マウスコンピューター『LB-F572X-SH2』の実機レビュー 前編です。
『LB-F572X-SH2』は LuvBook F シリーズにラインナップする 15.6型フルHD液晶搭載のスタンダードノートPCです。
最新OS Windows 10 と 最新CPU 第6世代インテル Core i7 に、高速ストレージ SSD と大容量ストレージ HDD をデュアルで搭載したハイスペック構成のモデルです。
前編では、外観、スペック、ディスプレイ、キーボードについてのレビューを行います。
(前編) 外観について スペックについて ディスプレイ キーボード&タッチパッド (後編) ベンチマーク 起動・シャットダウン時間計測(動画に収録) 搭載ソフトウェア 付属品 まとめ |
実機はマウスコンピューターからの貸出機です。また、レビュー内容については 2016年5月23日時点のもので、実機の製品仕様・販売価格については変更される場合があります。
外観について
『LB-F572X-SH2』のカラーはシックなイメージのダークブラウンで、ヘアライン加工がされています。
指紋や汚れが付きにくくなっています。
キーボード面はブラックに近いダークブラウンのカラーで、こちらも ヘアライン加工されていて、指紋や汚れが付きにくくなっています。
底面部を見てみます。
バッテリーは着脱式で取り外しも簡単です。
ヒンジを見てみます。
シッカリとした作りで、グラつきはないです。
次に、前後左右の側面から見てみます。
次に、インターフェースを見てみます。
左側面には、写真の左から「電源端子」、「ネットワーク(LAN)端子」、「VGA端子」、「通気口」、「HDMI端子」、「USB3.0端子」×2 が実装されています。
右側面は、写真の左から「マイクロホン端子」、「ステレオヘッドホン端子」「USB2.0端子」×2、「DVDスーパーマルチドライブ」、「ケンジントンロック」が実装されています。
また、正面側の左、ステータスLEDの下には「マルチカードリーダー」が実装されています。(ちょっと分かりにくいところです)
なお、マルチカードリーダーのスロットには、ホコリよけのダミーカードが入っています。
内蔵Webカメラと内蔵マイクです。
電源スイッチはキーボード面の右上にあります。
DVDスーパーマルチドライブのトレイです。
本体を閉じたときの高さを実測してみました。
測定値は、およそ 25 mm、ほぼスペック通りです。
本体の大きさのイメージです。本体の上に載っているのは B5版ノートです。B5版ノート 2冊分と同じ大きさです。
次が重さ。
本体の重さを実測すると約2.2kg。
モバイル用としてはキビシイですが、少しの移動なら何とかなりそうな質量です。
(女性がモバイルするのは大変だと思います)
電源アダプターと電源コードの重さは、それぞれ 152g と 106g です。
電源アダプターはコンパクトサイズです。
スペックについて
レビュー用の実機のスペックです。
OS | Windows 10 Home (64bit) |
CPU | インテル Core i7-6500U プロセッサー |
メモリ | 8GB (4GB×2) PC3-12800 DDR3L SODIMM |
ストレージ | 256GB SSD (M.2規格/SerialATA接続) 1TB HDD SerialATAII 5400rpm |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
ディスプレイ | 15.6型 フルHDノングレア(LEDバックライト)、解像度 1,920×1,080 |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 520 |
ネットワーク | 1000Base-T/100Base-TX/10BASE-T(RJ-45) |
ワイヤレス | IEEE 802.11 b/g/n・ Bluetooth V4.0 + LE 準拠モジュール |
Webカメラ | 100万画素カメラ、モノラル デジタルマイク(内蔵) |
本体サイズ(W×D×H) | 374×258.5×24.7 mm (折り畳み時) |
本体質量 | 約2.2kg |
Office | なし |
CPUやメモリなど、ハードウェアの詳細な情報をキャプチャーした結果は次のようになります。
CPU
キャッシュ
メインボード
メモリ
メモリスロット#1
メモリスロット#2
グラフィックス(CPU内蔵)
基本スペックともいえる CPU、メモリ、ストレージは、スタンダードノートとして、高いレベルのスペック構成です。
また、ストレージは、高速ストレージ SSD 256GB と大容量ストレージ 1TB HDD のデュアルドライブ構成です。
とくに、SSD は高速なデータ転送速度を実現してくれる「M.2規格」の SSD が採用されています。
ディスプレイ
ディスプレイは 15.6型フルHD(1,920×1,080)のノングレア(非光沢)液晶です。
画面解像度
写真もキレイに描画できます。若干、青味が強い印象です。
ディスプレイの映り込み具合を見てみます。
映り込みはほとんど気になりません。
次は、視野角を確認してみます。
正面
右側 ディスプレイ面から45度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から45度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度
水平方向の視野角は広いです。
斜めからは、やや発色が低下するようですが、実際にはあまり気になりません。
また、垂直方向の視野角は広くはないようです。白味が強くなってしまうようです。
次が、ディスプレイ面を開くことのできる最大角度。
次は、ディスプレイに表示される文字の大きさを確認してみます。
インターネットエクスプローラーに表示される文字の大きさはこんな感じ。
『LB-F572X-SH2』の公式ページを拡大・縮小せずに初期設定時のサイズで表示したものです。
ディスプレイ枠の下にある「mouse computer」のロゴの大きさと比較してみれば、表示される文字の大きさをイメージできると思いますが、小さな文字が苦手な管理人でもラクに読める大きさです。
ちなみに、このマシンの Windows の設定では、ディスプレイに表示するテキストのサイズは 125% が推奨値となっていました。
キーボード&タッチパッド
キーボードのレイアウトです。
キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は 約18mm。フルサイズキーボードとほぼ同じピッチです。
なお、キーピッチの測定は、便宜的にキートップの左端を基準にして測定しています。
キーストロークもイイ感じです。
打ちにくさもなく、キータッチも良いです。
次がタッチパッド。
15.6型のスタンダードサイズですが、タッチパッドのサイズは少し小さめです。
指2本を使ってのジェスチャー操作では、少し狭さを感じるかもしれません。
ふだんは、マウスを使ったほうが作業効率は良さそうです。
後編では、『LB-F572X-SH2』の機能・性能についてレビューしています。