HP ProBook 4 G2a 14 AI PC レビュー:AI機能とセキュリティを備えたビジネスノート

 

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貸出機材提供:株式会社日本HP

正面斜め(背景付き)

日本HPが販売する HP ProBook 4 G2a 14 AI PC は、AMD Ryzen AI 400 シリーズ プロセッサーを搭載した 14型ビジネスノートPCです。

プロセッサーに内蔵される NPU は 50TOPS で Copilot+ PC に対応。リコール機能やリアルタイム翻訳などの AI 機能をローカルで実行できるほか、法人向けのセキュリティ機能も備えています。

Wi-Fi 6E や 5G対応モデルが用意されており、モバイル利用にも適した携帯性と MIL-STD 810H 準拠の堅牢性を両立。ハイブリッドワーク環境を想定したビジネスノートに仕上げられています。

■HP ProBook 4 G2a 14 AI PC の特徴

  • AMD Ryzen AI 400 シリーズプロセッサーを搭載
  • MIL-STD 810H の19項目をクリアした頑丈なボディ
  • 薄型・コンパクトでスタイリッシュなデザイン
  • WUXGA(1920×1200)アスペクト比 16:10 の非光沢ディスプレイ
  • タイピングしやすいキーボード
  • 5MP AI Webカメラを搭載(プライバシーシャッター付き)(一部モデルは FHD HDR Webカメラ)
  • 指紋認証センサーと顔認証カメラを標準搭載(一部モデルは指紋認証センサーのみ)
  • 法人向けMVNOサービス「HP eSIM Connect」対応モデルも選択可能

本記事では、メーカーからお借りした実機を試用し、前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。

天面(背景付き)

レビューは 2026年10月15日時点の内容です。

 

HP ProBook 4 G2a 14 AI PC のスペック構成

HP ProBook 4 G2a 14 AI PC のおもなスペック構成は以下のとおり。

OS Windows 11 Pro
CPU ■AMD Ryzen AI 5 430 プロセッサー
■AMD Ryzen AI 5 435 プロセッサー
■AMD Ryzen AI 7 445 プロセッサー
メモリ ■16GB(16GB×1)SO-DIMM DDR5-5600
■16GB(8GB×2)SO-DIMM DDR5-5600
■32GB(32GB×1)SO-DIMM DDR5-5600
ストレージ ■256GB M.2 SSD (PCIe NVMe)
■512GB M.2 SSD (PCIe NVMe)
ディスプレイ 14.0インチワイド(16:10) WUXGA 液晶ディスプレイ(非光沢パネル、最大解像度 1920×1200ドット、最大輝度 300cd/m2、LEDバックライト)
グラフィックス AMD Radeon 840M グラフィックス (CPU内蔵)
LAN RTK GBE Ethernet コントローラー(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)
無線LAN/ Bluetooth Mediatek RZ616 Wi-Fi 6E 802.11a/b/g/n/ac/ax(アンテナ数:送信2、受信2)(Wi-Fi準拠) + Bluetooth5.3
WWAN ■なし
■HP 5G NR Sub-6 CAT19 WWAN(GPS機能付き)
カメラ ■5MP AI Webカメラ(HP Auto Frame)、IRカメラ(Windows Hello対応)、プライバシーシャッター付き
■FHD HDR Webカメラ、プライバシーシャッター付き
指紋センサー パームレストに内蔵(Windows Hello対応)
バッテリー駆動時間 JEITA測定法Ver3.0:7時間32分(動画再生時) / 16時間50分(アイドル時)
本体サイズ(W×D×H) 約 318.60×224.30×19.90-20.40(最厚部)mm(突起部含まず)
本体質量 約 1.54kg~

 
詳しいスペックや価格などの最新情報は日本HP公式サイトをご確認ください。

アイキャッチ

HP ProBook 4 G2a 14 AI PC
税込 23万円台から

※HP ProBook 4 G2a 14 AI PC は法人向けモデルですが、個人ユーザーや SOHO、フリーランスのユーザーも購入できます。

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外観

スタイリッシュなデザイン

HP ProBook 4 G2a 14 AI PC は、ビジネス向けPC ながらスタイリッシュな外観です。

正面側(左振り)

背面側(右振り)

本体カラーはシルバー。ナチュラルな色合いでスタイリッシュな外観にマッチします。

天面真上

天面斜め

筐体の素材はアルミニウムを採用。軽さと剛性を兼ね備え、米国防総省が定めるMIL規格「MIL-STD 810H」の19項目をクリアしています。

スタイリッシュなフォルム

手触り感はサラサラしており質感は良好。指紋や皮脂の跡が目立ちにくい点も好印象です。

ロゴ
天面の hpロゴと背面ヒンジ部分の ProBook ブランドロゴがアクセント

なお、製品の主要部品の素材には、リサイクルされたアルミニウムやプラスチックなどの再生素材が使用されていますが、表面の質感やエッジの処理は非常に丁寧で、スタイリッシュな印象は損なわれていません。ビジネス向けモデルらしい落ち着いたデザインを維持しながら、環境配慮にも取り組んでいる点も特徴です。

 
本体はスリムでバッグへの出し入れもスムーズにできます。

スリムボディ(手前側)

スリムボディ(背面側)

スリムボディ(手持ちのイメージ)
本体はスリム

 
底面カバーは継ぎ目のないシンプルなデザインです。見た目はシンプルながら剛性にすぐれ、持ち上げた際のたわみもなく、日常的な持ち運びや外出先での使用でも安心感があります。

底面真上

底面(斜め)

ゴム足は、前面側と背面側に、左右にまたがる形で配置されており、設置時の安定感はしっかりしています。

排気口はヒンジのあいだに配置されています。背面側のゴム足は、排気口から出された温かい空気が再び吸気口に入り込むのを防ぐ役割も兼ねています。

排気口
排気口(ヒンジのあいだ)

これにより本体内部の冷却が効果的に行われ、長時間使用でも安定した動作が期待できます。

底面側から見た排気口
吸気口(底面カバー側)と排気口

 

必要十分なインターフェース

HP ProBook 4 G2a 14 AI PC は、USB Type-A や Type-C、LANポート、HDMI など主要インターフェースを必要十分備えています。

インターフェース(右側面)

右側面

①Nano SIM カードスロット(5Gモデルのみ)

②USB Type-A 5Gbps signaling rate (Powered)

③LANポート(RJ45)ギガビット対応

④ナノセキュリティロック ケーブル用スロット(約2.5 × 6mm)

インターフェース(左側面)

左側面

⑤HDMI 2.1

⑥USB Type-A 5Gbps signaling rate (Powered)

⑦USB Type-C 10Gbps signaling rate (USB Power Delivery、DisplayPort 1.4)×2

⑧コンボステレオヘッドフォン/マイクジャック

また、USB Type-C ポートの映像出力/PD充電器対応の検証結果は以下のとおりです。

■USB Type-C 対応表(2ポート共通:当サイトの検証結果)

映像出力 〇(4K出力可能)
PD充電器(30W) △(低速充電)
PD充電器(45W) △(低速充電)
PD充電器(65W) △(低速充電)

検証機器による相性の可能性もありますが、65W の PD充電器でも低速充電のメッセージが表示されました。ただ、充電自体は行われており、実用上の支障は感じませんでした。

なお、HDMI 出力端子は 4K に対応しており、外部ディスプレイへの高解像度出力が可能です。

 

電源ボタンはキーボード右上に実装

電源ボタンはキーボード右上に実装されています。

電源ボタン
電源ボタンは LED内蔵

キーの一部としてレイアウトされているため、使用中に誤って押してしまうのではと心配するユーザーもいると思います。しかしながら、ボタンを押した感覚は ほかのキーより少しだけ重く、また、既定の設定では、1秒未満の短押しでは反応しません。ただし、1~2秒程度ならスリープへ移行し、さらに長押しすると、強制的に電源オフされます。

 

高解像度カメラと Windows スタジオ エフェクト

レビュー機の Webカメラは、5MP(約500万画素)の高精細な AIカメラにくわえ、Windows スタジオエフェクト機能が搭載されています。

※一部モデル(eSIM Connect付属 キャンペーンモデル)の Webカメラは FHD HDR Webカメラです。

ビデオコントロール
Windows スタジオ エフェクト

Windows スタジオ エフェクトは、被写体を自動で追従するフレーミングや 明るさ調整、背景ぼかしなど、オンラインコミュニケーションをアシストしてくれる便利な機能です。

ここで活躍するのが NPU です。これらの処理を実行している間は NPU の使用率が上昇し、AI 処理がローカルで動作していることが確認できます。

タスクマネージャー
Windows スタジオ エフェクト実行中の NPU 使用状況

搭載されるプロセッサーの NPU は最大 50TOPS で、Windows スタジオ エフェクトの動作はスムーズでした。

 

顔認証カメラと指紋センサーを標準搭載

レビュー機は、顔認証カメラと指紋センサーを標準で搭載しています。

※一部モデル(eSIM Connect付属 キャンペーンモデル)は、指紋センサーのみ搭載しています。

顔認証
顔認証でサインイン

指紋認証
指紋認証でサインイン

顔認証と指紋認証は併用が可能で、認証精度はいずれも良好です。Windows へのサインインもスムーズです。

また、カメラには「プライバシーシャッター」が付いています。

カメラシャッター
上の画像:シャッターを開いてカメラ有効
下の画像:シャッターを閉じてカメラを遮断

シャッターはスライド式(手動)ですがスムーズなスライドが可能。オンライン会議などで周囲を映したくない場面でもスムーズに操作できます(切替スイッチはカメラの上側)。

なお、プライバシーシャッターでカメラを閉じていると顔認証機能は使えませんが、指紋認証でサインインすることができます。

状況に応じて顔認証と指紋認証を使い分けられるため、セキュリティを確保しつつ、スムーズにサインインが行えます。

 

存在検知機能を搭載

HP ProBook 4 G2a 14 AI PC は、存在検知機能(プレゼンスセンシング)を搭載しています。

プレゼンス センシング
存在検知の設定

プレゼンス センシング
存在検知の詳細設定画面

プレゼンスセンシングは、離着席時にパソコン画面を自動でロック/解除できる機能です。顔認証情報を登録しておけば、着席時に自動で顔認証機能が起動し、そのままサインインできます。

日々の業務においても、利便性の高さにくわえプライバシーやセキュリティの強化にも役立ちます。

 

スピーカーは底面側に搭載

スピーカーは底面側 前面の左右に搭載されています。

スピーカー
スピーカーは底面側 前面の左右に搭載

スピーカー
スピーカーの拡大写真

スピーカーから出力されるサウンドは、低音域が少しひかえめですが、全体的な音質は良好です。

 

A4 より一回り大きいくらいのサイズ感

本体の大きさのイメージは以下のとおり。本体のサイズ感をイメージしやすいように、A4コピー用紙と B5版ノートを本体の上に載せています。

本体の大きさイメージ
レビュー機の本体サイズ感

フットプリントはA4用紙よりやや大きい程度で、見た目以上にコンパクトで扱いやすいサイズ感です。

 
レビュー機の本体を閉じたときの高さのイメージは以下のとおり。

本体の高さ
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

ゴム足を含めた本体の高さは実測で 約23.5mm(最厚部)。上記写真のとおり、CDケース 2枚より少し厚みのある程度で、14型ノートとしてもスリムです。

また、本体や電源アダプターなど質量の実測値は以下のとおりです。

質量 (実測)

・本体:1,487g
・電源アダプター:104g
・USB Type-C コード:58g

本体の質量は約1.5kgですが、日常的な持ち運びにも対応できる重量感です。

本体の重量感

電源アダプターは最大出力 65W と十分な性能を備えながら、サイズは非常にコンパクトです。

電源アダプターの大きさイメージ

軽量・小型にくわえ折りたたみプラグを採用しているため、持ち歩きの際も収納しやすく、かさばりません。

電源アダプターの外観

 

ディスプレイのチェック

自然な色合いの液晶ディスプレイ

レビュー機のディスプレイは LG Philips 製の液晶パネル[型番:LGD07E1]が採用されています。彩度はやや控えめですが、自然な色合いで表示され、日常的な利用には十分な表示品質です。

描画イメージは以下のとおり。

映像(気球)
画像の表示例(その1)

映像(紅葉)
画像の表示例(その2)

テキスト
テキストの表示例

テキスト拡大
テキスト表示を拡大

 
トーンカーブは以下のとおり。

トーンカーブ
トーンカーブ
(キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測)

輝度の計測結果はディスプレイの明るさ設定 100 のとき「297 nit」で、室内利用には十分な明るさです。

 
色域の計測結果は以下のとおり。

色域
色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)

規格 カバー率 比
sRGB 63.0% 63.1%
Adobe RGB 46.7% 46.7%
DCI-P3 46.5% 46.5%

標準的な色域で、写真編集など色の正確さが求められる用途には不向きですが、オフィスワークやWeb閲覧、オンライン会議といった日常的な作業には十分な表示品質です。

 

狭額縁ベゼル

ベゼルは狭額縁です。

狭額縁ベゼル

上部ベゼルはカメラユニットが組み込まれているため多少の厚みがあります。一方で、左右のベゼルは鉛筆の太さとほぼ同じ幅で、画面周りはすっきりとしています。

 

映り込みは気にならない

ディスプレイの映り込み具合をチェックします。

画面映り込み(その1)

画面映り込み(その2)

HP ProBook 4 G2a 14 AI PC のディスプレイは非光沢液晶を採用しているため、映り込みは上記写真のとおり かなり低減されています。黒系の映像でも一般的な室内環境であれば気になる場面は少ないでしょう。

 

広い視野角

視野角をチェックします。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからも描画されている映像をはっきり確認できます。

 

天面は ほぼフラットまで開くことができる

天面はほぼフラットまで開くことができます。

ディスプレイの最大角度

ディスプレイがフラットになれば、打ち合わせなどでの画面共有に便利です。

 

キーボード&タッチパッドのチェック

タイピングしやすいキーボード

HP ProBook 4 G2a 14 AI PC のキーボードは、標準的なキー配列を採用しています。

キーボードレイアウト

キーピッチは実測で およそ19mm(仕様も 19 mm)。フルサイズキーボードと同等のキーピッチで窮屈な感じはありません。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

キートップの形状は中央がわずかにへこんでいます。表面は少しツルツルとした感触で、指先のタッチ感は良好です。

キートップ

キーストロークの仕様は 1.5±0.2mmで標準的な深さです。

キーの押し込みや跳ね返りもちょうど良い感じで、しっかりとした打鍵感を得られます。

キーストローク

タイプ音は「タクタク」という音で静音性も良好。長時間の入力でも疲れにくく、快適にタイピングできるキーボードです。

なお、キーボードバックライトは搭載されません。

 

質感のよいパームレスト

パームレストはサラサラとした感触で、上質感ある仕上がりです。

パームレスト

指紋や皮脂の跡も目立ちません。

 

なめらかなスベリのタッチパッド

タッチパッドはツルツルとした感触で、スベリもなめらかです。

タッチパッドのサイズ感
タッチパッドのサイズ感

大きめのサイズで、クリック(タップ)やジェスチャー操作も行いやすいです。

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークでは、レビュー機の CPU・グラフィックス・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスを評価します。

レビュー機の基本スペック

CPU AMD Ryzen AI 5 430 プロセッサー
メモリ 16GB(8GB×2)SO-DIMM DDR5-5600
ストレージ 512GB M.2 SSD (PCIe NVMe)
グラフィックス AMD Radeon 840M グラフィックス

 
評価に使用したベンチマークは以下のとおり。

評価項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能 3DMark Time Spy
ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ[中量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 10
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)

ベンチマークの実行にあたっては電源オプションの電源プランを「HP Optimized (Modern Standby)」に設定し、電源とバッテリーの電源モードを「バランス」と「最適なパフォーマンス」の2モードそれぞれで実施しています。

電源オプション
電源プランの設定

電源とバッテリー
電源モードの設定

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R23(マルチコア/シングルコア)と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。

評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・AMD Ryzen AI 7 450 プロセッサー

・AMD Ryzen AI 5 435 プロセッサー

・AMD Ryzen AI 7 350 プロセッサー

・AMD Ryzen AI 5 340 プロセッサー

・AMD Ryzen 7 250 プロセッサー

・AMD Ryzen 5 230 プロセッサー

・AMD Ryzen 7 8840U プロセッサー

・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 255H

・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 258V

・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 228V

・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 255U

・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 225U

・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H

・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125H

・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155U

・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125U

※当サイトで計測したスコアの平均値

 

CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価]

CINEBENCH R23 (マルチコア)
Core Ultra 7 255H
16564 pts
Ryzen AI 7 450
15353 pts
Ryzen AI 7 350
13174 pts
Ryzen 7 250
12323 pts
Ryzen 7 8840U
12259 pts
Core Ultra 7 155H
12190 pts
Ryzen AI 5 340
12186 pts
Ryzen AI 5 435
11583 pts
Ryzen 5 230
11553 pts
Core Ultra 5 228V
9973 pts
Core Ultra 5 125H
9920 pts
Core Ultra 7 258V
9873 pts
Core Ultra 7 255U
9788 pts
Core Ultra 7 155U
8648 pts
Core Ultra 5 225U
7885 pts
Core Ultra 5 125U
6508 pts
Ryzen AI 5 430 (レビュー機/最適なパフォーマンス)
5454 pts
Ryzen AI 5 430 (レビュー機/バランス)
5325 pts

 

CINEBENCH R23 (シングルコア)
Core Ultra 7 255H
1998 pts
Ryzen AI 7 450
1980 pts
Ryzen AI 7 350
1938 pts
Ryzen AI 5 340
1896 pts
Core Ultra 7 258V
1873 pts
Core Ultra 7 255U
1827 pts
Core Ultra 5 225U
1740 pts
Core Ultra 5 228V
1735 pts
Ryzen 7 8840U
1713 pts
Core Ultra 7 155U
1691 pts
Ryzen AI 5 435
1672 pts
Ryzen 7 250
1670 pts
Core Ultra 7 155H
1665 pts
Ryzen 5 230
1664 pts
Core Ultra 5 125H
1661 pts
Core Ultra 5 125U
1564 pts
Ryzen AI 5 430 (レビュー機/バランス)
1342 pts
Ryzen AI 5 430 (レビュー機/最適なパフォーマンス)
1340 pts

 

CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]

CPU Mark (PassMark PerformanceTest)
Core Ultra 7 255H
33215
Ryzen AI 7 450
27837
Ryzen 7 8840U
25969
Core Ultra 7 155H
25646
Ryzen 7 250
25295
Ryzen AI 7 350
24160
Ryzen 5 230
22955
Core Ultra 5 125H
21632
Ryzen AI 5 340
21627
Core Ultra 7 258V
20691
Core Ultra 7 255U
20364
Ryzen AI 5 435
20115
Core Ultra 5 228V
20106
Core Ultra 7 155U
18521
Core Ultra 5 225U
18144
Core Ultra 5 125U
15296
Ryzen AI 5 430 (レビュー機/最適なパフォーマンス)
12568
Ryzen AI 5 430 (レビュー機/バランス)
12565

 
レビュー機の CPU ベンチマークスコアは、比較対象のプロセッサーにくらべると控えめな結果でした。ただ、オフィス業務や Web 会議などの日常的な作業には十分な性能を備えています。

また、本機は AMD Ryzen AI 7 445 プロセッサーを搭載した構成も用意されています。画像処理やデータ分析など、より高い処理性能を求める用途で使用する場合は、こちらの構成を検討するとよいでしょう。

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・AMD Radeon 860M グラフィックス(Ryzen AI 7 450内蔵)

・AMD Radeon 860M グラフィックス(Ryzen AI 5 435内蔵)

・AMD Radeon 860M グラフィックス(Ryzen AI 7 350内蔵)

・AMD Radeon 840M グラフィックス(Ryzen AI 5 340内蔵)

・AMD Radeon 780M グラフィックス(Ryzen 7 250内蔵)

・AMD Radeon 760M グラフィックス(Ryzen 5 230内蔵)

・AMD Radeon 780M グラフィックス(Ryzen 7 8840U内蔵)

・インテル Arc 140T グラフィックス(Core Ultra 7 255H内蔵)

・インテル Arc グラフィックス 140V(Core Ultra 7 258V内蔵)

・インテル Arc グラフィックス 130V(Core Ultra 5 228V内蔵)

・インテル グラフィックス(Core Ultra 7 255U内蔵)

・インテル グラフィックス(Core Ultra 5 225U内蔵)

・インテル Arc グラフィックス(Core Ultra 7 155H内蔵)

・インテル Arc グラフィックス(Core Ultra 5 125H内蔵)

・インテル グラフィックス(Core Ultra 7 155U内蔵)

・インテル グラフィックス(Core Ultra 5 125U内蔵)

※当サイトで計測したスコアの平均値

 

3DMark Time Spy

Time Spy は DirectX 12 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Time Spy
インテル Arc 140T (Core Ultra 7 255H)
4236
インテル Arc 140V (Core Ultra 7 258V)
4192
インテル Arc 130V (Core Ultra 5 228V)
3882
インテル Arc (Core Ultra 7 155H)
3558
AMD Radeon 860M (Ryzen AI 7 450)
3261
インテル Arc (Core Ultra 5 125H)
3119
AMD Radeon 860M (Ryzen AI 7 350)
3011
AMD Radeon 780M (Ryzen 7 8840U)
2790
AMD Radeon 780M (Ryzen 7 250)
2761
インテルグラフィックス (Core Ultra 7 255U)
2350
AMD Radeon 760M (Ryzen 5 230)
2242
インテルグラフィックス (Core Ultra 7 155U)
2072
インテルグラフィックス (Core Ultra 5 125U)
2049
インテルグラフィックス (Core Ultra 5 225U)
1960
AMD Radeon 840M (Ryzen AI 5 435)
1723
AMD Radeon 840M (Ryzen AI 5 340)
1534
AMD Radeon 840M (レビュー機/最適なパフォーマンス)
1449
AMD Radeon 840M (レビュー機/バランス)
1402

 

ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ[中量級のゲーム]

暁月のフィナーレ
インテル Arc 130V (Core Ultra 5 228V)
11066
インテル Arc 140V (Core Ultra 7 258V)
10921
インテル Arc 140T (Core Ultra 7 255H)
10343
インテル Arc (Core Ultra 7 155H)
8277
AMD Radeon 860M (Ryzen AI 7 450)
7965
AMD Radeon 860M (Ryzen AI 7 350)
7365
インテル Arc (Core Ultra 5 125H)
7216
AMD Radeon 840M (Ryzen AI 5 435)
6330
インテルグラフィックス (Core Ultra 7 255U)
6193
AMD Radeon 780M (Ryzen 7 8840U)
6193
AMD Radeon 780M (Ryzen 7 250)
6040
AMD Radeon 760M (Ryzen 5 230)
6028
AMD Radeon 840M (Ryzen AI 5 340)
5289
インテルグラフィックス (Core Ultra 7 155U)
5034
インテルグラフィックス (Core Ultra 5 225U)
4648
インテルグラフィックス (Core Ultra 5 125U)
4505
AMD Radeon 840M (レビュー機/最適なパフォーマンス)
4296
AMD Radeon 840M (レビュー機/バランス)
3643

※高品質(ノートPC)/解像度 1920×1080 で実施

 

ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXV
インテル Arc 140T (Core Ultra 7 255H)
8211
インテル Arc 130V (Core Ultra 5 228V)
8177
インテル Arc 140V (Core Ultra 7 258V)
7661
AMD Radeon 860M (Ryzen AI 7 450)
7043
AMD Radeon 860M (Ryzen AI 7 350)
6866
インテル Arc (Core Ultra 7 155H)
5728
AMD Radeon 760M (Ryzen 5 230)
5719
AMD Radeon 780M (Ryzen 7 8840U)
5665
AMD Radeon 780M (Ryzen 7 250)
5503
インテル Arc (Core Ultra 5 125H)
5176
インテルグラフィックス (Core Ultra 7 255U)
4868
AMD Radeon 840M (Ryzen AI 5 435)
4699
AMD Radeon 840M (Ryzen AI 5 340)
4562
インテルグラフィックス (Core Ultra 7 155U)
3826
インテルグラフィックス (Core Ultra 5 225U)
3813
AMD Radeon 840M (レビュー機/最適なパフォーマンス)
3798
AMD Radeon 840M (レビュー機/バランス)
3494
インテルグラフィックス (Core Ultra 5 125U)
3282

※軽量品質/解像度 1280×720 で実施

 
レビュー機は、グラフィックスベンチマークスコアも控えめな結果でしたが、一般的なビジネス用途には十分な性能を備えています。高いグラフィックス性能を必要とする動画編集や 3D CAD などの用途には適していませんが、動画閲覧や複数アプリを併用したオンライン会議も安定してこなせます。

なお、ローカルAI処理ではメモリ容量も重要です。生成AIなどを快適に利用する場合は、32GB以上の大容量メモリを選択するとよいでしょう。

 

ストレージ性能

HP ProBook 4 G2a 14 AI PC に搭載されるストレージは、512GB M.2 SSD(PCIe NVMe) です。

レビュー機のストレージ情報は以下のとおり。

CrystalDiskInfo
ストレージ情報
(シリアルナンバーは隠しています)

ストレージ性能は、CrystalDiskMark を使用しデータ転送速度を計測・評価します。

ストレージベンチ
データ転送速度

※電源モードを「バランス」に設定して計測した結果。「最適なパフォーマンス」での計測結果も同等です。

計測結果は良好で、PCIe NVMe SSD らしい高速なデータアクセスを実現しています。ファイルの読み書きやアプリの起動でも待ち時間が少なく、快適に利用できます。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 で実際の使用を想定した性能評価を行います。

評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。

・HP EliteBook X G2a 14 AI PC

・HP EliteBook 6 G1a 14

・HP ProBook 4 G1iR 14

※当サイトで計測したスコア(パフォーマンスモードに相当した設定で計測したスコア)

おもなスペックは以下のとおり。

スペック ProBook 4 G2a 14 AI   
(レビュー機)
EliteBook X G2a 14 AI   EliteBook 6 G1a 14      ProBook 4 G1iR 14    
CPU AMD Ryzen AI 5 430 AMD Ryzen AI 5 435 AMD Ryzen AI 5 340 インテル Core 5 220U
メモリ 16GBメモリ 32GBメモリ 16GBメモリ 16GBメモリ
ストレージ 512GB SSD (NVMe) 512GB SSD (NVMe) 512GB SSD (NVMe) 512GB SSD (NVMe)
グラフィックス AMD Radeon 840M グラフィックス AMD Radeon 840M グラフィックス AMD Radeon 840M グラフィックス インテル グラフィックス

 

ベンチマーク結果は以下のとおり。

Essentials
ProBook 4 G2a 14 AI (バランス)
6770
ProBook 4 G2a 14 AI (最適なパフォーマンス)
6961
EliteBook X G2a 14 AI
8032
EliteBook 6 G1a 14
9782
ProBook 4 G1iR 14
9880
目標値
4100
Productivity
ProBook 4 G2a 14 AI (バランス)
9539
ProBook 4 G2a 14 AI (最適なパフォーマンス)
11406
EliteBook X G2a 14 AI
12144
EliteBook 6 G1a 14
9396
ProBook 4 G1iR 14
7139
目標値
4500
Digital Contents Creation
ProBook 4 G2a 14 AI (バランス)
4702
ProBook 4 G2a 14 AI (最適なパフォーマンス)
5292
EliteBook X G2a 14 AI
7457
EliteBook 6 G1a 14
7025
ProBook 4 G1iR 14
6476
目標値
3450

※テスト項目説明

・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)

・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)

・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)

※目標値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア

 
レビュー機のベンチマークスコアは、ビジネス向けPC として良好な結果を得られました。

とくに Productivity テストの結果は良好で、オフィス業務を中心に、Web 会議などの日常的な作業も安定したパフォーマンスで利用できるでしょう。

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バッテリー

バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。

※電源モードを「バランス」に設定して実施。

■駆動時間の測定条件

・無線LANでインターネットに接続

・YouTubeを全画面で連続再生

・画面の明るさ:最大レベル

・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件

・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態

・電源アダプターを接続し Windows を起動

・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態

※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

 
バッテリーの駆動時間と充電時間の計測結果は以下のとおり。

バッテリー駆動時間 4時間 56分
バッテリー充電時間
(50%までの充電時間)
54分
バッテリー充電時間
(80%までの充電時間)
1時間 32分
バッテリー充電時間
(100%までの充電時間)
2時間 30分

 
駆動時間の検証結果は、スペック上の「7時間 32分(動画再生時)」の 約65% です。スペック値との単純比較では短く見えますが、検証はバッテリーを多く消費する条件で行っているため、おおむね妥当な結果といえます。実際の使用では画面輝度を下げるなど消費電力を抑えることで、より長い駆動時間が期待できます。

また、充電について、公式サイトでは急速充電対応とは記載されておらず、検証結果も標準的な充電速度でした。なお、検証では起動状態で実施しており、電源オフやスリープ状態であれば、さらに短時間での充電が見込めます。

実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するため参考値としてください。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。

評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した機種の処理時間と比較します。

・HP EliteBook X G2a 14 AI PC

・HP EliteBook 6 G1a 14

・HP ProBook 4 G1iR 14

※当サイトで計測した処理時間(パフォーマンスモードに相当した設定で計測)

 

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理結果は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア

Adobe Lightroom

Adobe Lightroom Classic

■条件等

・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し

・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)

・プリセット等 編集は適用しない

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

■処理結果

Lightroom
ProBook 4 G2a 14 AI (バランス)
24秒8
ProBook 4 G2a 14 AI (最適なパフォーマンス)
24秒0
EliteBook X G2a 14 AI
17秒7
EliteBook 6 G1a 14
20秒9
ProBook 4 G1iR 14
25秒9
Lightroom Classic
ProBook 4 G2a 14 AI (バランス)
24秒3
ProBook 4 G2a 14 AI (最適なパフォーマンス)
24秒2
EliteBook X G2a 14 AI
17秒7
EliteBook 6 G1a 14
19秒3
ProBook 4 G1iR 14
25秒5

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理結果は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア

CyberLink PowerDirector

■条件等

・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)

・動画再生時間 10分間

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

■処理結果

PowerDirector
ProBook 4 G2a 14 AI (バランス)
2分59秒0
ProBook 4 G2a 14 AI (最適なパフォーマンス)
2分57秒4
EliteBook X G2a 14 AI
1分5秒3
EliteBook 6 G1a 14
1分28秒8
ProBook 4 G1iR 14
1分48秒2

 
実際のソフトウェアを用いたクリエイティブ性能の評価では、比較対象機にくらべ処理に多少の時間を要しました。

簡単な写真編集や動画編集には対応できますが、クリエイティブ作業を中心とした用途にはあまり向いていません。ビジネスシーンにおいてクリエイティブ作業での快適性を重視する場合は、より高性能なプロセッサーを搭載した構成を検討するとよいでしょう。

 

駆動音・表面温度のチェック

駆動音のチェック

駆動音は、下記処理中の騒音値(デシベル)を測定し、評価します

・CPU ベンチマーク「CINEBENCH R23 /マルチ Core」実行中

・10分間動画のエンコード処理中

※一般住宅で周囲の音ができるだけ入らないようにして測定(室温:25℃)

測定イメージ
騒音値測定イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)

■測定結果

電源モード アイドル状態
(最小音量)
最大音量
下段はピーク時の音量推移
ベンチマーク中 動画エンコード中
バランス 35.0db 39.1db
(38~39db)
39.8db
(39db台)
最適な
パフォーマンス
35.0db 39.9db
(39db台)
40.2db
(39~40db)

■騒音の目安

騒音の大きさ 騒音の具体例
60 デシベル 走行中の自動車内
普通の会話
デパート店内
50 デシベル 家庭用エアコンの室外機
静かな事務所の中
40 デシベル 閑静な住宅地の昼
図書館内
30 デシベル 深夜の郊外
鉛筆での執筆音
20 デシベル 木の葉の触れ合う音
雪の降る音

参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」

 
アイドル時は「サーッ」という排気音がわずかに聞こえます。静かな環境では、多少気になる場面があるかもしれません。

高負荷時には排気音が大きくなり、うるさく感じる場合があります。負荷が下がればファン回転数も徐々に落ち着いてきますが、アイドル時の状態に戻るまでには時間を要します。使用環境やパソコンの状態により変動しますが、10分以上かかる場合もありました。

 

表面温度のチェック

表面温度については、下記を実施したときの表面温度を測定し評価します。

・アイドル状態で10分放置後

・Youtube 動画 30分間視聴後

・10分間動画のエンコード実行後

※単位:℃、測定時の室温:24℃

※電源モードを「バランス」に設定して実施

※写真の左がキーボード表面、右が底面側の計測結果

 

■アイドル状態で10分間放置

アイドル

■Youtube 動画 30分間視聴後

Youtube

■10分間動画エンコード実行後

動画エンコード

負荷状況にかかわらず、キーボードの左側から中央にかけて表面温度がやや高めですが、少し温かさを感じる程度でタイピングへの支障はありません。

また、パームレストの表面温度は内部の影響をわずかに受けるものの、負荷状況にかかわらず安定しており、高負荷時でも問題なく入力作業を続けられます。

 

スピーカーの音質チェック

HP ProBook 4 G2a 14 AI PC は、デュアルステレオスピーカーを搭載しています。

また、オーディオ機能は付属のソフトウェア「HP」に組み込まれています。

サウンドユーティリティソフト
HPのオーディオ機能

オーディオ機能では、プリセットによる音質設定のほか、イコライザーでお好みの音質にチューニングすることもできます。

以下は、実際にサウンドを試聴した印象です。

※プリセット「自動」で試聴

■スピーカー

・低音域はやや弱く、シャカシャカした感じがあるが、全体的に高音質

・音声もはっきり明瞭に聴き取れる

・音量を最大にした場合、コンテンツによっては音割れが発生する場面がある(コンテンツによる)

・スピーカーが底面の手前側に配置されているため、タイピング中は手がスピーカーをさえぎり、音がこもったように感じられる

■ヘッドホン

・音域全体が増幅されてが迫力がアップ

・周囲の音が遮断されているぶんクリアに聞こえる

また、HPのオーディオ機能には、スピーカー(出力)や内蔵マイク(入力)のノイズリダクション機能も組み込まれています。

サウンドユーティリティソフト
HPのオーディオ機能(出力と入力の設定)

なお、マイクモードでは使用環境に応じたノイズリダクションの設定が可能で、「会議」と「個人」から選択できます。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

回 起動 再起動 シャットダウン
1回目 18.4秒 60.9秒 19.4秒
2回目 20.0秒 60.7秒 17.6秒
3回目 18.7秒 60.8秒 18.4秒
4回目 18.4秒 60.5秒 17.8秒
5回目 18.4秒 61.0秒 17.8秒
平均 18.8秒 60.8秒 18.2秒

実際の使用にあたってはインストールしているアプリや Windows の更新など使用状況により時間は変動するので参考値としてください。

 

セキュリティ機能について

HP ProBook 4 G2a 14 AI PC には、顔認証や指紋認証、プライバシーシャッターのほかにも、さまざまなセキュリティ機能が搭載されています。

おもなセキュリティ機能は以下のとおりです。

 

HP Wolf Security

「封じ込め」と「検知/駆除(防止)」の2つのアプローチでマルウェアやウイルスからデバイスを保護する機能です。

セキュリティ機能
HP Wolf Security

 

HP Sure Click

不正な Web サイト閲覧や悪意あるファイルのダウンロードからデバイスを保護する機能です。

セキュリティ機能
HP Sure Click

ブラウザや Microsoft Office をハードウェアレベルで完全に隔離された仮想環境内で実行するため、感染したとしても本体環境に影響を与えません。悪意のある Web ページやファイルを閉じると仮想環境ごと削除されるため、マルウェアやウイルスも自動的に除去されます。

 

のぞき見を検出

画面を見ている可能性のある人を検出する機能で、付属ソフトウェア「HP」の「人の検出」から設定します。

セキュリティ機能
のぞき見を検出

のぞき見している人を検出した場合の通知方法は、以下のとおり。

■「画面を見ている可能性のある人を検出」をオン、「画面のぼかしを有効にする」をオフにした場合

セキュリティ機能
通知メッセージ

■「画面を見ている可能性のある人を検出」をオン、「画面のぼかしを有効にする」をオンにした場合

セキュリティ機能
画面全体をぼかす

画面全体のぼかしは「スヌーズ」または「除去」(ぼかしを解除)できます。スヌーズの時間は「5分」「10分」「15分」「30分」「1時間」から選択可能です。

 
顔認証や指紋認証にくわえ、HP独自のセキュリティ機能やのぞき見検出機能を備えており、ビジネス用途に求められるセキュリティ対策は充実しています。

 

同梱品

HP ProBook 4 G2a 14 AI PC の本体ほか同梱品一式です。

同梱品一式

同梱品リスト
・HP ProBook 4 G2a 14 AI PC 本体
・電源アダプター
・USB Type-C コード
・ドキュメント類

 

HP ProBook 4 G2a 14 AI PC の総評

以上、HP ProBook 4 G2a 14 AI PC のレビュー記事をお届けしました。

HP ProBook 4 G2a 14 AI PC は、AMD Ryzen AI 400 シリーズ プロセッサーを搭載したビジネス向けの Copilot+ PC です。

ベンチマークによる性能評価では全体的に突出したものではありませんが、オフィス業務や Web 会議などの日常的な作業を中心に安定したパフォーマンスが期待できる内容です。また、ローカル AI 処理に対応する NPU を搭載しているため、Copilot+ PC の各種 AI 機能も利用可能です。

さらに、顔認証や指紋認証、HP Wolf Security、HP Sure Click などの法人向けセキュリティ機能も充実しており、ビジネスシーンで安心して利用できる点も魅力です。

Copilot+ PC の AI 機能を活用しながら、オフィス業務や Web 会議を中心に利用したいユーザーに適したビジネスノートPCといえるでしょう。

高評価のポイント

  • Copilot+ PC 対応でローカル AI 処理を利用可能
  • ビジネスソフトの使用を想定したテストでは良好なスコアを記録
  • スリムで持ち運びしやすいボディ
  • MIL-STD 810H 準拠の堅牢設計
  • タイピングしやすいキーボード
  • 顔認証・指紋認証に対応(一部モデルは指紋認証のみ)
  • HP Wolf Security や HP Sure Click など法人向けセキュリティ機能が充実

気をつけておきたい点

  • レビュー機(Ryzen AI 5 搭載モデル)の性能は上位構成にくらべ控えめ
  • バッテリー駆動時間は最近の長時間駆動モデルにくらべ控えめ
  • アイドル時でも排気音がわずかに聞こえる
  • 負荷が低減してもアイドル時の状態に戻るまで時間を要する

 
ラインナップしているモデルや価格、キャンペーンなど最新情報は日本HP直販サイト「HP Directplus」をご確認ください。

アイキャッチ

HP ProBook 4 G2a 14 AI PC
税込 23万円台から

※HP ProBook 4 G2a 14 AI PC は法人向けモデルですが、個人ユーザーや SOHO、フリーランスのユーザーも購入できます。

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