HP Spectre マウス 700 レビュー：デザインだけじゃない！機能性と操作性にすぐれたマウス

HP Spectre マウス 700 は、Spectre シリーズの高級感あふれるデザインにふさわしいエレガントなデザインのマウスです。

エレガントなデザインのみならず、機能性と操作性にもすぐれ、4台までのパソコンを切り替えてマウス操作したり dpi（マウスの移動感度）を3段階で切り替えできたり、パソコン本体を選ばず快適に使えます。

充電式で乾電池が要らないところもポイント。

レビューではメーカーからお借りした実機を試用し、外観デザインのほか機能性や操作性などの使用感をチェックします。

レビューは 2021年12月2日時点の内容です。

 

製品仕様

HP Spectre マウス 700 の製品仕様は以下のとおり。

マウスの各カラーイメージは以下のとおり。

上段左から「ブラック」「シルバー」
下段左から「ブルー」「バーガンディ」「ホワイト」

 

なお、直販サイトや通販ショップなどで取り扱われているカラーは「ブラック」と「シルバー」です。（記事執筆時点）

価格やキャンペーンなど最新情報は、日本HP直販 HP Directplus 公式サイトをご確認ください。

 

HP Garage Store（楽天市場の HP公式ストア）でも取り扱われています。楽天ポイントの還元率が高い点がメリットです。

 

 

外観チェック

高級感あるエレガントなデザイン

HP Spectre マウス 700 は、高級感あるエレガントなデザインです。

ほど良い具合に丸みを帯びていて、手のひらにフィットします。

操作しやすいサイズ感と重量感

マウスの全長は約10cm。

手の大きい男性には少し小さく感じるかもしれませんが、大きな違和感はなく意外に手のひらにフィットします。手の大きさにかかわらず全ユーザーが違和感なく使えるサイズに仕上げられている印象です。

重量の実測結果は、ブラックが 92g、シルバーが 93g 。

重量の違いは 個体差か塗料の違いか？

1g の差はあるもののいずれも重すぎず軽すぎないちょうど良い重量感です。

豊富な操作ボタン

HP Spectre マウス 700 の操作ボタンは豊富です。

以下は、表側と底面側のボタン類の操作／機能の説明です。

①左クリックボタン	左クリック操作を行う。
②右クリックボタン	右クリック操作を行う。 左右クリックボタンを同時に 3秒以上長押しすると dpi設定が変更される。1200dpi（初期設定）→ 1600dpi → 800dpi の順に切り替わる。
③進むボタン	Webブラウザで前に表示したページに移動する。
④戻るボタン	Webブラウザで直前に表示したページに戻る。
⑤スクロールホイール	ホイールを回すことで画面を上下にスクロールする。ホイールボタンを押し込むとホイールボタンの動きが滑らかになり、1回のスクロール操作でのスクロール量が増える（高速スクロール）。再度押すと解除される。
⑥オートスクロールボタン	ボタンを押すとオートスクロールが有効になる。押したマウスポインタの位置を起点に左右上下にスクロールする。別のボタンを押すとオートスクロールは解除される。なお、オートスクロールが有効になるアプリは限定されている。

 

⑦電源／ぺリングランプ	オレンジ色に点灯：充電中 白色に点灯：充電完了 白色とオレンジ色で交互に点滅：ペアリングモード（ペアリング可能状態）
⑧電源ボタン	下にスライドすると電源オン、上にスライドすると電源オフ
⑨ペアリングボタン	短く押す（2秒未満）：接続先デバイスの切り替え。短く押すごとに接続先デバイスが切り替わる。 長く押す（2秒以上）：現在指定している接続先でペアリングを開始する。
⑩接続ランプ	ペアリングボタンを短く押したときに切り替わる接続先のランプが点灯する。 1番目のランプ：レシーバーを装着したデバイスに接続 2番目のランプ：Bluetooth で最初にペアリングしたデバイスに接続 3番目のランプ：Bluetooth で 2番目にペアリングしたデバイスに接続 4番目のランプ：Bluetooth で 3番目にペアリングしたデバイスに接続

底面カバーを開ければレシーバーを収納できる

HP Spectre マウス 700 のレシーバーは本体に収納できます。

マウスの底面カバーのお尻部分を軽く押し込むことで先頭側が浮き上がり、底面カバーを取り外します。（底面カバーはマグネット式で装着）

レシーバーを使わないとき本体内部に収納しておけば紛失する心配がありません。

レシーバーを収納できる

USB充電で長期間使える

HP Spectre マウス 700 の充電用ポートはマウスの頭の部分。

充電ポートは mini-Bタイプ

1回の充電で長期間（仕様では 約 11週間）使えて、さらに充電中でも使うことができます。

付属のUSBケーブルは十分な長さ（1メートルくらい？）

なお、充電中は底面の電源／ぺリングランプがオレンジ色に点灯します。

充電中はオレンジ色、充電完了で白色点灯に切り替わる

 

 

使用感のチェック

操作性はグッド！

HP Spectre マウス 700 は使いやすく操作性はグッドです。左右クリック、スクロール操作、進む／戻るボタンの使用感も良好です。

最大4台までのデバイスに接続できますが、接続先をダイレクトに切り替えられず指定の接続先に切り替わるまで何度もペアリングボタンを押す必要がある点は残念なところ。

とはいえ、マルチデバイス環境を1つのマウスで操作できるのは意外に利便性が高いです。

また、dpi設定を 3段階で切り替えできる機能は、使用するモニターの大きさや解像度のほか使用環境など お好みに応じて…といったところでしょうか。

ちなみに、マウスの dpi設定とは、マウスを 1インチ(約2.5cm)動かしたときにマウスポインターが移動するドット数です。1200dpi の場合、マウスを 1インチ動かすとマウスポインターは 1200ドットぶん移動します。dpi が大きいほど、マウスを動かす距離が少なくても画面上のマウスポインターを大きく移動させることができます。

クリック音はフツウ

クリック音は「カチカチ」という音で、音の大きさはフツウです。耳ざわりに感じることはないと思います。

パソコンに合わせたカラーで所有満足度アップ！

マウスのカラーをパソコンのカラーに合わせることで所有満足度もアップします。

ブラック系のカラー

シルバー系のカラー

ちなみに、パソコン本体のカラーがブラックやシルバー以外の場合、濃い目の色味のときはブラックで、淡い色味のときはシルバーで合わせるのが個人的には良いかと思います。

 

 

同梱品

HP Spectre マウス 700 の同梱品は以下のとおり。

■同梱品の内訳

・マウス本体
・レシーバー
・USBケーブル
・ドキュメント類（説明書、製品についての注意事項、保証規定）

 

 

まとめ

以上、HP Spectre マウス 700 のレビュー記事をお届けしました。

HP Spectre マウス 700 は、デザインだけじゃなく機能豊富で操作性もグッドです。

充電式なので電池がなくなったときの「替え」を心配する必要もなく いつでも快適に使える点は好印象です。さらに、1回の充電で約11週間も使える点は、繰り返し充電によるバッテリー劣化の懸念も払しょくしてくれます。

HP Spectre マウス 700 は、デザイン重視のユーザーのみならず機能性や操作性を重視するユーザーもチェックしておきたいマウスといえるでしょう。

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