富士通直販サイト WEB MART に 13.3型モバイルノートPC『LIFEBOOK WU2/D2』（LIFEBOOK UHシリーズ 2019年7月モデル）がラインナップしています。
『LIFEBOOK WU2/D2』は超軽量な 13.3インチモバイルノートの最新モデル。その軽さ、最軽量モデルで約698g！
旧モデルから軽さに変化はないものの、ストレージのカスタマイズ項目すべてを PCIe接続の SSD に対応させたほか、画面ののぞき見を防止できる専用のプライバシーフィルターをカスタマイズできるようになったりなど、より使いやすく改良がくわえられています。
使い方に合わせて柔軟にカスタマイズも可能、テレワークなどでも快適に使えるモバイルノートとしてチェックしておきたいモデルです。
ここでは、『LIFEBOOK WU2/D2』の特徴と、旧モデル「LIFEBOOK WU2/C3」（2018年11月モデル）からの変更点をメモしておきます。
なお、『LIFEBOOK WU2/D2』の特徴については、筆者が所有している「LIFEBOOK WU2/C3」の使用感もあわせて記載します。
スペック構成
『LIFEBOOK WU2/D2』は、使い方や予算にあわせて柔軟にカスタマイズができるカスタムメイドモデルです。
おもなスペックは以下のとおりです。
| 最軽量モデル | 軽量モデル | |
|---|---|---|
| OS | 以下より選択可能 ■Windows 10 Pro 64ビット版 ■Windows 10 Home 64ビット版 |
|
| CPU | 以下より選択可能 ■インテル Core i7-8565U プロセッサー ■インテル Core i5-8265U プロセッサー |
以下より選択可能 ■インテル Core i7-8565U プロセッサー ■インテル Core i5-8265U プロセッサー ■インテル Core i3-8145U プロセッサー |
| メモリ | 以下より選択可能 ■16GB ［オンボード/交換不可］（デュアルチャネル対応） ■8GB ［オンボード/交換不可］（デュアルチャネル対応） （LPDDR3 2133MHz） |
以下より選択可能 ■16GB ［オンボード/交換不可］（デュアルチャネル対応） ■8GB ［オンボード/交換不可］（デュアルチャネル対応） ■4GB ［オンボード/交換不可］ （LPDDR3 2133MHz） |
| ストレージ | 以下より選択可能 ■約1TB SSD （PCIe） ■約512GB SSD（PCIe） ■約256GB SSD（PCIe） |
以下より選択可能 ■約1TB SSD （PCIe） ■約512GB SSD（PCIe） ■約256GB SSD（PCIe） ■約128GB SSD（PCIe） |
| ディスプレイ | 13.3型ワイド フルHD LEDバックライト付高輝度・高色純度・広視野角TFTカラーLCD（ノングレア液晶）IGZO液晶 | |
| グラフィックス | Intel UHD Graphics 620（CPUに内蔵） | |
| LAN | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠、Wakeup on LAN機能対応 | |
| ワイヤレス | IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠、MU-MIMO対応、Bluetooth v5.0準拠 | |
| カメラ、マイク | フルHD Webカメラ内蔵（有効画素数約207万画素） Windows Hello対応、デジタル（ステレオ）マイク内蔵 | |
| 本体カラー | ピクトブラック | 以下より選択可能 ■ピクトブラック ■ガーネットレッド ■アーバンホワイト |
| 本体サイズ(W×D×H) | 309×212×15.5 mm | |
| 質量 | 約698g～（構成により異なります） | 25Whバッテリ搭載時：約747g～（構成により異なります） 50Whバッテリ搭載時：約855g～ |
※組み合わせによりカスタマイズできない項目があります。
通常WEB価格は、最軽量モデルで 税込21万円なかほど～、軽量モデルで 税込14万円後半～。
クーポンを利用すれば 17%オフの価格となり、最軽量モデルで 税込17万円後半～、軽量モデルで 税込12万円前半～。
［価格は記事執筆時点］
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おもな変更点
新モデル『LIFEBOOK WU2/D2』になって変わったおもな変更点は以下のとおりです。
■タッチ対応モデルがなくなった
旧モデル「LIFEBOOK WU2/C3」では軽量モデルに限りタッチ対応液晶にカスタマイズできましたが、新モデルではこれは廃止。
最軽量モデル、軽量モデルともにタッチ非対応として、映像描画がよりキレイな IGZO 液晶に統一されています。
■SSD がすべて PCIe対応に
旧モデルでは SSD のカスタマイズで 128GB または 256GB の SSD は SATA対応でしたが、新モデルではすべての SSD が PCIe対応の SSD になっています。
PCIe対応の SSD は SATA対応の SSD よりも 高速なデータアクセスが可能なインターフェースです。SSD の高速アクセスを活かしてくれるインターフェースなので Windows や アプリもより高速に起動できるメリットがあります。
■専用のプライバシーフィルターのカスタマイズが可能に
モバイルノートは外出先で使う機会が多く、電車など移動中やカフェなどで使うときはとなりからののぞき見が気になるところ。
新モデルでは専用のプライバシーフィルターのカスタマイズができるようになりました。
のぞき見が気になる場所で使う機会が多い人はプライバシーフィルターのカスタマイズがおすすめです。
■大容量バッテリーを搭載時の質量が軽量に
新モデルでは最軽量モデルの質量は「約698g」と変更はありませんが（さらに軽量化することは簡単ではないでしょう）、軽量モデルで大容量の「50Whバッテリー」にカスタマイズしたときの質量が 約915g → 約855g に、なんと 60g も軽くなりました。
本体のカラーにより質量に若干の違いはあるものの、60g の軽量化はスゴイことだと思います。
ちなみに、本体のカラーによって本体質量に違いが出るのは、塗料の質量に違いがあるから。塗料の軽さの順番はブラック、レッド、ホワイトの順です。
最軽量モデルがブラックのみであることは、こういった理由からなんです。
■USBポートのリビジョンがアップ
実装されているインターフェースの種類や数に変更はありませんが、USB Type-A のポートが 3.0 → 3.1（Gen1）へリビジョンがアップしています。
USB Type-A のポートは左右側面に 1ポートずつ実装されています。
LIFEBOOK WU2/C3 の左右インターフェース
LIFEBOOK WU2/D2 のインターフェース実装位置は同じ
■ソフトウェアが一部バージョンアップ
バージョンアップしているソフトウェアは以下のとおりです。
Microsoft Office（カスタマイズソフト）
（旧モデル）Office Home & Business 2016
（新モデル）Office Home & Business 2019
パソコンの設定やデータを保存・復元するソフト
（旧モデル）バックアップガイド
（新モデル）FMV-Cドライブバックアップガイド
写真を高度に編集・加工する
（旧モデル）Corel PaintShop Pro 2018 for FUJITSU
（新モデル）Corel PaintShop Pro 2019 SE
写真や動画を編集・加工する
（旧モデル）Corel Digital Studio for FUJITSU
（新モデル）Corel Digital Studio
上述のとおり、今回のモデルでは大きな変更点はなく、マイナーチェンジレベルといえます。
LIFEBOOK WU2/D2 の特徴
とにかく軽い！
ノートパソコンの重さの目安として 1kg を切れば、超軽量といえるくらい軽くて持ち運びもラクにできます。
LIFEBOOK WU2/D2 は 最軽量モデルで 約698g、軽量モデルでも約747g～！
とても軽くて指2本でつまんで持つことができちゃいます。
持ち歩きは本当にラクになりました。
高性能で高品質
LIFEBOOK WU2/D2 には第8世代（Whiskey Lake 世代）インテル Core プロセッサーの搭載にくわえ、より高速データ転送が可能な PCIe接続の SSD が搭載されています。
動作も軽快で快適なパフォーマンスが期待できます。
さらに、軽さと堅牢性を両立していることも特徴の一つです。
側面部に厚みを持たせる加工やねじれに強い造形によって、耐落下や耐加圧、耐振動などの強度試験をクリアしており、軽さと強度が両立されていいるとか。
モバイルノートとしての性能レベルや品質レベルの高さがうかがえます。
タイピングしやすいキーボード
LIFEBOOK WU2/D2 のキーボードは、キーピッチが約19mm／キーストロークが約1.5mmとデスクトップパソコンのキーボードと同等のフルサイズキーボードです。
筆者が所有している「LIFEBOOK WU2/C3」も同じスペックで、実際の使用感としてもタイピングのしやすさは格別です。心地良いタイプ感でキー入力ができます。
顔認証でかんたんあんしんセキュリティ
モバイルノートは外出先で使う機会が多くパスワードの設定は必須ですが、いちいちパスワードを入力するのは意外と面倒なものです。
顔認証情報を登録しておけばパソコンの前にすわるだけでパスワードを入力することなく Windows にサインインできます。外出先でもセキュリティを確保しつつ利便性を高めることができます。
まとめ
『LIFEBOOK WU2/D2』はスペック的に大きな変更はなく、SSD やプライバシーフィルターのカスタマイズなど、部分的に改良がくわえられたマイナーチェンジモデルの印象です。
価格やキャンペーンなど最新情報は富士通直販サイト WEB MART をご確認ください。
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