日本HPが運営する公式オンラインストア「HP Directplus」では、「インテル Core i7 フェスタ」を開催中です。インテル Core i7 を搭載したノートPCがお得に購入できるキャンペーンです。2014年9月24日(水)までの期間限定のキャンペーンです。
インテル Core i7 は パソコンに搭載されるインテルの CPU のなかでも最高スペックのプロセッサーです。インテル Core i7 を搭載したパソコンは動作も速く、キビキビ・サクサク動きます。その最高スペックを搭載した CPU が 約7万円から購入でき、カスタマイズも可能なので自分好みのパソコンに仕上げることができます。
ところで、CPU にはプロセッサーナンバーという番号が振られていて、同じ「Core i7」でも細かい点でスペックが変わってきます。プロセッサーナンバーは、たとえば「インテル Core i7」の後ろに続くナンバー「4702MQ」や「4500M」などで、スペックが多少変わってきます。
今回「インテル Core i7 フェスタ」で対象となるノートPCが搭載している Core i7 プロセッサーについて、主だったところを比較してみました。
プロセッサー | コア数 | スレッド数 | 動作周波数 | ターボ・ブースト利用時の 最大周波数 |
キャッシュ |
Core i7-4702MQ | 4 | 8 | 2.2GHz | 3.2GHz | 6MB |
Core i7-4700MQ | 4 | 8 | 2.4GHz | 3.4GHz | 6MB |
Core i7-4510U | 2 | 4 | 2GHz | 3.1GHz | 4MB |
Core i7-4500U | 2 | 4 | 1.8GHz | 3GHz | 4MB |
各項目の説明は次のようになります。
■コア数
CPU の数、コンピューターを動かす頭脳の数です。
■スレッド数
一つのコアが同時に動かせるソフトウェア(アプリケーション)のプログラム処理単位の数です。一つのアプリケーションでも処理単位ごとに複数のスレッドに分割して並列処理を行っています。スレッド数とはアプリケーションが分割した処理単位(スレッド)を同時に動作できる数を示します。
■動作周波数
コンピューターを動かす命令の周期を表します。数字が大きいほど短い周期で命令を出せるので動作も速くなります。
■ターボ・ブースト利用時の最大周波数
ターボ・ブーストとは、動作周波数を自動的に一気に引き上げることでパソコンの動作を速くする機能です。ターボ・ブースト利用時の最大周波数は、周波数が引き上げられる上限となります。
■キャッシュ
高速処理を行えるCPU(プロセッサー)と、それよりも処理が低速なメモリとの速度差(ギャップ)の緩衝となるものがキャッシュでキャッシュメモリとも呼ばれます。メモリへの読み書き速度は、実はCPUにくらべると意外と遅いのです。そのギャップを埋める容量が大きいほど効率よくコンピューターを動かすことができるわけです。
このように、プロセッサー単体で見れば、コア数、スレッド数、動作周波数などの数字が大きいほどスペックも高いといえます。高スペックのCPUに加えて、メモリが 8GB 以上搭載されれば、処理が遅くなりがちな動画や画像の編集などのマルチメディア処理もサクサクこなせるパソコンになります。別な言い方をすれば、せっかくCore i7が搭載されているならば、メモリは8GB以上あった方がより快適にパソコンを楽しむことができるということです。
参考までに、Blu-RayドライブやDVDドライブの光ディスクについては、映画を見るときにどちらのメディアで見たいかで決めればよいですし、GeForceなどのグラフィックカードは、極端な話、3Dゲームや動きの速い映像をパソコンで視聴する機会がほとんどなければ、それほどこだわらなくても良いです。
いずれにしても、インテル Core i7 が搭載されたパソコンであれば、パソコンの起動もアプリケーションの実行もキビキビ・サクサク動くので、ストレスなく快適にパソコンを楽しむことができます。
その「インテル Core i7」がおトクに購入できるチャンスでもあるので、チェックしてみることをおススメします。