富士通『LIFEBOOK WA1/A3』実機レビュー 基本性能を重視した低価格 15.6型スタンダードノート(前編)

 

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貸出機材提供:富士通クライアントコンピューティング株式会社

富士通『LIFEBOOK WA1/A3』の実機レビュー 前編です。

『LIFEBOOK WA1/A3』は、AMD APU を搭載し 低価格ながらもシッカリとした基本性能と 使いやすさを兼ね備えた 15.6型スタンダードノートPC です。

前編では、外観などのデザインや、スペック、ディスプレイ、キーボードについてのレビューを行います。

LIFEBOOK WA1/A3 正面

【 目 次 】
(前編)
外観について
スペックについて
ディスプレイ
キーボード&タッチパッド
(後編)
ベンチマーク
Windows の起動・シャットダウン時間計測(動画に収録)
搭載ソフトウェア
まとめ

※記事内容は 2017年3月28日時点のものになります。

<参考>
『LIFEBOOK WA1/A3』は、富士通直販サイト「WEB MART」にラインナップしているカスタムメイドモデルです。

CPU、メモリ、ストレージ、光学ドライブなど、使い方に合わせたカスタマイズが可能で、本体カラーは「シャイニーブラック」または「アーバンホワイト」から選ぶことができます。

レビュー機のスペックについては、「スペックについて」の章を参照してください。

 

外観について

『LIFEBOOK WA1/A3』レビュー機のカラーは「アーバンホワイト」。天板は光沢があって つややかな色合いです。

LIFEBOOK WA1/A3 トップカバー(その1)

LIFEBOOK WA1/A3 トップカバー(その2)

ホワイトのボディカラーは清潔感と爽やかなイメージです。指紋の跡や汚れも目立ちません。

LIFEBOOK WA1/A3 背面側(その1)

底面部をみてみます。

底面側(その1)

底面部は段差があり、適度な傾斜でタイピングしやすい構造になっています。

底面部は段差がある構造

バッテリーは取り外し可能です。

バッテリーは取り外し可能

オプションで、別な内蔵バッテリパックに交換することもできます。

次に、ヒンジをみてみます。

ヒンジはシッカリしており、グラつきはないです。

ヒンジ(外側・拡大)

ヒンジ(外側・全体)

ヒンジ(内側・拡大)

前後左右の側面からみてみます。

前面側
前面側

背面側
背面側

左側面
左側面

右側面
右側面

次に、インターフェース類を見てみます。

左側面には、「LANコネクタ」、「HDMI出力端子」、「USB3.0コネクタ」×2、「USB2.0コネクタ」が実装されています。

インターフェース(左側面)

右側面は、「マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子」、「USB2.0コネクタ」、「光学ドライブ」、「DC-INコネクタ」が実装されています。

インターフェース(右側面)

DVDスーパーマルチドライブ
光学ドライブを開いたときのイメージ

正面左側には、「状態表示LED」、「ダイレクト・メモリースロット(SDカードスロット)」が実装されています。

インターフェース(正面左側)

ダイレクト・メモリースロットは、抜き挿し方式です。SD カードを挿入したとき、少しだけカードが出っ張ります。

SDカードスロット

スピーカーは、キーボード面の一番奥に実装されています。

スピーカー

電源ボタンは、キーボード面の右上にあります。電源ボタンには LEDが内蔵されています。

電源ボタン

電源ボタンの左隣には、「My Cloud」ボタン、「MENU」ボタン、「SUPPORT」ボタンが実装されています。

一発起動ボタン

タッチするだけで以下のアプリが一発起動します。

My Cloud ホーム
My Cloudボタンをタッチすると「My Cloud ホーム 2.0」が起動

@メニュー
MENUボタンをタッチすると「@メニュー」が起動

富士通アドバイザー
SUPPORTボタンをタッチすると「富士通アドバイザー」が起動

Webカメラとマイクです。

Webカメラとマイク

次に、本体を閉じたときの高さを実測してみます。

本体の高さ

ゴム足を含めた高さの実測値は 約 26~33 mm。

光学ドライブ内蔵のスタンダードノートとして、一般的な高さです。分厚いという感じはありません。

本体の大きさのイメージです。本体の上には A4コピー用紙(黒マジックで縁取り)と B5版ノートを 載せています。

本体の大きさイメージ

次が重さ。

本体の重さは 2,254g。電源アダプターと電源コードの重さは、それぞれ 225g、53gです。

本体の重さ

外出するときの持ち歩きも、長時間でなければ何とかできそうです。

なお、電源アダプターの大きさは手のひらサイズなので、本体と一緒でも かさばることはなさそうです。

電源アダプターの大きさ比較

 

スペックについて

レレビューに使用した『LIFEBOOK WA1/A3』のスペックです。

OS Windows 10 Home 64ビット版
CPU AMD クアッドコア A8-7410APU
メモリ 8GB, DDR3L SDRAM PC3L-12800
ストレージ 約128GB SSD
光学ドライブ スーパーマルチドライブ(DVD±R DL(2層)書き込み対応)
ディスプレイ 15.6型ワイド LEDバックライト付TFTカラーLCD(スーパーファイン液晶)、解像度 1366×768ドット、表示色:1677万色
グラフィックス AMD Radeon R5 グラフィックス
LAN 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠、Wakeup on LAN機能対応
ワイヤレス IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetooth v4.1準拠
Webカメラ HD Webカメラ内蔵(有効画素数約92万画素)、デジタル(ステレオ)マイク内蔵

CPUやメモリなど、ハードウェアの詳細な情報をキャプチャーした結果は次のようになります。

CPU-Z(CPU)
CPU

CPU-Z(Caches)
キャッシュ

CPU-Z(MainBoard)
メインボード

CPU-Z(Memory)
メモリ

CPU-Z(SPD #1)
メモリスロット#1

CPU-Z(Graphics)
グラフィックス

CPU には、AMD クアッドコア A8-7410 APU を搭載しています。

AMD クアッドコア A8-7410APU の性能レベルとしては、第4世代インテル Core i3-4030U プロセッサーとほぼ同じです。(PassMark SOFTWARE の CPU Benchmark より)

ロゴマーク

メモリやストレージは、底面側 実装箇所カバーのネジ1本を外せば、かんたんにアクセスすることができます。

メモリ実装エリア
メモリ実装エリア

ストレージ実装エリア
ストレージ実装エリア

 

ディスプレイ

『LIFEBOOK WA1/A3』のディスプレイは 15.6インチサイズのスーパーファイン液晶で、解像度は 1,366×768ドットです。

画面解像度
画面解像度

写真の描画については、きめの細かさや鮮明さはフルHDにくらべ少し落ちるものの まずまずの印象です。

ディスプレイに描画された映像

ディスプレイの映り込み具合を見てみます。

画面映り込み(電源オフ時)

画面映り込み(電源オン時)

光沢液晶なので、使う場所によっては照明等の映り込みが気になる場合もあるかもしれません。ただ、パソコンの置き場所やディスプレイの傾きを調整することで、気になる映り込みは回避できると思います。

次に、視野角を確認してみます。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から45度の角度
右側 ディスプレイ面から45度の角度

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から45度の角度
上側 ディスプレイ面から45度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向の視野角は広いですが、発色が若干低下するようです。

垂直方向の視野角は広くなく、白みが強くなります。

次が、ディスプレイを開くことができる最大角度。

ディスプレイを開くことのできる最大角度

次は、ディスプレイに表示される文字の大きさを確認してみます。

インターネットエクスプローラーに表示される文字の大きさはこんな感じ。『LIFEBOOK WA1/A3』の公式ページを表示したものです。

インターネットエクスプローラーに表示される文字の大きさ

ディスプレイの下にある「Fujitsu」のロゴの大きさと比較してみればわかると思いますが、小さな文字が苦手な管理人がラクに読める大きさです。

なお、Windows の設定では、ディスプレイに表示するテキストのスケーリングは 100% が推奨値となっていました。

Windows の設定でディスプレイに表示するテキストのスケーリング

 

キーボード&タッチパッド

『LIFEBOOK WA1/A3』のキーボードのレイアウトです。

キーボード全体(真上)

キーボード全体(右斜め)

キーボード全体(左斜め)

パームレストも、つややかな光沢加工が施されています。

キーボード パームレスト

キーストロークは浅くなく、打鍵感もシッカリとしています。

キーストローク

キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は およそ18.5mm。デスクトップPC のキーボードとほぼ同じキーピッチです。

キーピッチはフルサイズ

キーピッチの測定は、便宜的にキートップの左端を基準にして測定しています。

キーボードに両手を置いたときのイメージです。感覚的にも ちょうど良い感じです。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

キーボードの全体的な印象としては、キーピッチも広く適度なキーストロークでタイピングしやすく、カーソルキー(矢印キー)も扱いやすいです。

次がタッチパッド。

タッチパッドはクリックボタンが独立したタイプ。大きさは、狭くなく、ちょうど良いサイズです。

タッチパッド

スベリも良く、扱いやすいタッチパッドです。

ちょうど良い大きさのタッチパッド

後編では、『LIFEBOOK WA1/A3』の機能・性能についてレビューしています。

 

 

 


富士通直販 WEB MART 公式サイト
⇒ 『LIFEBOOK WA1/A3』 製品詳細
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