日本HPが OMEN TRANSCEND 16 などゲーミングノート新製品を発表

2023年4月初旬、日本HP からゲーミングノートの新製品が発表されました。

新製品のコンセプト・キーワードは「クロスオーバー／クリエイト／ソーシャル」。

ゲームがますますソーシャル化していくなかで、広くゲーミングカルチャにコミットしたユーザーが一つのデバイスで遊び、働き、創造できる・・・。そういったすべてのゲームプレイヤーに楽しさを提供できる機種が登場しました。

本記事では発表会イベントで展示された新機種のなかからとくに注目しておきたい製品の特徴などを紹介します。

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OMEN TRANSCEND 16

OMEN TRANSCEND 16 は、ガチのゲームプレイヤーとクリエイター、双方のニーズに応えるかたちで投入される、今回もっとも注目したい機種です。

おもな特徴

薄型軽量ゲーミングノート

OMEN TRANSCEND 16 の筐体は 20mmを切る薄さにくわえ 約2.1kgの軽さで、持ち運びも可能な薄型軽量ゲーミングノートです。

それを実現したのがマグネシウム系アルミニウム合金の採用。

天面とパームレストに採用し軽さと堅牢性を実現。アルミニウムは艶のある明るい色を出しやすい特徴を活かしホワイトのカラーを展開することにも一役買っています。

ちなみに、メーカーがツイッターで「ゲーミングノートの色についてブラックとホワイトのどちらを選ぶか」という問いかけに対し、ホワイトが良いと答えたユーザーが若干多かったことから、ホワイトのカラーを採用した経緯があるそうです。

WASDキーはカラーリングで判別しやすい

天面のロゴも刷新

なお、薄型でも必要十分なポート類を実装しています。

ポート類（左側面）

ポート類（右側面）

ポート類（背面側）

mini-LEDディスプレイ

mini-LEDディスプレイは、輝度を出しやすく映像自体が明るい点が特徴のひとつで、OMEN TRANSCEND 16 に搭載されるディスプレイ輝度は最大1180nitを実現しています。（従来のディスプレイは最大輝度400nit）

さらに、VESA Display HDR 1000 対応や DCI-P3 100% カバーなど、高コントラストで広色域なディスプレイは色再現性も優秀です。

また、リフレッシュレート 240Hz の対応やコンテンツ制作に適した 16:10 のアスペクト比など、まさに良いとこどりのディスプレイです。

薄型でも優れた冷却機能

OMEN TRANSCEND 16 のエアフローは、OMEN 16 (2022モデル) にくらべ 34％向上、さらにパームレストの表面温度は 9%低下しています。

天面側の吸気口は広いエリアを確保

また、OMEN Dynamic Power の採用によりパフォーマンスも向上しています。

OMEN Dynamic Power は、CPU／GPU どちらに電力が必要か AI が状況に応じてリアルタイムに電力の供給量を制御する機能です。

人が動くシーンは CPU に負荷がかかり、背景が動くシーンは GPU に負荷がかかります。また、両方動くシーンは CPUとGPU両方に負荷がかかります。

OMEN Dynamic Power が状況に応じて電力供給量を制御しているためフレームレートが低下することなく冷却とパフォーマンスの両立が可能になるそうです。

背面側のトランクデザイン（冷却性能の向上に効果）

IRセンサー搭載 高画質カメラ

ウェブカメラは、IRセンサー搭載の FHD（1080p）画質のカメラを採用しています。

ゲーム配信やオンライン会議のカメラの画質向上にくわえ、プライバシーシャッターも付いています。

ワイヤレスヘッドセットが付属

HYPERX のワイヤレスヘッドが標準で付属しているのも特徴のひとつ。

レシーバーが OMEN TRANSCEND 16 本体に最初から内蔵されており、ヘッドセットの電源を入れればペアリングが完了しすぐに使うことができます。

おもなスペック

 

関連リンク

 

OMEN 16

OMEN 16 は、ゲームパフォーマンスがさらに追求され、ガチのゲームプレイヤーの多くが高い満足度を得られる機種に仕上げられています。

おもな特徴

ゲームパフォーマンスを追求

第13世代インテル Core プロセッサと NVIDIA GeForce RTX 4080 Laptop の搭載にくわえ、OMEN Dynamic Power による電力管理でパフォーマンスが向上しています。

TGP(Total Graphics Power：総グラフィックス能力) の最大 145W も大きな魅力です。

すべてのモデルで、解像度 QHD／リフレッシュレート 240Hz／応答速度 3ms のディスプレイを搭載しているところもポイント。

すぐれた冷却機能

OMEN 16 のエアフローは、トランクデザインといわれる背面側のデザイン変更により、従来の OMEN 16 (2022モデル) にくらべ 29％向上しています。

また、OMEN Dynamic Power による状況に応じた CPU／GPU の電力供給量の制御も冷却機能の向上に大きな役割を果たしています。

IRセンサー搭載 高画質カメラ

ウェブカメラは、IRセンサー搭載の FHD（1080p）画質のカメラを採用しています。

ゲーム配信やオンライン会議のカメラの画質向上にくわえ、プライバシーシャッターも付いています。

プライバシーシャッターはスライド式

ワイヤレスヘッドセットが付属

HYPERX のワイヤレスヘッドが標準で付属しているのも特徴のひとつ。

レシーバーが OMEN 16 本体に最初から内蔵されており、ヘッドセットの電源を入れればペアリングが完了しすぐに使うことができます。

おもなスペック

 

関連リンク

 

Victus 16（インテル, AMD）

Victus 16 はカジュアル層向けながら、Victus史上もっともパワフルに仕上げられています。

おもな特徴

Victus史上もっともパワフル

Victus 16 はインテルモデルとAMDモデルがラインナップ。

インテルモデルは第13世代インテル Core i7-13700HXプロセッサと NVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop を搭載、AMDモデルでは AMD Ryzen 7 7840H プロセッサと NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop を搭載しています。

いずれのモデルも OMEN Dynamic Power による電力管理機能を搭載し TGP(Total Graphics Power：総グラフィックス能力) 最大 120W を実現、フレームレートが OMEN 16 (2022モデル) にくらべ最大 32％も向上した Victus史上もっともパワフルな製品に仕上げられています。

OMEN Dynamic Power にくわえ 12Vファン（これまでは 5Vファン）や IRサーモパイルセンサーによる温度管理など OMEN の技術が搭載されているところもポイント。

高画質カメラ

ウェブカメラは、FHD（1080p）画質のカメラを採用しています。

ゲーム配信やオンライン会議のカメラの画質向上にくわえ、プライバシーシャッターも付いています。

テンキー付きキーボード

Victus 16 のキーボードにはテンキーを搭載。ゲームのみならずさまざまな用途でオールマイティに活用できます。

発売前のデモ機のためキーボードは英語配列

また、一つのゾーンだけですが RGBライティング機能が搭載されておりゲーミングPC の雰囲気を楽しむことも可能です。

おもなスペック

 

関連リンク

 

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OMENゲーミングノートPC 新機種の発売は 5月以降順次とのこと。

なお、新機種発売後に試用する機会ができ次第、当サイトでもレビューしたいと思います。

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