側から見た排気口
吸気口(底面カバー側)と排気口

なお、背面側のゴム足は排気口から出された温かい空気が再び吸気口に入り込むのを防ぐ役割も兼ねています。この構造により本体内部の効果的な冷却が期待できます。

 

天面は片手で開けられる

dynabook XP/ZY は、天面を開くときに指がかかりやすい形状にデザインされており、片手でスムーズに開くことができます。

天面は片手で開けられる

天面の開きやすさは使いやすさにもつながります。とくに片手がふさがっているときはとても便利です。

 

自分でバッテリー交換できる

自分でバッテリーを交換できることも特徴の一つです。

交換するためにはプラスドライバーが必要ですが、手順は以下のとおりとてもかんたんです。

※バッテリー交換する前に、[Shift]キーを押しながら Windowsをシャットダウンしてください。

底面側バッテリーカバーを固定しているネジ2箇所を十分にゆるめ、2つのノブを指で持ち上げてバッテリーカバーを外します。

バッテリーパックの交換(その1)
①ネジ2箇所を十分にゆるめ、②2つのノブを指で持ち上げてバッテリーカバーを外す

バッテリーパックの交換(その2)

バッテリーパックのリリースラッチをスライドさせながら、バッテリーパックのリリース用の溝に指を入れて持ち上げるように取り外します。

バッテリーパックの交換(その3)
③バッテリーパックのリリースラッチをスライドさせながら、④バッテリーパックのリリース用の溝に指を入れて持ち上げるように取り外す

バッテリーパック
バッテリーパックの型番は「PS0169NA1BRS」

同梱の取扱説明書にもバッテリーパックの交換手順が記載されています。作業の際はこちらをご一読ください。

 

豊富なインターフェース

dynabook XP/ZY は豊富なインターフェースを実装しています。

インターフェース(右側面)

右側面

①USB 3.2(Gen1)Type-Aコネクタ

②Thunderbolt 4(USB4 Type-C)コネクタ(電源コネクタ)(PD対応)

③LANコネクタ

④セキュリティロック・スロット

インターフェース(左側面)

左側面

⑤Thunderbolt 4(USB4 Type-C)コネクタ(電源コネクタ)(PD対応)

⑥HDMI 出力端子

⑦USB 3.2(Gen1)Type-Aコネクタ

⑧マイク入力/ヘッドホン出力端子

⑨SDカードスロット(microSD)

なお、Thunderbolt 4(USB4 Type-C)ポートの映像出力/PD充電器対応の検証結果は以下のとおり。

■Thunderbolt 4 対応表(2ポート共通:当サイトの検証結果)

映像出力 〇(4K出力可能)
PD充電器(30W)
PD充電器(45W)
PD充電器(65W)

なお、HDMI出力端子 は 4K出力に対応していました。

 
SDカードスロットはプッシュロック方式です。

SDカードスロット
microSDカードをシッカリ挿し込んだ状態

microSD カードを押し込んでロックさせ、取り出すときは再度カードを押し込んでロックを解除することでカードが出てくる仕組みです。

 

電源ボタンはキーボード右上にレイアウト

電源ボタンはキーボード右上にレイアウトされています。

電源ボタン
電源ボタンは LED内蔵

サイズは少し小さめですが、押しにくさはありません。

 

プライバシーシャッター&オンライン会議アシスト機能搭載

dynabook XP/ZY は高精細な Webカメラ(約500万画素)を搭載しています。

プライバシーシャッターが付いているので、オンライン会議などで こちらの光景を見られたくないときもスムーズに操作できます。(切り替えスイッチはカメラ右側)

カメラシャッター
上の画像:シャッターを開いてカメラ有効
下の画像:シャッターを閉じてカメラを遮断

また、オンライン会議をアシストする機能も搭載されています。

オンライン会議をアシストする機能では、Windows スタジオエフェクトで背景をぼかしたり、AIノイズキャンセラーで周囲の環境ノイズ(電話の着信音、電車、救急車のサイレンなど)を除去できるなど、オンラインでの会話をスムーズに進めることが可能です。

オンラインアシスト機能
Windows スタジオエフェクト

オンラインアシスト機能
AIノイズキャンセラー
(Realtek Audio Console)

なお、マイクのオン/オフは[Fn]+[A]キー押下で切り替えられます。

マイク
矢印のLED点灯時はマイクオフ

 

顔認証カメラを搭載

dynabook XP/ZY は、顔認証カメラを標準搭載しています。

顔認証
顔認証でサインイン

認証精度は良好で Windows へのサインインもスムーズです。

なお、シャッターでカメラを遮断しているときは顔認証でサインインできません。PIN コードやパスワード入力でサインインしてください。

 

存在検知機能を搭載

dynabook XP/ZY は、存在検知機能(プレゼンスセンシング)を搭載しています。

プレゼンス センシング
存在検知の設定

プレゼンス センシング
存在検知の詳細設定画面

プレゼンスセンシングは、離着席時にパソコン画面を自動でロック/解除できる機能です。顔認証情報を登録しておけば、着席時に自動で顔認証が起動し、そのままサインインできます。

顔認証カメラとあわせて使うことでプライバシーやセキュリティの強化にも役立ちます。

 

スピーカーは底面の前面側左右に搭載

スピーカーは底面の前面側左右に搭載されています。

スピーカー

スピーカー
スピーカーは底面の前面側左右

低音から高音まで幅広い音域を再現し、クリアで高音質なサウンドが楽しめます。

 

コンパクト&スリム&超軽量

本体の大きさのイメージです。本体の上に A4コピー用紙と B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ
本体のサイズ感

本体は A4 より一回り大きいサイズ感でコンパクトです。

本体を閉じたときの高さのイメージは以下のとおり。

本体の高さ
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

高さは実測で 22mm(最厚部)。上記写真のとおり、CDケース 2枚より少し厚みがある程度でスリムです。

また、本体や電源アダプターなど質量の実測値は以下のとおり。

重量を実測

・本体:961g
・電源アダプター:201g
・電源コード:41g

本体は超軽量。持ち歩きがとてもラクにできる軽さです。

本体の重量感
本体は超軽量で持ち歩きがラク

電源アダプターは最大出力が 65Wで、手のひらに収まるほどのコンパクトサイズです。

電源アダプターの大きさイメージ

電源アダプターの大きさ(実測)

 

ディスプレイのチェック

高輝度&広色域ディスプレイ

レビュー機のディスプレイは BOE製の液晶パネル[型番:BOE0D4A NE140WUM-N6K]が採用されています。

描画される映像は自然な色合いでキレイです。描画イメージは以下のとおり。

映像(気球)
画像の表示例(その1)

映像(紅葉)
画像の表示例(その2)

テキスト
テキストの表示例

テキスト拡大
テキスト表示を拡大

トーンカーブは RGB ともに理想的な45度の直線に近い形状で色調バランスは良好です。

トーンカーブ
トーンカーブ
(キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測)

輝度の計測結果はディスプレイの明るさ設定 100 のとき「436 nit」。高輝度で実際に見ても とても明るいです。屋外のように周囲が明るい環境で使っても画面が見えにくくなることはないでしょう。

 
色域の計測結果は以下のとおり。

色域
色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)

規格 カバー率
sRGB 99.6% 104.4%
Adobe RGB 77.2% 77.4%
DCI-P3 76.9% 77.0%

 
広い色域をカバーしており、色再現性も良好。写真編集などの用途にも十分対応できます。

Check

液晶ディスプレイは液晶パネルの特性や製造工程により各製品で色合いが異なる場合があります。

 

狭額縁ベゼルで画面周りスッキリ

ベゼルは狭額縁です。

狭額縁ベゼル

上部のベゼルはカメラユニットが収納されているためか少し厚みはありますが、左右のベゼルの幅は鉛筆の太さより細く、画面周りはすっきりとしています。

 

映り込みは気にならない

ディスプレイの映り込み具合をチェックします。

画面映り込み(その1)

画面映り込み(その2)

レビュー機は非光沢液晶です。上記写真のとおり映り込みはかなり低減されています。画面への映り込みが気になることはなく、眼への負担も軽減できます。

 

広い視野角

視野角をチェックします。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからも描画されている映像をはっきり確認できます。

 

天面は ほぼフラットまで開くことができる

天面はほぼフラットまで開くことができます。

ディスプレイの最大角度

ディスプレイがフラットになれば、打ち合わせなどで画面共有に便利です。

また、「dynabook 画面回転ユーティリティ」機能を使えば Ctrl+Alt+↑または↓ キー操作で画面の向きを簡単に切り替えられます。

画面回転ユーティリティ
dynabook 画面回転ユーティリティ

画面の向きを切り替え
画面の向きを切り替えると画面共有に便利

なお、画面の向きを切り替えるとタッチパッド操作の向きも切り替わります。

たとえば、画面の向きを切り替えた状態のとき、キーボード側から見て画面上のマウスポインターを右に動かすためにはタッチパッドを左に、マウスポインターを上に動かすためにはタッチパッドを下にスライドする必要があります。

 

キーボード&タッチパッドのチェック

タイピングしやすいキーボード

dynabook XP/ZY のキーボード・レイアウトは標準的です。

キーボードレイアウト

英数字がキー中央に大きく印刷されており、視認性も良好です。

キーピッチは実測でおよそ19mm(仕様も 19mm)。フルサイズキーボードと同等のキーピッチです。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

キートップの表面は中央部分が少しへこんでいます。少しツルツルとした感触で指先のタッチ感は良好です。

キートップ

キーストロークの仕様は 約1.5mm。

キーストローク
タイプ音は「タクタク」という音。音の大きさは静か

キーを押し込む強さや跳ね返りもちょうど良い感じで、しっかりとした打鍵感を得られます。

モバイルノートながらとてもタイピングしやすいキーボードです。

 

Copilotキー搭載

dynabook XP/ZY には「Copilotキー」が搭載されています。

Copilotキー
矢印の指すところが Copilotキー

Copilotキーを押すと Microsoft の AIアシスタントをすばやく起動することができます。

AIアシスタント起動
Copilotキーを押すだけで AIアシスタントが起動

Copilot はユーザーの質問に対して適切な回答を返してくれるとても便利な機能です。日々学習し進化しているので、アイディアの創造や文章作成など、さまざまな用途で活用することができます。

 

キーボードはバックライト内蔵

キーボードはバックライトを内蔵しています。

キーボードバックライト
[Fn]+[Z]キー押下:点灯(タイマー消灯)→常時点灯→オフ

キーボード・バックライトの明るさは付属ソフト「dynabookセッティング」の設定により、3段階の切り替え可能です。

キーボードバックライト
明るさはレベル1~レベル3まで 3段階の設定が可能

 

質感のよいパームレスト

パームレストはサラサラとした感触で質感も良好です。

パームレスト

指紋や皮脂の跡は少し目立ちやすいですが、汚れが気になったときは柔らかいクロスでかんたんに拭き取れます。

 

なめらかなスベリのタッチパッド

タッチパッドはツルツルした感触でスベリもなめらかです。

タッチパッドのサイズ感
タッチパッドのサイズ感

大きめのサイズで、操作性も良好です。

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークでは、レビュー機の CPU・グラフィックス・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスを評価します。

レビュー機の基本スペック

OS Windows 11 Home
CPU インテル Core Ultra 7 プロセッサー 258V
メモリ 32GB (LPDDR5X-8533対応、デュアルチャネル対応)
ストレージ 1TB SSD(PCIe 4.0対応)
グラフィックス インテル Arc グラフィックス 140V

 
評価に使用したベンチマークは以下のとおり。

評価項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能 3DMark Time Spy
ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ[中量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 10
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)

なお、ベンチマークの実行にあたっては電源オプションの電源プランを「dynabook 標準」に設定し、電源とバッテリーの電源モードを「バランス」と「最適なパフォーマンス」の2モードそれぞれで実施しています。

電源オプション
電源プランの設定

電源とバッテリー
電源モードの設定

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R23(マルチコア/シングルコア)と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。

評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H

・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125H

・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155U

・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125U

・インテル Core i7-1360P プロセッサー

・インテル Core i5-1340P プロセッサー

・インテル Core i7-1355U プロセッサー

・インテル Core i5-1335U プロセッサー

・AMD Ryzen 7 8840HS プロセッサー

・AMD Ryzen 7 8840U プロセッサー

・AMD Ryzen 7 7730U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 7530U プロセッサー

※当サイトで計測したスコアの平均値

 

CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価]

CINEBENCH R23 (マルチコア)
Ryzen 7 8840HS
12647 pts
Core Ultra 7 155H
12557 pts
Ryzen 7 8840U
12259 pts
Core i7-1360P
10095 pts
Core Ultra 5 125H
9920 pts
Ryzen 7 7730U
9117 pts
Core Ultra 7 155U
8648 pts
Core i5-1340P
8551 pts
Core Ultra 7 258V(レビュー機/最適なパフォーマンス)
8072 pts
Core Ultra 7 258V(レビュー機/バランス)
8061 pts
Ryzen 5 7530U
7627 pts
Core i7-1355U
7073 pts
Core i5-1335U
6875 pts
Core Ultra 5 125U
6508 pts

 

CINEBENCH R23 (シングルコア)
Core Ultra 7 258V(レビュー機/バランス)
1852 pts
Core Ultra 7 258V(レビュー機/最適なパフォーマンス)
1847 pts
Ryzen 7 8840HS
1725 pts
Core i7-1360P
1732 pts
Core i7-1355U
1725 pts
Ryzen 7 8840U
1713 pts
Core Ultra 7 155U
1691 pts
Core Ultra 7 155H
1671 pts
Core Ultra 5 125H
1661 pts
Core Ultra 5 125U
1564 pts
Core i5-1335U
1546 pts
Core i5-1340P
1534 pts
Ryzen 7 7730U
1431 pts
Ryzen 5 7530U
1419 pts

 

CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]

CPU Mark (PassMark PerformanceTest)
Ryzen 7 8840U
25969
Core Ultra 7 155H
25726
Ryzen 7 8840HS
25442
Core Ultra 5 125H
21632
Core i7-1360P
20651
Ryzen 7 7730U
18677
Core Ultra 7 155U
18521
Core Ultra 7 258V(レビュー機/最適なパフォーマンス)
18168
Core Ultra 7 258V(レビュー機/バランス)
17768
Core i5-1340P
16650
Core i7-1355U
15946
Ryzen 5 7530U
15930
Core Ultra 5 125U
15296
Core i5-1335U
14508

 
レビュー機のスコアはひかえめな印象を受けますが、インテル Core Ultra 200V シリーズプロセッサーは、低電力化とともに CPUコア性能や AI性能、グラフィックス性能の向上が図られています。

パフォーマンスと消費電力のバランスが最適化されており、スコア以上に実使用での快適度は高く、日常用途はもちろんのこと、写真・動画編集などの高負荷な処理にも十分対応可能です。さらに、後述するバッテリー性能の検証では、長時間の駆動も確認できています。

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・インテル Arc グラフィックス(Core Ultra 7 155H内蔵)

・インテル Arc グラフィックス(Core Ultra 5 125H内蔵)

・インテル グラフィックス(Core Ultra 7 155U内蔵)

・インテル グラフィックス(Core Ultra 5 125U内蔵)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1360P内蔵)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1340P内蔵)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1355U内蔵)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1335U内蔵)

・AMD Radeon 780M グラフィックス(Ryzen 7 8840HS内蔵)

・AMD Radeon 780M グラフィックス(Ryzen 7 8840U内蔵)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 7730U内蔵)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 7530U内蔵)

※当サイトで計測したスコアの平均値

 

3DMark Time Spy

Time Spy は DirectX 12 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Time Spy
インテル Arc 140V(レビュー機/最適なパフォーマンス)
3625
インテル Arc 140V(レビュー機/バランス)
3622
インテル Arc(Core Ultra 7 155H)
3560
インテル Arc(Core Ultra 5 125H)
3119
AMD Radeon 780M(Ryzen 7 8840HS)
2857
AMD Radeon 780M(Ryzen 7 8840U)
2790
インテルグラフィックス(Core Ultra 7 155U)
2072
インテルグラフィックス(Core Ultra 5 125U)
2049
インテル Iris Xe(Core i7-1360P)
1911
インテル Iris Xe(Core i7-1355U)
1685
インテル Iris Xe(Core i5-1340P)
1545
AMD Radeon(Ryzen 7 7730U)
1354
インテル Iris Xe(Core i5-1335U)
1312
AMD Radeon(Ryzen 5 7530U)
1255

 

ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ[中量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ
インテル Arc 140V(レビュー機/最適なパフォーマンス)
8946
インテル Arc 140V(レビュー機/バランス)
8608
インテル Arc(Core Ultra 7 155H)
8283
インテル Arc(Core Ultra 5 125H)
7216
AMD Radeon 780M(Ryzen 7 8840HS)
6478
AMD Radeon 780M(Ryzen 7 8840U)
6193
インテル Iris Xe(Core i7-1360P)
6051
インテル Iris Xe(Core i7-1355U)
5338
インテル Iris Xe(Core i5-1340P)
5072
インテルグラフィックス(Core Ultra 7 155U)
5034
インテルグラフィックス(Core Ultra 5 125U)
4505
AMD Radeon(Ryzen 7 7730U)
4204
インテル Iris Xe(Core i5-1335U)
3831
AMD Radeon(Ryzen 5 7530U)
3662

 

ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXV
インテル Arc 140V(レビュー機/最適なパフォーマンス)
6757
AMD Radeon 780M(Ryzen 7 8840HS)
6419
インテル Arc(Core Ultra 7 155H)
5698
AMD Radeon 780M(Ryzen 7 8840U)
5665
インテル Arc(Core Ultra 5 125H)
5176
インテル Arc 140V(レビュー機/バランス)
4252
インテル Iris Xe(Core i7-1360P)
4225
インテル Iris Xe(Core i7-1355U)
3866
インテルグラフィックス(Core Ultra 7 155U)
3826
AMD Radeon(Ryzen 7 7730U)
3608
インテル Iris Xe(Core i5-1340P)
3451
インテルグラフィックス(Core Ultra 5 125U)
3282
AMD Radeon(Ryzen 5 7530U)
3103
インテル Iris Xe(Core i5-1335U)
2930

※軽量品質/解像度 1280×720 で実施

 
レビュー機のスコアは優秀です。

インテル Core Ultra 200V シリーズプロセッサー内蔵のグラフィックス性能は大幅に向上しています。複数のアプリを立ち上げながらのオンライン会議や写真・動画編集などのクリエイティブ作業も快適なパフォーマンスでこなせます。

 

ストレージ性能

レビュー機に搭載されている SSD は 容量 1TB で PCIe 4.0対応です。

CrystalDikInfo
ストレージ情報
(シリアルナンバーは隠しています)

ストレージ性能は、CrystalDiskMark を使用しデータ転送速度を計測・評価します。

ストレージ
データ転送速度

※電源モードを「バランス」に設定して計測した結果。「最適なパフォーマンス」での計測結果も同等です。

計測結果は優秀です。PCIe 4.0対応の SSD は、体感的にも高速なデータアクセスでファイルの読み書きがとてもスムーズです。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 で実際の使用を想定した性能評価を行います。

評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。

・dynabook RZ/HX

・LIFEBOOK WU4/J3

・HP OmniBook X Flip 14-fm

・HP OmniBook Ultra 14-fd

※当サイトで計測したスコア(パフォーマンスモードに相当した設定で計測したスコア)

各機種のおもなスペックは以下のとおり。

スペック dynabook XP      
(レビュー機)
dynabook RZ       LIFEBOOK WU4      OmniBook X Flip 14   OmniBook Ultra 14  
CPU インテル Core Ultra 7 258V インテル Core Ultra 7 155H インテル Core Ultra 7 155H インテル Core Ultra 7 258V AMD Ryzen AI 9 365
メモリ 32GBメモリ 32GBメモリ 64GBメモリ 32GBメモリ 16GBメモリ
ストレージ 1TB SSD 1TB SSD 1TB SSD 1TB SSD 1TB SSD
グラフィックス Intel Arc 140V Intel Arc Intel Arc Intel Arc 140V AMD Radeon 780M

 

ベンチマーク結果は以下のとおり。

Essentials
dynabook XP(バランス)
9186
dynabook XP(最適なパフォーマンス)
9750
dynabook RZ
9599
LIFEBOOK WU4
9020
OmniBook X Flip 14
9974
OmniBook Ultra 14
10602
目標値
4100
Productivity
dynabook XP(バランス)
8417
dynabook XP(最適なパフォーマンス)
10340
dynabook RZ
9800
LIFEBOOK WU4
9460
OmniBook X Flip 14
10489
OmniBook Ultra 14
10752
目標値
4500
Digital Contents Creation
dynabook XP(バランス)
8557
dynabook XP(最適なパフォーマンス)
8771
dynabook RZ
7814
LIFEBOOK WU4
8205
OmniBook X Flip 14
9726
OmniBook Ultra 14
11114
目標値
3450

※テスト項目説明

・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)

・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)

・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)

※目標値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア

 
レビュー機のスコアは良好です。

同等スペックの比較対象機にくらべるとスコアは少しひかえめですが、その差は小さく、実使用におけるパフォーマンスは同等とみてよいでしょう。

全体としてバランスのとれた性能を発揮し、幅広いシーンで快適かつパワフルな動作が期待できます。

関連記事

 

バッテリー

バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。

※電源モードを「バランス」に設定して実施。

■駆動時間の測定条件

・無線LANでインターネットに接続

・YouTubeを全画面で連続再生

・画面の明るさ:最大レベル

・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件

・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態

・電源アダプターを接続し Windows を起動

・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態

※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

 
バッテリーの駆動時間と充電時間の計測結果は以下のとおり。

バッテリー駆動時間 14時間 41分
バッテリー充電時間
(40%までの充電時間)
29分
バッテリー充電時間
(80%までの充電時間)
1時間 13分
バッテリー充電時間
(100%までの充電時間)
2時間 11分

バッテリー駆動時間はスペックの「約15.0時間(動画再生時)」に近く、結果は良好です。

バッテリー駆動で長時間使用するときは画面の明るさを調整するなどバッテリー消費を抑えることでバッテリー駆動時間をさらに伸ばすこともできます。

また、充電の検証結果も良好です。本機種の特徴のひとつでもある「お急ぎ30分チャージ」は 30分でバッテリー駆動時間の約40%を充電できる仕様です。検証では「お急ぎ30分チャージ」と同等な結果を得られましたが、パソコンを起動している状態で実施しているので、電源オフ(あるいはスリープ)の状態であれば さらに短い時間で充電することができるでしょう。

なお、実際の使用にあたっては、動作環境や使いかたなどにより、バッテリーの駆動時間や充電時間は変動するので参考値としてください。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。

評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した機種の処理時間と比較します。

・dynabook RZ/HX

・LIFEBOOK WU4/J3

・HP OmniBook X Flip 14-fm

・HP OmniBook Ultra 14-fd

※当サイトで計測した処理時間(パフォーマンスモードに相当した設定で計測)

 

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア

Adobe Photoshop Lightroom

Adobe Photoshop Lightroom Classic

■条件等

・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し

・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)

・プリセット等 編集は適用しない

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

■処理結果

Lightroom
dynabook XP(バランス)
22秒1
dynabook XP(最適なパフォーマンス)
20秒6
dynabook RZ
23秒9
LIFEBOOK WU4
26秒2
OmniBook X Flip 14
20秒5
OmniBook Ultra 14
11秒8
Lightroom Classic
dynabook XP(バランス)
20秒8
dynabook XP(最適なパフォーマンス)
20秒6
dynabook RZ
27秒3
LIFEBOOK WU4
24秒0
OmniBook X Flip 14
21秒0
OmniBook Ultra 14
10秒7

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア

CyberLink PowerDirector

■条件等

・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)

・動画再生時間 10分間

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

■処理結果

PowerDirector
dynabook XP(バランス)
1分3秒7
dynabook XP(最適なパフォーマンス)
56秒5
dynabook RZ
1分24秒2
LIFEBOOK WU4
1分27秒0
OmniBook X Flip 14
1分9秒7
OmniBook Ultra 14
55秒7

 
レビュー機は、実際のソフトウェアを使った評価も良好です。

とくに、レビュー機は高輝度・広色域の液晶パネルを搭載した超軽量モバイルノートなので、外出先でのスキマ時間を活用した写真・動画編集といった作業にも十分対応できます。

 

駆動音・表面温度のチェック

駆動音のチェック

駆動音は、下記処理中の音量(デシベル)を測定し、評価します

・CPU ベンチマーク「CINEBENCH R23 /マルチ Core」実行中

・10分間動画のエンコード処理中

※一般住宅で周囲の音ができるだけ入らないようにして測定(室温:25℃)

騒音測定イメージ
音量計測イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)

■測定結果

モード アイドル状態
(最小音量)
最大音量
下段はピーク時の音量推移
ベンチマーク中 動画エンコード中
バランス 33.5db 43.4db
(42~43db)
36.8db
(36db台)
最適な
パフォーマンス
33.5db 43.4db
(42~43db)
38.3db
(37~38db)

■騒音の目安

騒音の大きさ 騒音の具体例
60 デシベル 走行中の自動車内
普通の会話
デパート店内
50 デシベル 家庭用エアコンの室外機
静かな事務所の中
40 デシベル 閑静な住宅地の昼
図書館内
30 デシベル 深夜の郊外
鉛筆での執筆音
20 デシベル 木の葉の触れ合う音
雪の降る音

参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」

 
アイドル時は無音で静かです。

高負荷な状態では「サーッ」という排気音が大きくなります。動かすアプリや動作環境によっては うるさく感じるかもしれません。

ただ、負荷低減後に気流音が静かになるまでの時間は 1分くらいです。パソコンを使っているあいだ高負荷な状態が続くことはないので、駆動音が気になることはないと思います。

※駆動音の音量は、使用環境やパソコンの状態によって変動します。

 

表面温度のチェック

表面温度については、下記を実施したときの表面温度を測定し評価します。

・アイドル状態で10分放置後

・Youtube 動画 30分間視聴後

・10分間動画のエンコード実行後

※単位:℃、測定時の室温:25℃

※電源モードを「バランス」に設定して実施

※写真の左がキーボード表面、右が底面側の計測結果

■アイドル状態で10分間放置

アイドル

■Youtube 動画 30分間視聴後

Youtube

■10分間動画エンコード実行後

動画エンコード

高負荷時には、キーボード奥の中央付近がやや温かく感じられるものの、タイピングへの影響はありません。一方で、パームレストの表面温度は負荷にかかわらず安定しており、長時間の操作でも不快さを感じることはないでしょう。

 

サウンド チェック

dynabook XP/ZY のサウンドシステムには、立体音響技術「Dolby Atmos」が採用されています。

サウンドユーティリティソフトには「Dolby Access」がインストール。コンテンツに合わせたプリセットが用意されているほか、カスタム機能を使ってお好みのサウンドにチューニングすることもできます。

サウンドユーティリティソフト

以下は、実際にサウンドを試聴した印象です。

※プリセット「ミュージック」、インテリジェントイコライザー「バランス」(デフォルト)で試聴

■スピーカー

・低音域から高音域まで広い音域をカバーしており高音質

・音声もはっきり明瞭に聴き取れる

・音量を最大にしても音割れしにくい

■ヘッドホン

・音域全体が増幅されて臨場感や迫力がアップする

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動 再起動 シャットダウン
1回目 17.8秒 47.2秒 9.6秒
2回目 17.2秒 46.5秒 9.6秒
3回目 17.4秒 46.8秒 9.6秒
4回目 17.5秒 47.0秒 10.1秒
5回目 17.3秒 47.2秒 9.5秒
平均 17.4秒 46.9秒 9.7秒

実際の使用にあたってはインストールしているアプリや Windows の更新など使用状況により時間は変動するので参考値としてください。

 

同梱品

dynabook XP/ZY の本体ほか同梱品一式です。

同梱品一式 width=

同梱品
・dynabook XP/ZY 本体
・電源アダプター
・電源コード
・クリーナークロス
・ドキュメント類

 

まとめ

以上、dynabook XP/ZY のレビュー記事をお届けしました。

dynabook XP/ZY は Copilot+ PCに準拠するモバイルノートです。

ベンチマークによる性能評価は少しひかえめな印象はあるものの、体感的なパフォーマンスはパワフルで AI機能を快適に使えます。まさに「AI時代のスタンダード」ともいえるモバイルノートに仕上がっています。

また、1kgを切る軽さでセルフ交換式バッテリーを採用しており、バッテリーの劣化にも対応可能。長く安心して使い続けられる工夫が施されている点も、大きな魅力のひとつです。

AI とモバイルの融合を体現した一台として、あらゆるシーンでユーザーの創造性や作業効率を後押ししてくれるはずです。

高評価のポイント

  • Core Ultra 200Vシリーズ搭載で、日常利用~クリエイティブ用途まで対応できる処理性能
  • 超軽量ボディと高いモビリティ性能で、外出先への持ち運びも快適
  • プレゼンスセンシング+顔認証によるスムーズかつ高精度なサインインができる
  • 負荷状況を問わず本体内部の熱の影響が少ないため、快適な入力操作が維持できる
  • 高輝度・広色域の液晶パネルにより、色再現性にすぐれ、画面が見やすい
  • 1kgを切る軽さでセルフ交換バッテリーを採用

気をつけておきたい点

  • 濃色系のボディカラー(ダークテックブルー)は、指紋や皮脂汚れがやや目立ちやすい
  • ベンチマークスコアは控えめなところもあり、性能を数値で重視するユーザーはやや注意が必要

 
ラインナップしているモデルや価格など最新情報はダイナブック直販サイト「Dynabook Direct」をご確認ください。

アイキャッチ

dynabook XP/ZY (2025年4月発売)
税込 23万円台から
(COCORO MEMBERS 会員価格)

Check

シャープの会員サービス「COCORO MEMBERS」の会員になるとお得な会員価格で購入できます。
製品ページで[会員登録で割引]をクリックし、COCORO MEMBERS に会員登録すればすぐに利用できます。(入会・年会費無料)

 

ダイナブック 特設サイト

Dynabook Direct 掲載価格よりもお得に購入できるクローズドサイトです。(会員登録不要)
詳しくはこちらをご覧ください。

 

タイトルとURLをコピーしました