Dell 14 (DC14255) レビュー:AI 処理性能と使いやすさを両立した 14型ノート

 

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貸出機材提供:デル・テクノロジーズ株式会社

正面斜め(背景付き)

デルが販売する Dell 14 (DC14255) は、AMD Ryzen プロセッサーを搭載した 14型ノートパソコンです。

本機種には、Ryzen AI 300 プロセッサーを搭載した性能重視のモデルと、Ryzen 200 プロセッサーを搭載した性能/価格のバランス重視モデルがラインナップ。いずれも、持ち運びしやすいスタイリッシュなボディに、用途に合わせて快適に使える処理性能を搭載した構成です。

今回レビューしたのは、Ryzen AI 300 プロセッサー搭載の性能重視モデル。NPU による 50TOPS (毎秒数兆回の演算) の処理性能を備えた Copilot+ PC で、AI 処理を活かしたアプリの高速化や、複数タスクを同時に進める場面でも安定した動作が期待できます。14型としてはやや上位寄りのスペックを搭載したモデルで、日常使いから仕事まで幅広く対応でき、携帯性と AI処理性能を兼ね備えた一台です。

■Dell 14 (DC14255) の特徴

  • AMD Ryzen AI 300 / Ryzen 200 プロセッサーを搭載
  • AMD Ryzen AI 300 搭載モデルは NPU 50TOPS で Copilot+ PC に対応
  • シンプルでスタイリッシュなボディ(Ryzen AI 300 搭載モデルはアルミニウムボディ、Ryzen 200 搭載モデルはプラスチックボディ)
  • 用途に合わせたモデルがラインナップ
  • スリムでそこそこ軽量

本記事では、メーカーからお借りした実機を試用し、前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。

 

天面(背景付き)

 

レビューは 2026年6月11日時点の内容です。

 

スペック構成

Dell 14 (DC14255) のおもなスペックは以下のとおり。

本体カラー ■ミッドナイト ブルー
■プラチナ シルバー
■カーボン ブラック
OS ■Windows 11 Home
■Windows 11 Pro
プロセッサー ■AMD Ryzen AI 5 330 プロセッサー
■AMD Ryzen AI 7 345 プロセッサー
■AMD Ryzen AI 7 350 プロセッサー
■AMD Ryzen 5 220 プロセッサー
■AMD Ryzen 7 250 プロセッサー
メモリ ■16GB, 1x16GB, DDR5, 5600 MT/s
■32GB, 1x32GB, DDR5, 5600 MT/s
ストレージ ■512GB, M.2, PCIe NVMe, SSD
■1TB, M.2, PCIe NVMe, SSD
ディスプレイ 14.0インチ FHD+ (1920×1200) 非光沢 非タッチ 300nits WVA/IPS ディスプレイ
グラフィックス ■AMD Radeon 820Mグラフィックス (Ryzen AI 5 330 内蔵)
■AMD Radeon 840Mグラフィックス (Ryzen AI 7 345 内蔵)
■AMD Radeon 860Mグラフィックス (Ryzen AI 7 350 内蔵)
■AMD Radeonグラフィックス (Ryzen 5 220 / Ryzen 7 250 内蔵)
ワイヤレス ■Realtek Wi-Fi 6E RTL8852CE (2.4 GHz/5 GHz/6 GHz, Bluetooth 5.3)
■Realtek Wi-Fi 6 RTL8852BE (2.4 GHz/5 GHz, Bluetooth 5.3)
Webカメラ ■HD RGBカメラ
■FHD RGBカメラ
本体サイズ(W×D×H) ■314.00×226.15×15.86~18.90 mm (アルミニウム)
■314.00×226.15×16.90~19.90 mm (プラスチック)
本体質量 ■1.56 kg (アルミニウム)
■1.54 kg (プラスチック)

 
選択できるスペックは、搭載するプロセッサーによって異なります。

詳しいスペック構成や価格などの最新情報はデル公式サイトをご確認ください。

アイキャッチ

Dell 14 (DC14255)
税込 11万円台から

 

外観チェック

シンプルでスタイリッシュなデザイン

Dell 14 (DC14255) は、シンプルでスタイリッシュなデザインです。

正面側(左振り)

背面側(右振り)

レビュー機の本体カラーは「プラチナ シルバー」。シルバーを基調とした上品なカラーで、パーソナルユースやビジネスユースのどちらにもマッチするクセのない色合いです。

天面真上

天面斜め

スタイリッシュなフォルム

参考までに、選択できるカラー「カーボン ブラック」や「ミッドナイト ブルー」のイメージは以下のとおりです。

ブラック(正面左振り)

ブラック(背面右振り)

ブルー(正面左振り)

ブルー(背面右振り)

 
レビュー機の天面の手触り感はサラサラしており質感は良好。シルバー系のカラーは、指紋や皮脂の跡が目立ちにくい点も好印象です。

ロゴ
天面の DELL ロゴがアクセント

 
天面やパームレスト(キーボード面)にはアルミニウムを採用、軽さと剛性を両立し、日常使いはもちろん、持ち運びの多いユーザーでも安心して使える耐久性を備えています。

なお、素材にはリサイクルアルミニウムやなど、環境に配慮した素材が使われていますが、高級感を損なわない洗練された質感に仕上がっています。

 
本体はスリムでバッグへの出し入れもスムーズにできます。

スリムボディ(手前側)

スリムボディ(背面側)

スリムボディ(手持ちのイメージ
本体はスリム

 
底面カバーは継ぎ目のないユニボディ構造を採用。素材はプラスチックながら、すぐれた剛性を実現しており、持ち上げてもたわみません。

底面真上

底面(斜め)

ゴム足は、前面側左右に2箇所と背面側左右にまたがるゴム足の合計3箇所に配置されています。細長い形状のゴム足ですが本体の安定感は良好です。

排気口はヒンジのあいだに実装されています。

排気口
排気口(ヒンジのあいだ)

なお、背面側のゴム足は排気口から出された温かい空気が再び吸気口に入り込むのを防ぐ役割も兼ねています。これにより本体内部の冷却が効果的に行われ、長時間使用でも安定した動作が期待できます。

底面側から見た排気口
吸気口(底面カバー側)と排気口

 

天面は片手で開けられる

Dell 14 (DC14255) は、天面を開くときに指がかかりやすい形状で、片手で開くことができます。

天面は片手で開けられる

天面の開きやすさは使いやすさにもつながります。とくに片手がふさがっているときはとても便利です。

 

必要十分なインターフェース

Dell 14 (DC14255) は、USB Type-A や Type-C、HDMI など、日常用途からビジネスシーンまで必要十分なインターフェースを実装しています。

インターフェース(右側面)

右側面

①SDカード リーダー

②グローバル ヘッドセット ジャック

③USB 3.2 Gen 1 Type-A

④ロック スロット

インターフェース(左側面)

左側面

⑤電源ジャック

⑥HDMI 1.4

⑦USB 3.2 Gen 1 Type-A

⑧USB 3.2 Gen 2 (10Gbps) Type-C(Power DeliveryおよびDisplayPort 1.4に対応)

 
以下、インターフェースについての補足情報です。

SDカード リーダーは抜き差し方式です。

SDカード リーダー
SDカードをしっかりと挿入した状態

また、USB Type-C ポートの映像出力/PD充電器対応の検証結果は以下のとおり。

■USB Type-C 対応表(当サイトの検証結果)

映像出力 〇(4K出力可能)
PD充電器(30W) △(低速充電)
PD充電器(45W)
PD充電器(65W)

 

電源ボタンはキーボード右上に実装

電源ボタンはキーボード右上に実装されています。

電源ボタン
電源ボタン (LEDは内蔵しない)

使用中に間違って電源ボタンを押してしまうことを懸念するユーザーもいると思います。しかしながら、電源ボタンを押したときは「カチッ」という少し重い感覚で、ほかのキーとは異なります。ただし、既定の設定では、1秒未満の短押しでもスリープ状態に移行します。電源ボタンを押したときの挙動を変更したいときは、[コントロールパネル]から「電源ボタンの動作の選択」を変更してください。

また、Ryzen AI 300 プロセッサー搭載モデルの電源ボタンには指紋認証リーダーが内蔵されます。認証精度は良好で、Windows へのサインインもスムーズに行えます。

指紋認証
指紋認証でサインイン(指紋認証センサーは電源ボタンに内蔵)

なお、指紋認証リーダーは、電源オンの操作と同時に認証処理を行えません。サインイン画面が表示されるまで電源ボタンにタッチしているか、サインイン画面表示後にあらためて電源ボタンにタッチしてください。

 

プライバシーシャッター付き Webカメラ

レビュー機は、フルHD(解像度:1080p、フレームレート:30 fps)の Webカメラを搭載しています。

プライバシーシャッターが付いているので、オンライン会議などでカメラに映したくない場面でもスムーズに操作できます。(切り替えスイッチはカメラ上側)

カメラシャッター
上の画像:シャッターを開いてカメラ有効
下の画像:シャッターを閉じてカメラを遮断

また、レビュー機には、Windows スタジオエフェクト機能も搭載されています。

カメラ機能
Windows スタジオエフェクト

Windows スタジオエフェクトは、背景の明るさを調整できる機能や背景ぼかし、自動フレーミング機能など、オンライン会議をアシストしてくれる便利な機能が組み込まれています。

 

スピーカーは底面側左右に搭載

スピーカーは底面側の左右に搭載されています。

スピーカー
スピーカーは底面側の左右に搭載

スピーカー
スピーカーの拡大写真

スピーカーから出力されるサウンドは、低音域から高音域まで広い音域をカバーしており高音質です。

 

A4 より一回り大きいくらいのサイズ感

本体サイズをイメージしやすいように、本体上にA4コピー用紙とB5ノートを載せてみました。

本体の大きさイメージ
本体のサイズ感

フットプリントはA4用紙よりひと回り大きい程度で、見た目以上にコンパクトで扱いやすいサイズ感です。

本体を閉じたときの高さのイメージは以下のとおり。

本体の高さ
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

ゴム足を含めた本体の高さは実測で 約22.5mm(最厚部)。14インチノートながらスリムです。

また、本体や電源アダプターなど質量の実測値は以下のとおり。

重量(実測)

・本体:1,552g
・電源アダプター:220g
・電源コード:103g

本体の質量は、14インチノートとしては少し重さを感じますが、携帯性は十分で日常的な持ち運びにも対応できます。

本体の重量感

電源アダプターの最大出力は 65W。その大きさは手のひらに収まるくらいのサイズです。

電源アダプターの大きさイメージ

電源アダプターの大きさ(実測)

 

ディスプレイのチェック

自然な色合いの液晶ディスプレイ

レビュー機のディスプレイは AU Optronics製の液晶パネル[型番:AUO82B2]が採用されています。

彩度はやや控えめですが、自然な色合いで表示され、日常的な利用には十分な品質です。

描画イメージは以下のとおり。

映像(気球)
画像の表示例(その1)

映像(紅葉)
画像の表示例(その2)

テキスト
テキストの表示例

テキスト拡大
テキスト表示を接写

 
トーンカーブは、赤がやや強めに出ていますが、RGB全体としては理想的な45度の直線に近く、色調バランスは良好です。

トーンカーブ
トーンカーブ
(キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測)

輝度の計測結果は、ディスプレイの明るさ設定を最大にした状態で「339 nit」。実際の見た目でも十分な明るさがあり、屋外など周囲が明るい環境でも画面の視認性を保てます。

 
色域の計測結果は以下のとおり。

色域
色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)

規格 カバー率
sRGB 62.8% 63.2%
Adobe RGB 46.9% 46.9%
DCI-P3 46.6% 46.6%

 
色域は標準クラス。ネット閲覧やオフィスソフト、オンラインミーティングなど、一般的な用途には十分な色域です。

 

狭額縁ベゼル

ベゼルは狭額縁です。

狭額縁ベゼル

上部ベゼルはカメラユニットを格納しているため少し厚みがありますが、左右のベゼルは鉛筆より細い幅で、画面まわりはすっきりとしています

 

映り込みは気にならない

ディスプレイの映り込み具合をチェックします。

画面映り込み(その1)

画面映り込み(その2)

ディスプレイは非光沢液晶を採用しており、上記写真のとおり映り込みはかなり低減されています。画面への映り込みが気になることはなく、眼への負担も軽減できます。

 

広い視野角

視野角をチェックします。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからでも描画されている映像をはっきり確認できます。

 

天面の可動域は十分な範囲をカバー

天面の可動域の最大角度は 132度。

ディスプレイの最大角度

最近のトレンドである“天面をフラットに開く”ことはできませんが、クラムシェルタイプのノートとしては十分な可動範囲です。

 

キーボード&タッチパッドのチェック

タイピングしやすいキーボード

Dell 14 (DC14255) のキーボードは、標準的なキー配列を採用しています。

キーボードレイアウト

[enter]キーや[右shift]キーは左隣のキーと近接していますが、大きな違和感はありません。

キーピッチは 実測で 約19mm(仕様は 19.05 mm)。フルサイズキーボードと同等で窮屈な感じはありません。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

キートップの形状は中央がわずかにへこんでいます。表面は少しツルツルとした感触で、指先のタッチ感は良好です。

キートップ

キーストロークは体感ではやや浅めですが、しっかりとした打鍵感があります(仕様値は非公開)。

キーストローク
タイプ音は「タクタク」という音。音の大きさはフツウ

キーの押し込みや跳ね返りも自然で、長時間の入力でも疲れにくく快適にタイピングできます。

 

Copilotキー搭載

キーボードには「Copilotキー」が搭載されており、キーを押すだけで Microsoft の AIアシスタント「Copilot」をすばやく起動できます。

Copilotキー
矢印の指すところが Copilotキー

Copilot は質問への回答だけでなく、資料作成やメール文の整理、情報収集など、日常的な作業を幅広く支援します。学生であればレポート作成や調査の効率化に、社会人であれば日々の業務を下支えするツールとして活用できます。

AIアシスタント起動
Copilotキーを押すだけで AIアシスタントが起動

なお、Copilot はクラウドベースの AI アシスタントですが、Ryzen AI 300シリーズ プロセッサーを搭載した「Copilot+ PC」モデルであれば、リコール(ローカル作業履歴検索)やライブキャプション(音声のリアルタイム字幕化)など、ローカル AI 機能も利用できます。

 

キーボードバックライトを搭載

キーボードにはバックライトが搭載されています。

キーボードバックライト

なお、バックライトの明るさは 2段階で切り替えられます。

[F5]キー:点灯(明)→点灯(暗)→オフ

 

質感のよいパームレスト

パームレストは上質感ある仕上がりで、サラサラとした感触です。

パームレスト

指紋や皮脂の跡も目立ちません。

 

なめらかなスベリのタッチパッド

タッチパッドはツルツルとした表面で、指先のスベリもなめらかです。

タッチパッドのサイズ感
タッチパッドのサイズ感

サイズは大きめで、ジェスチャー操作やカーソル移動も扱いやすい印象です。

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークでは、レビュー機の CPU・グラフィックス・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスを評価します。

レビュー機の基本スペック

CPU AMD Ryzen AI 5 330 プロセッサー
メモリ 16GB, 1x16GB, DDR5, 5600 MT/s
ストレージ 512GB, M.2, PCIe NVMe, SSD
グラフィックス AMD Radeon 820Mグラフィックス

 
評価に使用したベンチマークは以下のとおり。

評価項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能 3DMark Time Spy
ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ[中量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 10
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)

なお、ベンチマークの実行にあたっては、付属のソフトウェア「Dell Optimizer」の[電源とバッテリー]を「最適化」と「ウルトラ パフォーマンス」の2モードそれぞれに設定して実施しています。

Dell Optimizer
Dell Optimizer の[電源とバッテリー]設定画面

モード 説明
最適化 パフォーマンス、騒音、表面温度を調整する。
冷却 パソコンの温度を低めに維持するようプロセッサーと冷却ファンの速度を調整する。パフォーマンスが低下し、ファンの騒音が大きくなる場合がある。
静音 ファンの騒音を抑えるようプロセッサーとファンの速度を調整する。パソコンの温度が上昇しパフォーマンスが低下する場合がある。
ウルトラ パフォーマンス パフォーマンスを優先するためプロセッサーと冷却ファンの両方の速度を上げる。パソコンの表面温度が上昇し、ファンの騒音が大きくなる場合がある。

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R23(マルチコア/シングルコア)と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。

評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 255H

・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 258V

・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 228V

・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 255U

・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 225U

・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H

・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125H

・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155U

・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125U

・AMD Ryzen AI 7 350 プロセッサー

・AMD Ryzen AI 5 340 プロセッサー

・AMD Ryzen 7 250 プロセッサー

・AMD Ryzen 5 230 プロセッサー

・AMD Ryzen 7 8840U プロセッサー

・AMD Ryzen 7 7730U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 7530U プロセッサー

※当サイトで計測したスコアの平均値

 

CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価]

CINEBENCH R23 (マルチコア)
Core Ultra 7 255H
16564 pts
Ryzen AI 7 350
13174 pts
Ryzen 7 250
12323 pts
Ryzen 7 8840U
12259 pts
Core Ultra 7 155H
12190 pts
Ryzen AI 5 340
12186 pts
Ryzen 5 230
11553 pts
Core Ultra 5 228V
9973 pts
Core Ultra 5 125H
9920 pts
Core Ultra 7 258V
9873 pts
Core Ultra 7 255U
9788 pts
Ryzen 7 7730U
9117 pts
Core Ultra 7 155U
8648 pts
Core Ultra 5 225U
7885 pts
Ryzen 5 7530U
7627 pts
Ryzen AI 5 330 (レビュー機/ウルトラパフォーマンス)
7428 pts
Ryzen AI 5 330 (レビュー機/最適化)
7181 pts
Core Ultra 5 125U
6508 pts

 

CINEBENCH R23 (シングルコア)
Core Ultra 7 255H
1998 pts
Ryzen AI 7 350
1938 pts
Ryzen AI 5 340
1896 pts
Core Ultra 7 258V
1873 pts
Core Ultra 7 255U
1827 pts
Ryzen AI 5 330 (レビュー機/最適化)
1775 pts
Ryzen AI 5 330 (レビュー機/ウルトラパフォーマンス)
1748 pts
Core Ultra 5 225U
1740 pts
Core Ultra 5 228V
1735 pts
Ryzen 7 8840U
1713 pts
Core Ultra 7 155U
1691 pts
Ryzen 7 250
1670 pts
Core Ultra 7 155H
1665 pts
Ryzen 5 230
1664 pts
Core Ultra 5 125H
1661 pts
Core Ultra 5 125U
1564 pts
Ryzen 7 7730U
1431 pts
Ryzen 5 7530U
1419 pts

 

CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]

CPU Mark (PassMark PerformanceTest)
Core Ultra 7 255H
33215
Ryzen 7 8840U
25969
Core Ultra 7 155H
25646
Ryzen 7 250
25295
Ryzen AI 7 350
24160
Ryzen 5 230
22955
Core Ultra 5 125H
21632
Ryzen AI 5 340
21627
Core Ultra 7 258V
20691
Core Ultra 7 255U
20364
Core Ultra 5 228V
20106
Core Ultra 7 155U
18521
Ryzen 7 7730U
18677
Core Ultra 5 225U
18144
Ryzen 5 7530U
15930
Core Ultra 5 125U
15296
Ryzen AI 5 330 (レビュー機/ウルトラパフォーマンス)
13610
Ryzen AI 5 330 (レビュー機/最適化)
13523

 
レビュー機の CPU 性能は、一般的な作業を行ううえで必要な処理能力を備えています。

上位の Ryzen AI 5 340 にくらべるとスコアに大きな開きはありますが、CPUコア数やスレッド数に違いがあるためです。(Ryzen AI 5 330 は 4コア / 8スレッド、Ryzen AI 5 340 は 6コア / 12スレッド)

Ryzen AI 5 330 を搭載したレビュー機のメリットは、最大50 TOPSの NPUで「Copilot+ PC」の AI処理要件(40 TOPS以上)をクリアしている点。負荷の高い作業では動作が重くなる可能性はありますが、オフィスソフト・メール・ネット検索・オンライン会議といった一般的な用途であれば、十分快適に使えます。

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・インテル Arc 140T グラフィックス(Core Ultra 7 255H内蔵)

・インテル Arc グラフィックス 140V(Core Ultra 7 258V内蔵)

・インテル Arc グラフィックス 130V(Core Ultra 5 228V内蔵)

・インテル グラフィックス(Core Ultra 7 255U内蔵)

・インテル グラフィックス(Core Ultra 5 225U内蔵)

・インテル Arc グラフィックス(Core Ultra 7 155H内蔵)

・インテル Arc グラフィックス(Core Ultra 5 125H内蔵)

・インテル グラフィックス(Core Ultra 7 155U内蔵)

・インテル グラフィックス(Core Ultra 5 125U内蔵)

・AMD Radeon 860M グラフィックス(Ryzen AI 7 350内蔵)

・AMD Radeon 840M グラフィックス(Ryzen AI 5 340内蔵)

・AMD Radeon 780M グラフィックス(Ryzen 7 250内蔵)

・AMD Radeon 760M グラフィックス(Ryzen 5 230内蔵)

・AMD Radeon 780M グラフィックス(Ryzen 7 8840U内蔵)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 7730U内蔵)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 7530U内蔵)

※当サイトで計測したスコアの平均値

 

3DMark Time Spy

Time Spy は DirectX 12 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Time Spy
インテル Arc 140T (Core Ultra 7 255H)
4236
インテル Arc 140V (Core Ultra 7 258V)
4192
インテル Arc 130V (Core Ultra 5 228V)
3882
インテル Arc (Core Ultra 7 155H)
3558
インテル Arc (Core Ultra 5 125H)
3119
AMD Radeon 860M (Ryzen AI 7 350)
3011
AMD Radeon 780M (Ryzen 7 8840U)
2790
AMD Radeon 780M (Ryzen 7 250)
2761
インテルグラフィックス (Core Ultra 7 255U)
2350
AMD Radeon 760M (Ryzen 5 230)
2242
インテルグラフィックス (Core Ultra 7 155U)
2072
インテルグラフィックス (Core Ultra 5 125U)
2049
インテルグラフィックス (Core Ultra 5 225U)
1960
AMD Radeon 840M (Ryzen AI 5 340)
1534
AMD Radeon (Ryzen 7 7730U)
1354
AMD Radeon (Ryzen 5 7530U)
1255
AMD Radeon 820M (レビュー機/ウルトラパフォーマンス)
812
AMD Radeon 820M (レビュー機/最適化)
766

 

ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ[中量級のゲーム]

暁月のフィナーレ
インテル Arc 130V (Core Ultra 5 228V)
11066
インテル Arc 140V (Core Ultra 7 258V)
10921
インテル Arc 140T (Core Ultra 7 255H)
10343
インテル Arc (Core Ultra 7 155H)
8277
AMD Radeon 860M (Ryzen AI 7 350)
7365
インテル Arc (Core Ultra 5 125H)
7216
インテルグラフィックス (Core Ultra 7 255U)
6193
AMD Radeon 780M (Ryzen 7 8840U)
6193
AMD Radeon 780M (Ryzen 7 250)
6040
AMD Radeon 760M (Ryzen 5 230)
6028
AMD Radeon 840M (Ryzen AI 5 340)
5289
インテルグラフィックス (Core Ultra 7 155U)
5034
インテルグラフィックス (Core Ultra 5 225U)
4648
インテルグラフィックス (Core Ultra 5 125U)
4505
AMD Radeon (Ryzen 7 7730U)
4204
AMD Radeon (Ryzen 5 7530U)
3662
AMD Radeon 820M (レビュー機/最適化)
2670
AMD Radeon 820M (レビュー機/ウルトラパフォーマンス)
2662

※高品質(ノートPC)/解像度 1920×1080 で実施

 

ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXV
インテル Arc 140T (Core Ultra 7 255H)
8211
インテル Arc 130V (Core Ultra 5 228V)
8177
インテル Arc 140V (Core Ultra 7 258V)
7661
AMD Radeon 860M (Ryzen AI 7 350)
6866
インテル Arc (Core Ultra 7 155H)
5728
AMD Radeon 760M (Ryzen 5 230)
5719
AMD Radeon 780M (Ryzen 7 8840U)
5665
AMD Radeon 780M (Ryzen 7 250)
5503
インテル Arc (Core Ultra 5 125H)
5176
インテルグラフィックス (Core Ultra 7 255U)
4868
AMD Radeon 840M (Ryzen AI 5 340)
4562
インテルグラフィックス (Core Ultra 7 155U)
3826
インテルグラフィックス (Core Ultra 5 225U)
3813
AMD Radeon (Ryzen 7 7730U)
3608
インテルグラフィックス (Core Ultra 5 125U)
3282
AMD Radeon (Ryzen 5 7530U)
3103
AMD Radeon 820M (レビュー機/最適化)
2686
AMD Radeon 820M (レビュー機/ウルトラパフォーマンス)
2622

※軽量品質/解像度 1280×720 で実施

 
レビュー機のスコアは、ほかのグラフィックスのスコアと比較するとひかえめな結果が出ています。これはレビュー機が16GB(16GB×1)のシングルチャネル構成であることが影響しているためです。

とはいえ、メールや Web 閲覧、オフィスソフトの利用といった日常用途には十分な性能です。複数アプリを同時に動かしながらのオンライン会議のほか、画像処理や軽めの動画編集といった、やや負荷のかかる作業にも対応できます。

なお、同じ16GBメモリでも 8GB×2 のデュアルチャネル構成であればグラフィックス性能は大幅に向上するのですが、本機種では購入時にメモリをデュアルチャネル構成にカスタマイズできません。その点は留意しておきたいところです。

 

ストレージ性能

レビュー機に搭載されている SSD は 容量 512GB です。ストレージ情報は以下のとおり。

CrystalDikInfo
ストレージ情報
(シリアルナンバーは隠しています)

ストレージ性能は、CrystalDiskMark を使用しデータ転送速度を計測・評価します。

ストレージベンチ
データ転送速度

※Dell Optimizer の[電源とバッテリー]を「最適化」に設定して計測した結果。「ウルトラ パフォーマンス」での計測結果も同等です。

計測結果は良好です。体感的にもデータアクセスは高速でファイルの読み書きもスムーズです。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 で実際の使用を想定した性能評価を行います。

評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。

・HP EliteBook 6 G1a 14

・HP OmniBook 7 Aero 13-bg

・dynabook RA/ZY

・FMV WU5-K3

・HP EliteBook 6 G1i 14

※当サイトで計測したスコア(パフォーマンスモードに相当した設定で計測したスコア)

おもなスペックは以下のとおり。

スペック Dell 14        
(レビュー機)
EliteBook 6 G1a 14   OmniBook 7 Aero 13  dynabook RA/ZY    FMV WU5-K3      EliteBook 6 G1i 14  
CPU AMD Ryzen AI 5 330 AMD Ryzen AI 5 340 AMD Ryzen AI 7 350 AMD Ryzen 7 250 インテル Core Ultra 7 255U インテル Core Ultra 5 225U
メモリ 16GBメモリ (16GB×1) 16GBメモリ (16GB×1) 32GBメモリ (8GB×4) 16GBメモリ (4GB×4) 32GBメモリ (4GB×8) 16GBメモリ (16GB×1)
ストレージ 512GB SSD 512GB SSD 1TB SSD 512GB SSD 512GB SSD 256GB SSD
グラフィックス AMD Radeon 820M AMD Radeon 840M AMD Radeon 860M AMD Radeon 780M インテル グラフィックス インテル グラフィックス

 

ベンチマーク結果は以下のとおり。

Essentials
Dell 14 (最適化)
8263
Dell 14 (ウルトラパフォーマンス)
8413
EliteBook 6 G1a 14
9782
OmniBook 7 Aero 13
9590
dynabook RA/ZY
9031
FMV WU5-K3
9338
EliteBook 6 G1i 14
8703
目標値
4100
Productivity
Dell 14 (最適化)
11816
Dell 14 (ウルトラパフォーマンス)
14470
EliteBook 6 G1a 14
9396
OmniBook 7 Aero 13
13217
dynabook RA/ZY
8464
FMV WU5-K3
12432
EliteBook 6 G1i 14
9945
目標値
4500
Digital Contents Creation
Dell 14 (最適化)
5263
Dell 14 (ウルトラパフォーマンス)
5419
EliteBook 6 G1a 14
7025
OmniBook 7 Aero 13
9070
dynabook RA/ZY
7400
FMV WU5-K3
7114
EliteBook 6 G1i 14
9318
目標値
3450

※テスト項目説明

・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)

・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)

・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)

※目標値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア

 
スコアを見る限り、レビュー機は、日常用途やビジネス用途には十分な処理性能を備えていることが分かります。

写真・動画編集などクリエイティブ用途にも対応できますが、32GBメモリにアップグレードすることでクリエイティブ性能の多少の向上は見込めます。

ただし、本機種は 32GB メモリを搭載してもシングルチャネル構成であるため、大きな伸びは期待しにくい点は注意が必要です。とはいえ、最大 50 TOPS の NPU を備えており、Copilot+ PC の AI 機能を利用したいユーザーには有力な選択肢になります。

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バッテリー

バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。

※Dell Optimizer の[電源とバッテリー]を「最適化」に設定して実施。

■駆動時間の測定条件

・無線LANでインターネットに接続

・YouTubeを全画面で連続再生

・画面の明るさ:最大レベル

・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件

・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態

・電源アダプターを接続し Windows を起動

・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態

※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

 
バッテリーの駆動時間と充電時間の計測結果は以下のとおり。

バッテリー駆動時間 5時間 54分
バッテリー充電時間
(50%までの充電時間)
52分
バッテリー充電時間
(80%までの充電時間)
1時間 26分
バッテリー充電時間
(100%までの充電時間)
2時間 22分

 
バッテリー駆動時間のスペック値は公開されていませんが、結果を見る限り、やや物足りない印象を受けました。ただ、検証はバッテリーを多く消費する条件で行っています。実際の使用では、画面の明るさを下げるなど、消費電力を抑える使い方をすれば駆動時間の改善が期待できます。

また、充電については、急速充電に対応していないようです。検証は起動状態で実施しているため、電源オフやスリープ状態であれば、検証結果より多少は短時間で充電することができるでしょう。

なお、バッテリー駆動時間は環境や使い方によって変動するため、あくまで参考値としてご覧ください。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。

評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した機種の処理時間と比較します。

・HP EliteBook 6 G1a 14

・HP OmniBook 7 Aero 13-bg

・dynabook RA/ZY

・FMV WU5-K3

・HP EliteBook 6 G1i 14

※当サイトで計測した処理時間(パフォーマンスモードに相当した設定で計測)

 

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理結果は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア

Adobe Lightroom

Adobe Lightroom Classic

■条件等

・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し

・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)

・プリセット等 編集は適用しない

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

■処理結果

Lightroom
Dell 14 (最適化)
26秒5
Dell 14 (ウルトラパフォーマンス)
26秒4
EliteBook 6 G1a 14
20秒9
OmniBook 7 Aero 13
14秒0
dynabook RA/ZY
22秒2
FMV WU5-K3
21秒6
EliteBook 6 G1i 14
21秒0
Lightroom Classic
Dell 14 (最適化)
26秒3
Dell 14 (ウルトラパフォーマンス)
26秒2
EliteBook 6 G1a 14
19秒3
OmniBook 7 Aero 13
13秒3
dynabook RA/ZY
18秒9
FMV WU5-K3
18秒5
EliteBook 6 G1i 14
20秒8

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理結果は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア

CyberLink PowerDirector

■条件等

・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)

・動画再生時間 10分間

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

■処理結果

PowerDirector
Dell 14 (最適化)
1分45秒7
Dell 14 (ウルトラパフォーマンス)
1分44秒5
EliteBook 6 G1a 14
1分28秒8
OmniBook 7 Aero 13
57秒2
dynabook RA/ZY
1分59秒0
FMV WU5-K3
1分32秒6
EliteBook 6 G1i 14
1分15秒8

 
実際のソフトウェアを使ったクリエイティブ処理では、まずまずの結果が得られました。

処理速度は控えめなものの、動作は安定しており、軽めの写真・動画編集のような趣味レベルであれば、十分に対応できるでしょう。

 

駆動音・表面温度のチェック

駆動音のチェック

駆動音は、下記処理中の音量(デシベル)を測定し、評価します

・CPU ベンチマーク「CINEBENCH R23 /マルチ Core」実行中

・10分間動画のエンコード処理中

※一般住宅で周囲の音ができるだけ入らないようにして測定(室温:25℃)

騒音測定イメージ
音量計測イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)

■測定結果

モード アイドル状態
(最小音量)
最大音量
下段はピーク時の音量推移
ベンチマーク中 動画エンコード中
最適化 33.3db 40.7db
(39~40db)
40.7db
(39~40db)
ウルトラ
パフォーマンス
33.3db 48.7db
(47~48db)
48.6db
(47~48db)

■騒音の目安

騒音の大きさ 騒音の具体例
60 デシベル 走行中の自動車内
普通の会話
デパート店内
50 デシベル 家庭用エアコンの室外機
静かな事務所の中
40 デシベル 閑静な住宅地の昼
図書館内
30 デシベル 深夜の郊外
鉛筆での執筆音
20 デシベル 木の葉の触れ合う音
雪の降る音

参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」

 
アイドル時は無音で静かです。

高負荷な状態では「サーッ」という排気音が少し大きくなります。とくに、パフォーマンスモードでは排気音が強まるため、静かな環境では気になる可能性があります。

ただし、負荷が下がってから1分ほど経過するとファンの回転が落ち着き始め、4~5分ほどで静音状態に戻ります。パソコンを使っているあいだ、常に高負荷が続くケースは多くないため、駆動音が作業の妨げになることはあまりないでしょう。

※駆動音は使用環境やパソコンの状態により変動します。

 

表面温度のチェック

表面温度については、下記を実施したときの表面温度を測定し評価します。

・アイドル状態で10分放置後

・Youtube 動画 30分間視聴後

・10分間動画のエンコード実行後

※単位:℃、測定時の室温:25℃

※Dell Optimizer の[電源とバッテリー]を「最適化」に設定して実施

※写真の左がキーボード表面、右が底面側の計測結果

 

■アイドル状態で10分間放置

アイドル

■Youtube 動画 30分間視聴後

Youtube

■10分間動画エンコード実行後

動画エンコード

高負荷時には、キーボード中央付近がわずかに温かくなりますが、タイピングに影響するほどではありません。

また、パームレストは内部の熱の影響は少なく表面温度が安定しているため、高負荷時でも快適に入力作業を続けられます。

 

サウンド チェック

Dell 14 (DC14255) は、2W×2基のスピーカーを搭載。Dolby Atmos にも対応しています。

以下は、実際にサウンドを試聴した印象です。

■スピーカー

・低音域から高音域まで広い音域をカバーし高音質

・音声もはっきり明瞭に聴き取れる

・音量を最大にしても音割れしない

・スピーカーが底面の左右に配置されているので、タイピング姿勢でも音はこもらない

■ヘッドホン

・スピーカーと同様に高音質

・周囲の音が遮断されているぶんクリアに聞こえる

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動 再起動 シャットダウン
1回目 17.1秒 55.1秒 9.9秒
2回目 17.0秒 57.4秒 9.8秒
3回目 17.2秒 60.1秒 9.5秒
4回目 17.8秒 59.1秒 9.6秒
5回目 17.9秒 60.1秒 9.5秒
平均 17.4秒 58.4秒 9.7秒

実際の使用にあたってはインストールしているアプリや Windows の更新など使用状況により時間は変動するので参考値としてください。

 

同梱品

Dell 14 (DC14255) の本体ほか同梱品一式です。

同梱品一式

同梱品リスト
・Dell 14 (DC14255) 本体
・電源アダプター
・電源コード
・ドキュメント類

 

まとめ

以上、Dell 14 (DC14255) のレビュー記事をお届けしました。

Dell 14 (DC14255) は、日常用途からビジネスまで幅広く対応できる処理性能を備えた 14型ノートです。

使いやすさ・静音性・温度管理のバランスも良好で、長時間の作業でも扱いやすい印象でした。扱いやすいサイズで、持ち歩きにも対応できるため、オフィスや自宅、外出先など場所を問わず快適に利用できます。

とくに、Ryzen AI 300 シリーズ搭載モデルは AI 処理にも対応した Copilot+ PC なので、AI 機能を活用した作業にも適しています。AI 処理性能と扱いやすさを両立した、実用性の高い 14型ノートといえるでしょう。

レビュー機の高評価ポイント

  • AI処理に対応した NPU 50TOPS のプロセッサーを搭載
  • 日常用途からビジネスまで幅広く対応できる
  • アルミニウムを採用した頑丈でスタイリッシュなボディ
  • AI 処理性能と扱いやすさを両立している

気をつけておきたい点

  • メモリがシングルチャネル構成なので、高度なグラフィックス処理に多少の不安が残る

 
価格、キャンペーンなど最新情報はデル公式サイトをご確認ください。

アイキャッチ

Dell 14 (DC14255)
税込 11万円台から

 

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