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真正面(背景付き)

レノボ『ThinkPad E595』は、AMD Ryzen プロセッサーを搭載した高性能で実用性の高い 15.6型ビジネスノートPCです。

AMD Ryzen プロセッサーはインテル Core プロセッサーより低価格ながら性能レベルが高いのが特徴の一つ。Ryzen プロセッサーを搭載したパソコンもかなり増えてきたこともあって注目度も高いプロセッサーです。

AMD Ryzen を搭載した ThinkPad E595 のパフォーマンスは快適でベンチマークでの評価も優秀、実際の使用感も良好でした。

価格はクーポン適用で税込5万円台からとリーズナブル。高コスパなビジネスノートPC を検討しているユーザーはチェックしておきたいモデルです。

■ThinkPad E595 の特徴

  • ビジネスノートとしての性能レベルが高い
  • 軽快な動作でパフォーマンスも快適
  • 映像を鮮やかでキレイに描画できるナローベゼルの液晶ディスプレイ
  • タイプ感の良いキーボード
  • 価格以上に高性能で高コスパ

レビューでは、前半で外観デザイン、ディスプレイ、キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能レビューを行います。

天面(背景付き)

レビュー内容は 2019年11月19日時点のものです。

 

スペック構成

『ThinkPad E595』には、CPU、メモリ、ストレージなどのスペックによりいくつかのモデルがラインナップ。それぞれのモデルで柔軟なカスタマイズが可能です。

今回のレビューでは、メーカーからお借りした Ryzen 5 搭載モデルを試用してレビューを行います。

なお、レビュー機のスペック構成は以下のとおりです。

OS Windows 10 Home 64 bit
CPU AMD Ryzen 5 3500U プロセッサー
メモリ 8GB (4GBx2)
ストレージ 512GB SSD (PCIe NVMe)
ディスプレイ 15.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080ドット、1,677万色以上、16:9) 、光沢なし
グラフィックス AMD Radeon Vega 8 グラフィックス (CPUに内蔵)
LAN 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T
ワイヤレス IEEE 802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth
カメラ、マイク HD 720p カメラ、デジタルマイクロフォン内蔵
本体サイズ(W×D×H) 約 369×252×19.95mm
重量 約 2.1 kg

『ThinkPad E595』のラインナップやスペック構成、価格、クーポンなどの最新情報はレノボ直販サイト「レノボ・ショッピング」でチェックしてください。

 

外観チェック

マットなブラックでも意外とスタイリッシュなデザイン

『ThinkPad E595』はビジネス向けらしくマットなブラックで落ち着いた雰囲気ながらスクエアで「シュッ」としたスタイリッシュなデザインです。

正面(向かって斜め左)

背面側(向かって斜め左)

天面をチェックします。

天面(その1)

天面(その2)

天面の素材は樹脂製(プラスチック製)ですが、チープな感じはありません。表面はサラサラとした感触で質感も良好です。

天面(その3)

マットなブラックは頑丈で堅牢性が高そうです。堅牢性の高さはビジネスで使う上では必要な要件のひとつです。

ただ、指紋や皮脂の跡が目立ちやすいのがチョット残念ですが、やわらかいクロスなどでこまめに手入れすれば気持ちよく使えます。

底面部です。

底面側(その1)

底面部の素材も樹脂製です。「ユニボディ」といわれる剛性を重視した構造はパーツの継ぎ目がなく見た目もスッキリしています。

ゴム足は前後に平行して 3箇所に実装されており、本体の安定性は良好です。

ゴム足
矢印の指すところがゴム足

排気口は本体奥 ヒンジのところにあります。

排気口

吸気口と排気口のあいだにあるゴム足が、排気口から出される温かい空気が再び吸気口に入り込むのを遮断する役割も兼ねており、本体内部を効率的に冷却することができます。

ビジネスノートに必要十分なインターフェース

『ThinkPad E595』に実装されているインターフェースをチェックします。

左側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(左側面)

①USB3.1 Gen1 Type-C(電源と共用)
②HDMI
③USB 3.1 Gen1(Powered USB)
④USB 3.1 Gen1
⑤マイクロフォン/ヘッドフォンコンボジャック

右側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(右側面)

⑥microSDカードスロット
⑦USB 2.0
⑧LANコネクタ
⑨セキュリティー・キーホール

microSD カードスロットはプッシュロック式です。microSDカードを挿入するときは押し込んでロックさせ、取り出すときはもう一度押し込むことでカードが飛び出す構造です。

SDカードスロット
microSDカードをシッカリ挿し込んだ状態

電源ボタンはキーボード面の右奥に実装されています。

電源ボタン
電源ボタンは LED内蔵

スピーカーは底面部 左右の前面側に実装されています。

スピーカー
矢印の指すところがスピーカー

カメラとマイクです。

Webカメラとマイク

顔認証や指紋認証など Windows Hello に対応した機能がないのはチョット残念ですが、『ThinkPad E595』には、USBポート、HDMI、LANコネクタなど、ビジネスノートに必要十分なインターフェースが実装されています。

少し厚みがあるけど持ち歩きも可能な軽さ

本体の大きさのイメージです。本体の上に A4コピー用紙と B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ(その1)

本体を閉じたときの高さのイメージです。

本体の高さ
『ThinkPad E595』の高さを CD ケース(通常サイズ)3枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

『ThinkPad E595』の高さは CDケース 2枚より少し厚みがある程度です。(実測で 21.5~26mm)

本体の重量は 1,923g。電源アダプターと電源コードの重量は、それぞれ 196g、61g です。

本体の重さ

本体の重量は 15.6型ノートとしては軽めで持ち歩きも十分可能です。

電源アダプターの最大出力は 45W。その大きさは手のひらに収まるサイズです。

電源アダプターの大きさ比較

 

ディスプレイ

鮮やかでキレイに描画できるディスプレイ

『ThinkPad E595』のディスプレイは高輝度で高精細、描画される映像もキレイです。

ディスプレイに描画された映像(気球)

表示される文字もクッキリとして見やすいです。

ディスプレイに描画された映像(文字)

i1Display Pro で計測したトーンカーブは、赤と青がほんのわずか強めに出ていますが、ほぼ45度の角度の直線で理想に近いかたちです。色調のバランスは良好といえます。

トーンカーブ

左右のベゼル(ディスプレイのフレーム枠)は狭額縁で鉛筆の太さよりわずかに幅がある程度です。

左右ベゼル

映り込みの少ない非光沢液晶

ディスプレイの映り込み具合をチェックします。

画面映り込み(電源オフ時)
電源オフ時の画面映り込み

画面映り込み(電源オン時)
電源オン時の画面映り込み

非光沢液晶なので映り込みはかなり低減されています。映り込みが気になることはほとんどないと思います。

広い視野角

視野角を確認します。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めから見る映像も鮮明でキレイです。

ディスプレイは 180度まで開くことができます。

画面共有

打ち合わせなどでディスプレイをフラットな角度まで開けば画面共有に便利です。

 

キーボード&タッチパッド

心地よいタイプ感のキーボード

『ThinkPad E595』のキーボードのレイアウトです。

キーボードレイアウト(クリックで拡大表示できます)

キーボードレイアウトで気になるのは左下の[Fn]と[Ctrl]キーの配置が逆になっている点や[PrtSc]キーが Spaceキーと同じ並びにある点。

[PrtSc]キーを使う機会は多くはないので気になることはあまりないと思いますが、左から[Fn][Ctrl]の配列については最初のうち違和感があるかもしれません。

キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は実測で 約19mm。デスクトップPCのキーボードと同じフルサイズなので窮屈さはありません。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

キーストロークは深めでシッカリとした打鍵感でタイプ感も心地良いです。

キーストローク

キートップの表面は指先にあわせて中央部分が少しへこんでいます。サラサラとした感触でフィット感も良好です。

キートップ

パームレストはサラサラとした感触で質感も良好です。タイピング操作も快適にできそうです。

パームレスト

なお、キーボードバックライトは搭載されていませんでした。

スベリもなめらかで反応の良いタッチパッド

タッチパッドはクリックボタンが独立したタイプです。

タッチパッド

タッチパッドは大きめサイズで手触り感も良好、なめらかなスベリで指2本あるいは3本を使ってのジェスチャー操作もスムーズです。全体的に扱いやすい印象です。

タッチパッドのサイズ感

タイピング中に手のひらがタッチパッドに触れてもタップ操作と認識しない点も好感が持てます。

なお、クリックボタンがタッチパッドの上部に実装されているのはトラックパッドとの連携操作をやりやすくするためです。

トラックパッドとクリックボタン

ちなみに、真ん中のクリックボタンを押しながらトラックパッドを上下に動かすとウィンドウを上下にスクロールできます。マウスポインタをカーソルバーに移動することなくスクロールできるので便利です。マウスのホイールボタンと同じような機能です。

トラックパッドは ThinkPadシリーズの特徴の一つともいえる機能で、使いなれると意外に便利で生産性もアップします。

 

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークでは、レビューで試用している『ThinkPad E595』 CPU・グラフィック・ストレージ性能のほか、バッテリー性能や総合的なパフォーマンスを測定します。

測定結果については、性能レベルの程度を把握しやすくするため、第8世代インテル Core i5 プロセッサー搭載機種(IdeaPad S540 (15))のスコアと比較掲載します。

2機種の基本スペックは以下のとおり。

■ThinkPad E595
AMD Ryzen 5 3500U/8GBメモリ/512GB SSD (PCIe NVMe M.2)/Radeon Vega 8 グラフィックス

■IdeaPad S540 (15)
Core i5-8265U /8GBメモリ/256GB SSD(PCIe NVMe M.2)/インテル UHD 620

AMD Ryzen 5 3500U プロセッサー搭載機種とインテル Core i5-8265U プロセッサー搭載機種のパフォーマンスを比較する際の参考になると思います。

なお、比較に使用したベンチマークは以下のとおりです。

比較項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CPU Mark (PassMark PerformanceTest)
グラフィック性能 3DMark
ドラゴンクエストX
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 10
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)
※レビュー機の ThinkPad E595 のみ掲載

 

CPU性能

CPU性能は PassMark PerformanceTest で計測した CPU Mark で比較します。

PassMark PerformanceTest
CPU Mark
6352.0
8931.8
ThinkPad E595 IdeaPad S540 (15)

スコアを見ると Core i5 を搭載した IdeaPad S540 (15) の CPU 性能は AMD Ryzen 5 を搭載した ThinkPad E595 の 1.42倍です。

CPU 単独での性能は Core i5 が圧倒しています。

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

3DMark

3DMark のベンチマーク結果です。

3DMark
Cloud Gate
12020
8537
Night Raid
7954
5119
Sky Diver
7377
4414
Fire Strike
2165
1053
Time Spy
810
395
ThinkPad E595 IdeaPad S540 (15)

3DMark の各テスト内容は以下のとおり。

Cloud Gate ホームPCやノートPC向けで DirectX 10 を想定したグラフィックス性能テスト
Night Raid DirectX 12 を使用したモバイルPCなど低スペックPC向けのグラフィックス性能テスト
Sky Diver DirectX 11 を使用したミドルレンジ・ゲーミングノート向けのグラフィックス性能テスト
Fire Strike DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テスト
Time Spy DirectX 12 を使用したゲーミングPC向けのグラフィックス性能テスト

ドラゴンクエストX

ドラゴンクエストX のベンチマーク結果です。

ドラゴンクエストX[スコア(評価)]
標準品質
解像度 1280×720
11116(すごく快適)
8765(とても快適)
最高品質
解像度 1280×720
9560(とても快適)
7514(とても快適)
ThinkPad E595 IdeaPad S540 (15)

ファイナルファンタジーXIV

ファイナルファンタジーXIV は「紅蓮のリベレーター」と「漆黒のヴィランズ」 2つのベンチマークを使用します。

■紅蓮のリベレーター

紅蓮のリベレーター[スコア(評価/平均フレームレート)]
標準品質(ノートPC)
解像度 1280×720
5560(とても快適/39fps)
4005(快適/27fps)
高品質(ノートPC)
解像度 1280×720
4605(快適/32fps)
2936(やや快適/19fps)
ThinkPad E595 IdeaPad S540 (15)

■漆黒のヴィランズ

漆黒のヴィランズ[スコア(評価/平均フレームレート)]
標準品質(ノートPC)
解像度 1280×720
5292(とても快適/39fps)
3850(快適/27fps)
高品質(ノートPC)
解像度 1280×720
4447(快適/32fps)
2846(やや快適/20fps)
ThinkPad E595 IdeaPad S540 (15)

 

グラフィックス性能は、なめらかな映像描画の指標になります。

グラフィックス性能では Radeon Vega 8 グラフィックスがインテル UHD グラフィックス 620を圧倒しています。

AMD Ryzen プロセッサー内蔵の Radeon Vega グラフィックスはかなり優秀で、高度なグラフィックス処理でも快適な映像描画が期待できます。

 

ストレージ性能

CrystalDiskMark 6.0.2 を使用して計測したデータ転送速度の結果です。

データ転送速度(ThinkPad E595)
データ転送速度(ThinkPad E595)

データ転送速度(IdeaPad S540 (15))
データ転送速度(IdeaPad S540 (15))

いずれの SSD も PCIe / NVMe 対応ですが、データ転送速度に若干の違いがあるのは SSD の性能によるものです。ただ、この程度の違いなら体感的な違いは感じないと思います。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 Extended を使って、実際の使用を想定した性能評価を行います。

PCMark 10 Extended
Total Score
3060
2577
 Essentials
7001
8188
 Productivity
5547
5835
 Digital Contents Creation
3374
2836
 Gaming
1810
881
ThinkPad E595 IdeaPad S540 (15)

※テスト項目説明
 Total Score(総合的な評価)
 Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)
 Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)
 Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)
 Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)

 

ふだん使いやビジネスソフトの使用を想定したテストでは Core i5 を搭載した IdeaPad S540 (15) に若干の優位性がありますが、グラフィックス性能を必要とする写真・動画編集、ゲーミングソフトの使用を想定したテストでは ThinkPad E595 のスコアが上回っています。

トータルバランスで見ると ThinkPad E595 に優位性があるといえます。

 

バッテリー

バッテリー性能については、レビュー機 ThinkPad E595 のバッテリー駆動時間と充電時間を掲載します。

■駆動時間の測定条件
バッテリーでの駆動は、次の条件でバッテリーによる駆動時間を計測します。
・無線LANでインターネットに接続
・YouTubeを全画面で連続再生
・画面の明るさ:最大レベル
・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件
バッテリー充電時間の計測は以下の条件で、充電完了までの時間を計測します。
・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態
・電源アダプターを接続し Windows を起動
・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態
※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

バッテリーの駆動時間と充電時間の測定結果は以下のとおり。

バッテリー残量グラフ

バッテリー駆動時間 6時間 50分
バッテリー充電時間
(50%)
45分
バッテリー充電時間
(80%)
1時間 15分
バッテリー充電時間
(100%)
2時間 1分

バッテリー駆動時間の公称値が「約 9.8時間」なので、実際の駆動時間も「それなり」です。持ち歩くことの少ない 15.6型ノートとしてはバッテリー駆動時間はまずまずといえるでしょう。

使うシーンに合わせて画面の明るさや音量を適正レベルに調整すればバッテリー駆動時間を伸ばすこともできます。

また、バッテリーは急速充電に対応しています。会議やミーティングが多いときには急速充電で対応できるメリットがありそうです。

実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するので、参考値としてください。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間の計測で評価します。

結果については、レビュー機の ThinkPad E595 とベンチマークで比較対象の IdeaPad S540 (15) を比較・評価します。

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector 7

■条件等
・RAWデータ 50ファイルを一括書き出し
・プリセット等 編集は適用しない
・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

ThinkPad E595 IdeaPad S540 (15)
処理時間 1分 6秒2 1分 0秒9

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector 15

■条件等
・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力
(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)
・動画再生時間 10分間
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

ThinkPad E595 IdeaPad S540 (15)
処理時間 3分 43秒2 4分 14秒2

 

RAWデータ現像は同程度の処理時間ですが、動画エンコードでの処理時間の違いはグラフィックス性能の差によるものです。

写真・動画編集のほか 3Dレンダリングのような高度なグラフィック処理を CPU 内蔵のグラフィックスで対応するなら AMD Ryzen プロセッサーが優位です。

 

駆動音・表面温度のチェック

駆動音については、負荷の高い処理になると排熱のため「サーッ」という気流音が少し大きくなりますが耳ざわりに感じるほどではありません。

平常時は静かなので駆動音が気になることはないと思います。

本体の表面温度については、負荷のかかる処理になると、キーボード奥 ヒンジ近くが温かくなります。

キーボード上は奥側ほど温かさの度合いが強くなっていきますがタイピングに影響があるほどではありません。パームレストは本体内部の熱の影響がないので不快な感じはありません。

キーボードの表面温度(単位:℃)

キーボードの表面温度
左側の画像:平常時(Windows起動後10分放置)
右側の画像:動画エンコード時(10分間の動画エンコード終了直前)

 

サウンド チェック

『ThinkPad E595』のサウンド・ユーティリティソフトには「ドルビーアトモス」がインストールされています。

を使って映画/音楽/ゲーム/ボイスなどの用途に合わせたサウンドに調整することができます。

サウンドユーティリティソフト
会議での音声もクリアに

実際にサウンドを聴いてみた印象としては・・・

■スピーカー
音域も広く高音質。カジュアルに高音質サウンドを楽しめる。

■ヘッドホン
低音域が増幅されサウンド全体もクリアになり迫力がアップする。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動 再起動 シャットダウン
1回目 16.9秒 35.0秒 6.9秒
2回目 16.7秒 35.9秒 6.4秒
3回目 16.7秒 35.5秒 6.3秒
4回目 16.7秒 35.8秒 6.2秒
5回目 16.7秒 35.5秒 6.5秒
平均 16.7秒 35.5秒 6.5秒

 

付属品

『ThinkPad E595』の本体ほか同梱品一式(電源アダプター、電源コード、ドキュメント類)です。

『ThinkPad E595』本体セット
ドキュメントは「セットアップガイド」と「PCリサイクルマークシール申込用紙」が同梱

 

まとめ

以上、『ThinkPad E595』のレビュー記事をお届けしました。

AMD Ryzen プロセッサーを搭載した『ThinkPad E595』は CPU 単独でのベンチマークはいまひとつでしたが、グラフィックス性能や総合的なパフォーマンスはかなり優秀でビジネスノートとして快適に使えそうです。

実際に使ってみた印象としても快適なパフォーマンスで動作も軽快でした。キーボードのタイプ感の良さも魅力です。

価格はクーポン適用で 税込5万円台から。

実用性の高さにくわえ、価格以上に高性能で高コスパなビジネスノートといえます。

評価のポイントをまとめると・・・

高評価のポイント
・ビジネスノートとしての性能バランスがイイ!
・タイピングしやすいキーボード
・色鮮やかでキレイな液晶
・高負荷時でも意外と静か
・実用性が高く高性能で高品質

チョット残念なところ
・一部のキー配置にクセあり

ラインナップしているモデルや価格、割引クーポンはレノボ直販サイト「レノボ・ショッピング」でチェックできます。

 

ThinkPad E595 正面側(背景付き)

 

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