FMV WU7-K3 レビュー:超軽量でもセルフ交換バッテリーに対応!幅広い用途に使える14型モバイルノート

 

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貸出機材提供:富士通クライアントコンピューティング株式会社

正面斜め(背景付き)

富士通 FMV WU7-K3 (2025年10月モデル) は、インテル Core Ultra H プロセッサー(シリーズ2)を搭載した 14.0型モバイルノートPC です。

約865g(最小構成)という超軽量ボディながらセルフ交換バッテリーに対応している点が本機の特徴のひとつ。バッテリーの劣化が気になる長期使用でも、自分で交換できるため、モバイルノートの弱点であるバッテリー寿命の問題に柔軟に対応できます。

さらに、高速通信 5G(ワイヤレスWAN)に対応した通信モジュールの搭載も可能。Wi-Fi や有線 LAN のない外出先でも安定した通信環境を確保できます。

AI 機能を快適に使える処理性能を備えており、ビジネスから学習、写真編集まで幅広い用途に対応できる実用性の高いモバイルノートです。

■FMV WU7-K3 の特徴

  • インテル Core Ultra H プロセッサー(シリーズ2)を搭載
  • デュアルファン搭載により CPUを強力に冷却(最大TDP:熱設計電力 28Wまで向上)
  • 軽量化と堅牢性を両立(ACアダプタも大幅に小型軽量化)
  • 高輝度・高色純度 WUXGA ディスプレイ(解像度 1920×1200、アスペクト比 16:10)
  • シンプルでタイピングしやすいフルサイズキーボード(バックライト付)
  • Copilotキーで AIコンパニオンをすばやく起動できる
  • 5MP(有効画素数約500万画素)またはフルHD(有効画素数約207万画素)カメラ(プライバシーシャッター付き)を搭載可能
  • 顔認証と指紋認証を搭載可能(指紋認証センサーは標準搭載)
  • 指紋認証センサーは電源ボタンに内蔵し電源オンと同時に指紋認証
  • 高速通信 5G(ワイヤレスWAN)に対応した通信モジュールの搭載が可能
  • セルフ交換バッテリーを採用(自分でバッテリーの交換ができる)

レビューでは、メーカーからお借りした実機を試用し、前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。

天面(背景付き)

レビューは 2026年3月4日時点の内容です。

 

スペック構成

FMV WU7-K3 のおもなスペック構成は以下のとおり。

本体カラー ピクトブラック
OS ■Windows 11 Pro 64ビット版
■Windows 11 Home 64ビット版
CPU ■インテル Core Ultra 7 プロセッサー 255H
■インテル Core Ultra 5 プロセッサー 225H
メモリ ■64GB(デュアルチャネル対応 LPDDR5X-8400)
■32GB(デュアルチャネル対応 LPDDR5X-8400)
■16GB(デュアルチャネル対応 LPDDR5X-8400)
■8GB(LPDDR5X-8400)
※オンボード/増設・交換不可
ストレージ ■約2TB SSD(PCIe Gen4)
■約1TB SSD(PCIe Gen4)
■約512GB SSD(PCIe Gen4)
■約256GB SSD(PCIe Gen4)
ディスプレイ 14.0型ワイド ノングレア液晶(WUXGA 1920×1200ドット)高輝度・高色純度・広視野角
グラフィックス ■インテル Arc 140T GPU(Core Ultra 7 搭載時)
■インテル Arc 130T GPU(Core Ultra 5 搭載時)
LAN 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠、Wake on LAN機能対応
無線LAN/ Bluetooth Wi-Fi 7(5.76Gbps)対応、IEEE 802.11be/ax/ac/a/b/g/n準拠、MU-MIMO対応、Bluetooth v5.4準拠
無線WAN ■5G/4G(LTE)/3G対応 [nanoSIMカード、eSIM]
■なし
カメラ ■5MP Webカメラ内蔵(プライバシーカメラシャッター付)(有効画素数約500万画素) Windows Hello対応
■フルHD Webカメラ内蔵(プライバシーカメラシャッター付)(有効画素数約207万画素) Windows Hello対応
■フルHD Webカメラ内蔵(プライバシーカメラシャッター付)(有効画素数約207万画素)
センサー Windows Hello対応指紋センサー(電源ボタンに内蔵)、照度センサー
オーディオ ステレオスピーカー内蔵 / デジタル(ステレオ)マイク内蔵
バッテリー駆動時間 ■5G搭載+63Whバッテリー搭載時
約13.0時間(動画再生時)/約36.0時間(アイドル時)
■5Gなし+63Whバッテリー搭載時
約14.0時間(動画再生時)/約37.0時間(アイドル時)
■5G搭載+47Whバッテリー搭載
約9.5時間(動画再生時)/約28.0時間(アイドル時)
■5Gなし+47Whバッテリー搭載
約10.5時間(動画再生時)/約29.0時間(アイドル時)
※JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.3.0
本体サイズ(W×D×H) 308.8×209×16.3~17.8mm (突起部含まず)
本体質量 ■5G搭載+63Whバッテリー搭載時:約917g
■5Gなし+63Whバッテリー搭載時:約912g
■5G搭載+47Whバッテリー搭載時;約870g
■5Gなし+47Whバッテリー搭載時;約865g

 
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アイキャッチ

FMV WU7-K3
税込 17万円台から

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外観チェック

落ち着いたミニマルデザイン

FMV WU7-K3 の外観は全体的にすっきりとしており、落ち着いたミニマルデザインに仕上がっています。

正面側(左振り)

背面側(右振り)

本体カラーは「ピクトブラック」。光の当たり方でわずかに表情が変わる深いブラックが、ミニマルなデザインとよく調和しています。派手さを抑えた落ち着いた色味で、ビジネスシーンや学業用途にも自然に馴染む印象です。

天面真上

天面斜め

実際の色味は写真のとおりで、シンプルながら存在感のある仕上がりです。

スタイリッシュなフォルム

天面の端にはインフィニティマークを配置。ミニマルデザインには主張ひかえめのちょうど良いアクセントです。

天面ロゴ
インフィニティ マーク

天面は少しザラつきのある質感です。シルバーなどの淡いカラーにくらべると指紋や皮脂の跡はやや目立ちやすいですが、汚れが気になったときは柔らかいクロスなどでかんたんにふき取れます。

 

本体はとてもスリム。持ち歩く際に収納するバッグへの出し入れもスムーズにできます。

スリムボディ(その1)

スリムボディ(その2)

スリムボディ(その3)
本体はスリム

底面カバーは「ユニボディ」構造を採用しています。外観はシンプルですが、ユニボディならではの高い剛性があり、持ち上げた際のたわみもありません。日常的な持ち運びや外出先での使用でも安心感があります。

底面真上

底面(斜め)

ゴム足は四隅に実装。本体をデスク上に設置したときの安定感は良好です。

また、排気口はヒンジのあいだに配置され、排熱は背面側へ流れるよう設計されています。

排気口
排気口(上記写真の左側ヒンジのそば)

排気口
吸気口(底面カバー側)と排気口

 

天面は片手で開けられる

FMV WU7-K3 は、天面を開くときに指がかかりやすい形状にデザインされています。

指をかけやすいデザイン

さらに、天面は片手でもスムーズに開くことができます。

天面は片手で開けられる

天面の開きやすさは使いやすさにもつながります。とくに片手がふさがっているときはとても便利です。

 

自分でバッテリー交換できる

FMV WU7-K3 は、超軽量モバイルノートながらセルフ交換バッテリーに対応しているところも特徴のひとつ。交換はツールレスで行え、手順もシンプルです。

※バッテリー交換する前に、[Shift]キーを押しながら Windowsをシャットダウンしてください。

バッテリーカバーのロック(①)を矢印方向に解除しながら、②のロックを矢印方向にスライドします。

バッテリーパックの交換(その1)

ロックを解除したら、バッテリーカバーと本体カバーのスキマに爪を軽くひっかけて、バッテリーカバーを取りはずします。

※バッテリーカバーが持ち上げにくいときは、底面側を下側にひっくり返してみてください。バッテリーカバーがかんたんに開きますが、落とさないように注意してください。

バッテリーパックは、リリース用の溝(矢印の指すあたり)に指を入れて持ち上げるように取り外します。

バッテリーパックの交換(その2)

バッテリーパックの交換(その3)

なお、レビュー機のバッテリーパックは「63Wh」の大容量タイプが装着されていました。

バッテリーパック

 

豊富なインターフェース

FMV WU7-K3 は、USB、HDMI、LAN、microSD など多彩なインターフェースを備えており、外部機器との接続性にもすぐれています。

インターフェース(右側面)

右側面

①ダイレクト・メモリースロット(microSD)

②USB 3.2 (Gen1) Type-Aコネクタ

③HDMI出力端子

④LANコネクタ

インターフェース(左側面)

左側面

⑤盗難防止用ロック取り付け穴

⑥Thunderbolt 4 USB4 (Gen3) Type-Cコネクタ×2

⑦USB 3.2 (Gen1) Type-Aコネクタ(電源オフUSB充電機能対応)

⑧マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子

なお、Thunderbolt 4 USB4 ポートの映像出力/PD充電器対応の検証結果は以下のとおり。

■Thunderbolt 4 対応表(2ポート共通:当サイトの検証結果)

映像出力 〇(4K出力可能)
PD充電器(30W)
PD充電器(45W)
PD充電器(65W)

HDMI 出力端子は 4K 出力に対応しており、対応ディスプレイに接続することで高精細な映像を表示できます。

 
ダイレクト・メモリースロットはプッシュロック方式を採用しています。カードを押し込むとロックされ、再度押し込むことで解除される仕組みで、着脱はスムーズです。

SDカードスロット
microSDカードをシッカリ挿し込んだ状態

 

高速通信 5G に対応した通信モジュールを搭載可能

FMV WU7-K3 は、高速通信 5G に対応した通信モジュールをカスタマイズで搭載できます。

SIMカード(nanoSIM)スロットにくわえて eSIMサービスにも対応しており、Wi-Fiや有線LANのない外出先や移動中でもインターネットに接続できます。

なお、microSIMカードスロットは、バッテリーパックを取りはずせばアクセスできます。

SIMスロット
microSIMカードスロット

eSIM接続設定
eSIMサービスにも対応

 

顔認証カメラと指紋センサーを搭載可能

FMV WU7-K3 は、顔認証カメラをカスタマイズで搭載可能です。

顔認証
顔認証でサインイン

なお、指紋センサーは標準で搭載されます。

指紋認証
指紋認証でサインイン(指紋認証センサーは電源ボタンに内蔵)

顔認証と指紋認証は併用が可能で、認証精度はいずれも良好です。Windows へのサインインもスムーズに行えます。

ちなみに、電源ボタンに内蔵された指紋センサーは、電源オンの操作と同時に認証処理を実行します。サインイン画面であらためて指紋センサーにタッチする必要はなく、そのまま Windows にサインインできます。

また、カメラにはプライバシーシャッターが付いています。

カメラシャッター
上の画像:シャッターを開いてカメラ有効
下の画像:シャッターを閉じてカメラを遮断

シャッターはスライド式(手動)ですがスムーズなスライドが可能。オンライン会議などで こちらの光景を見られたくないときもスムーズに操作できます(切替スイッチはカメラの左側)。

なお、プライバシーシャッターでカメラを閉じていると顔認証機能は使えませんが、指紋認証でサインインすることができ、状況に応じた認証方法を柔軟に使い分けられます。

 

スピーカーは底面の前面側左右に搭載

スピーカーは底面の前面側左右に搭載されています。

スピーカー

スピーカー
スピーカーは底面の前面側左右

スピーカーから出力されるサウンドは、低音域から高音域まで広い音域をカバーしており高音質です。

 

コンパクト&スリム&超軽量

本体の大きさのイメージです。本体の上に A4コピー用紙と B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ
本体のサイズ感

本体は A4用紙の横幅よりわずかに大きい程度で、14型ノートとしてはかなりコンパクトです。携帯性も高く、モバイル用途でも扱いやすいサイズ感です。

本体を閉じたときの高さのイメージは以下のとおり。

本体の高さ
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

仕様上の高さは最厚部で 17.8mm(突起部除く)。上記写真のとおり、CDケース 2枚より薄くてとてもスリムです。

また、本体や電源アダプターなど質量の実測値は以下のとおり。

質量の実測

・本体:902g
・電源アダプター:87g
・Type-C コード:62g

本体は超軽量で、持ち歩きがラクにできる軽さです。

本体の重量感
本体は超軽量で持ち歩きがラク

付属の電源アダプターは最大出力 65W と十分な性能を備えながら、サイズは非常にコンパクトです。

電源アダプターの大きさイメージ

 

ディスプレイのチェック

自然な色合いで描画できるディスプレイ

レビュー機のディスプレイは シャープ製の液晶パネル[型番:SHP15CE LQ140N1JW23]が採用されています。

描画される映像は自然な色合いでキレイです。描画イメージは以下のとおり。

映像(気球)
画像の表示例(その1)

映像(紅葉)
画像の表示例(その2)

テキスト
テキストの表示例

テキスト拡大
テキスト表示を拡大

トーンカーブは RGB ともに理想的な45度の直線を描いており、色調バランスも良好です。

トーンカーブ
トーンカーブ
(キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測)

輝度の計測結果はディスプレイの明るさ設定 100 のとき「414 nit」とかなり高めです。実際の見た目でも十分に明るく、屋外でも視認性を保てるほどの明るさがあります。

 
色域の計測結果は以下のとおり。

色域
色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)

規格 カバー率
sRGB 98.6% 103.5%
Adobe RGB 73.7% 76.7%
DCI-P3 76.2% 76.3%

 
広色域で色再現性もすぐれています。写真編集やプレゼン資料の作成など、色の正確さが求められる作業にも適した表示品質です。

 

狭額縁ベゼル

ベゼルは狭額縁です。

狭額縁ベゼル

とくに左右のベゼルは鉛筆よりも細く、画面まわりはすっきりしています。

 

映り込みは気にならない

ディスプレイの映り込み具合をチェックします。

画面映り込み(その1)

画面映り込み(その2)

ディスプレイは非光沢液晶を採用しており、写真のとおり映り込みはかなり抑えられています。黒系の映像でも、映り込みが気になることはないでしょう。

 

広い視野角

視野角をチェックします。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからでも映像をはっきり確認できます。

 

天面は ほぼフラットまで開くことができる

天面はほぼフラットまで開くことができます。

ディスプレイの最大角度

ディスプレイがフラットになれば、打ち合わせなどで画面共有に便利です。

 

キーボード&タッチパッドのチェック

タイピングしやすいキーボード

FMV WU7-K3 のキーボードは、標準的なキー配列を採用しています。

キーボードレイアウト

レビュー機のキーボードは「かな表記なし」。見た目がすっきりとしており、視認性も良好です。

キーボードレイアウト

キーピッチの仕様は 19mm。フルサイズキーボードと同等のキーピッチで窮屈な感じはありません。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

キートップの形状は中央がわずかにへこんでいます。表面は少しツルツルとした感触で、指先のタッチ感は良好です。

キートップ

キーストロークの仕様は 約1.5mm。数値以上にしっかりとした深さがあり、確かな打鍵感を得られます。

キーストローク
タイプ音は「タクタク」という音。音の大きさは静か

キーを押し込む強さや跳ね返りもちょうど良い感じで、モバイルノートながらとてもタイピングしやすいキーボードです。

 

Copilotキー搭載

FMV WU7-K3 には「Copilotキー」が搭載されています。

Copilotキー
矢印の指すところが Copilotキー

Copilotキーを押すと Microsoft の AIアシスタントをすばやく起動することができます。

AIアシスタント起動
Copilotキーを押すだけで AIアシスタントが起動

Copilot はユーザーの質問に応じて回答を返し、資料作成・メール対応・情報収集を支援します。学生にとってはレポート作成や研究を効率化でき、社会人にとっては業務効率化や生産性向上につながる便利な機能です。

 

キーボードバックライトを搭載

キーボードにはバックライトが搭載されています。

キーバックライト

キーボード・バックライトの明るさは 2段階で切り替え可能です。

[Fn]+Spaceキー押下:点灯(暗)→点灯(明)→オフ

 

質感のよいパームレスト

パームレストはサラサラとした感触で質感も良好です。

パームレスト

指紋や皮脂の跡は少し目立ちやすいですが、汚れが気になったときは柔らかいクロスでかんたんに拭き取れます。

 

なめらかなスベリのタッチパッド

タッチパッドはツルツルした感触でスベリもなめらかです。

タッチパッドのサイズ感
タッチパッドのサイズ感

奥行きはやや小さいですが、操作性は良好です。

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークでは、レビュー機の CPU・グラフィックス・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスを評価します。

レビュー機の基本スペック

OS Windows 11 Home
CPU インテル Core Ultra 7 プロセッサー 255H
メモリ 32GB(デュアルチャネル対応 LPDDR5X-8400)
ストレージ 約512GB SSD(PCIe Gen4)
グラフィックス インテル Arc 140T GPU

 
評価に使用したベンチマークは以下のとおり。

評価項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能 3DMark Time Spy
ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ[中量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 10
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)

なお、ベンチマークの実行にあたっては電源オプションの電源プランを「FMV」に設定し、電源とバッテリーの電源モードを「バランス」と「最適なパフォーマンス」の2モードそれぞれで実施しています。

電源オプション
電源プランの設定

電源とバッテリー
電源モードの設定

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R23(マルチコア/シングルコア)と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。

評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 258V

・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 228V

・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 255U

・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 225U

・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H

・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125H

・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155U

・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125U

・AMD Ryzen AI 7 350 プロセッサー

・AMD Ryzen AI 5 340 プロセッサー

・AMD Ryzen 7 250 プロセッサー

・AMD Ryzen 5 230 プロセッサー

・AMD Ryzen 7 8840U プロセッサー

・AMD Ryzen 7 7730U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 7530U プロセッサー

※当サイトで計測したスコアの平均値

 

CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価]

CINEBENCH R23 (マルチコア)
Core Ultra 7 255H (レビュー機/最適なパフォーマンス)
15397 pts
Ryzen AI 7 350
13615 pts
Ryzen 7 250
12323 pts
Ryzen 7 8840U
12259 pts
Core Ultra 7 155H
12190 pts
Ryzen AI 5 340
12186 pts
Ryzen 5 230
11553 pts
Core Ultra 7 255H (レビュー機/バランス)
11377 pts
Core Ultra 7 255U
10087 pts
Core Ultra 5 228V
9973 pts
Core Ultra 5 125H
9920 pts
Core Ultra 7 258V
9873 pts
Ryzen 7 7730U
9117 pts
Core Ultra 7 155U
8648 pts
Core Ultra 5 225U
7885 pts
Ryzen 5 7530U
7627 pts
Core Ultra 5 125U
6508 pts

 

CINEBENCH R23 (シングルコア)
Ryzen AI 7 350
1935 pts
Core Ultra 7 255H (レビュー機/最適なパフォーマンス)
1923 pts
Ryzen AI 5 340
1896 pts
Core Ultra 7 258V
1873 pts
Core Ultra 7 255U
1868 pts
Core Ultra 7 255H (レビュー機/バランス)
1804 pts
Core Ultra 5 225U
1740 pts
Core Ultra 5 228V
1735 pts
Ryzen 7 8840U
1713 pts
Core Ultra 7 155U
1691 pts
Ryzen 7 250
1670 pts
Core Ultra 7 155H
1665 pts
Ryzen 5 230
1664 pts
Core Ultra 5 125H
1661 pts
Core Ultra 5 125U
1564 pts
Ryzen 7 7730U
1431 pts
Ryzen 5 7530U
1419 pts

 

CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]

CPU Mark (PassMark PerformanceTest)
Core Ultra 7 255H (レビュー機/最適なパフォーマンス)
31893
Ryzen 7 8840U
25969
Core Ultra 7 155H
25646
Core Ultra 7 255H (レビュー機/バランス)
25363
Ryzen 7 250
25295
Ryzen AI 7 350
23712
Ryzen 5 230
22955
Core Ultra 5 125H
21632
Ryzen AI 5 340
21627
Core Ultra 7 258V
20691
Core Ultra 7 255U
20391
Core Ultra 5 228V
20106
Ryzen 7 7730U
18677
Core Ultra 7 155U
18521
Core Ultra 5 225U
18144
Ryzen 5 7530U
15930
Core Ultra 5 125U
15296

 
レビュー機のスコアは良好な結果を得られました。

ネット閲覧・メール・オフィスソフトといった日常用途はもちろん、軽めの写真・動画編集など、負荷の高い処理でも快適なパフォーマンスで使えます。

参考までに、同じ Core Ultra シリーズ2 の中でも Core Ultra 7 255H は高性能寄りの“Hクラス”で、パフォーマンスを重視するユーザー向けの構成です。

一方、Core Ultra 7 258V は省電力寄りの“Vクラス”で、CPU コア性能・AI 性能・グラフィックス性能を底上げしつつ、消費電力とのバランスを重視したプロセッサーです。

FMV WU7-K3 では “Hクラス”のプロセッサーを採用しており、モバイルノートとして高い処理性能が期待できます。

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・インテル Arc グラフィックス 140V(Core Ultra 7 258V内蔵)

・インテル Arc グラフィックス 130V(Core Ultra 5 228V内蔵)

・インテル グラフィックス(Core Ultra 7 255U内蔵)

・インテル グラフィックス(Core Ultra 5 225U内蔵)

・インテル Arc グラフィックス(Core Ultra 7 155H内蔵)

・インテル Arc グラフィックス(Core Ultra 5 125H内蔵)

・インテル グラフィックス(Core Ultra 7 155U内蔵)

・インテル グラフィックス(Core Ultra 5 125U内蔵)

・AMD Radeon 860M グラフィックス(Ryzen AI 7 350内蔵)

・AMD Radeon 840M グラフィックス(Ryzen AI 5 340内蔵)

・AMD Radeon 780M グラフィックス(Ryzen 7 250内蔵)

・AMD Radeon 760M グラフィックス(Ryzen 5 230内蔵)

・AMD Radeon 780M グラフィックス(Ryzen 7 8840U内蔵)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 7730U内蔵)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 7530U内蔵)

※当サイトで計測したスコアの平均値

 

3DMark Time Spy

Time Spy は DirectX 12 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Time Spy
インテル Arc 140T (レビュー機/パフォーマンス)
4349
インテル Arc 140V (Core Ultra 7 258V)
4192
インテル Arc 130V (Core Ultra 5 228V)
3882
インテル Arc 140T (レビュー機/バランス)
3672
インテル Arc (Core Ultra 7 155H)
3558
インテル Arc (Core Ultra 5 125H)
3119
AMD Radeon 860M (Ryzen AI 7 350)
3044
AMD Radeon 780M (Ryzen 7 8840U)
2790
AMD Radeon 780M (Ryzen 7 250)
2761
インテルグラフィックス (Core Ultra 7 255U)
2313
AMD Radeon 760M (Ryzen 5 230内蔵)
2242
インテルグラフィックス (Core Ultra 7 155U)
2072
インテルグラフィックス (Core Ultra 5 125U)
2049
インテルグラフィックス (Core Ultra 5 225U)
1960
AMD Radeon 840M (Ryzen AI 5 340)
1534
AMD Radeon (Ryzen 7 7730U)
1354
AMD Radeon (Ryzen 5 7530U)
1255

 

ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ[中量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ
インテル Arc 130V (Core Ultra 5 228V)
11066
インテル Arc 140V(Core Ultra 7 258V)
10921
インテル Arc 140T (レビュー機/パフォーマンス)
9492
インテル Arc 140T (レビュー機/バランス)
9274
インテル Arc(Core Ultra 7 155H)
8277
AMD Radeon 860M (Ryzen AI 7 350)
7427
インテル Arc(Core Ultra 5 125H)
7216
インテルグラフィックス (Core Ultra 7 255U)
6365
AMD Radeon 780M(Ryzen 7 8840U)
6193
AMD Radeon 780M (Ryzen 7 250)
6040
AMD Radeon 760M (Ryzen 5 230内蔵)
6028
AMD Radeon 840M (Ryzen AI 5 340)
5289
インテルグラフィックス (Core Ultra 7 155U)
5034
インテルグラフィックス (Core Ultra 5 225U)
4648
インテルグラフィックス (Core Ultra 5 125U)
4505
AMD Radeon(Ryzen 7 7730U)
4204
AMD Radeon(Ryzen 5 7530U)
3662

※高品質(ノートPC)/解像度 1920×1080 で実施

 

ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXV
インテル Arc 130V (Core Ultra 5 228V)
8177
インテル Arc 140T (レビュー機/バランス)
8024
インテル Arc 140V(Core Ultra 7 258V)
7661
インテル Arc 140T (レビュー機/パフォーマンス)
7121
AMD Radeon 860M (Ryzen AI 7 350)
6893
インテル Arc(Core Ultra 7 155H)
5728
AMD Radeon 760M (Ryzen 5 230内蔵)
5719
AMD Radeon 780M(Ryzen 7 8840U)
5665
AMD Radeon 780M (Ryzen 7 250)
5503
インテル Arc(Core Ultra 5 125H)
5176
インテルグラフィックス (Core Ultra 7 255U)
5051
AMD Radeon 840M (Ryzen AI 5 340)
4562
インテルグラフィックス (Core Ultra 7 155U)
3826
インテルグラフィックス (Core Ultra 5 225U)
3813
AMD Radeon(Ryzen 7 7730U)
3608
インテルグラフィックス (Core Ultra 5 125U)
3282
AMD Radeon(Ryzen 5 7530U)
3103

※軽量品質/解像度 1280×720 で実施

 
レビュー機は、グラフィックス性能も良好です。

複数のアプリを立ち上げながらのオンライン会議や写真・動画編集といった負荷の高い処理も快適なパフォーマンスでこなせます。

なお、FMV WU7-K3 のカスタマイズで注意したいのは、Core Ultra 5 225H と 8GB メモリの組み合わせが選択できる点です。仕様上、8GB メモリはデュアルチャネルに対応していないため、グラフィックス性能が低下します。ネット閲覧やメールといった日常用途には問題ありませんが、写真・動画編集などの高負荷な処理では動作が重く感じられる場合があります。

 

ストレージ性能

レビュー機に搭載されている SSD は 容量 512GB で PCIe Gen4 対応です。ストレージ情報は以下のとおり。

CrystalDikInfo
ストレージ情報
(シリアルナンバーは隠しています)

ストレージ性能は、CrystalDiskMark を使用しデータ転送速度を計測・評価します。

ストレージ
データ転送速度

※電源モードを「バランス」に設定して計測した結果。「最適なパフォーマンス」での計測結果も同等です。

CrystalDiskMarkでの計測結果は良好で、実際の使用でもファイルアクセスは高速かつスムーズです。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 で実際の使用を想定した性能評価を行います。

評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。

・dynabook XP/ZY

・HP OmniBook X Flip 14-fm

・HP OmniBook 7 14-fr

・dynabook GR/ZZ

・HP OmniBook 7 Aero 13-bg

※当サイトで計測したスコア(パフォーマンスモードに相当した設定で計測したスコア)

各機種のおもなスペックは以下のとおり。

スペック FMV WU7-K3      
(レビュー機)
dynabook XP       OmniBook X Flip 14   OmniBook 7 14      dynabook GR       OmniBook 7 Aero 13  
CPU インテル Core Ultra 7 255H インテル Core Ultra 7 258V インテル Core Ultra 7 258V インテル Core Ultra 7 255U インテル Core Ultra 7 155H AMD Ryzen AI 7 350
メモリ 32GBメモリ 32GBメモリ 32GBメモリ 16GBメモリ 16GBメモリ 32GBメモリ
ストレージ 512GB SSD (NVMe) 1TB SSD (NVMe) 1TB SSD (NVMe) 1TB SSD (NVMe) 512GB SSD (NVMe) 1TB SSD (NVMe)
グラフィックス Intel Arc Graphics 140T Intel Arc Graphics 140V Intel Arc Graphics 140V Intel Graphics Intel Arc Graphics AMD Radeon 860M

 

ベンチマーク結果は以下のとおり。

Essentials
FMV WU8-K3 (バランス)
9181
FMV WU8-K3 (最適なパフォーマンス)
9879
dynabook XP
9750
OmniBook X Flip 14
9974
OmniBook 7 14
8941
dynabook GR
9159
OmniBook 7 Aero 13
9590
目標値
4100
Productivity
FMV WU8-K3 (バランス)
17252
FMV WU8-K3 (最適なパフォーマンス)
14548
dynabook XP
10340
OmniBook X Flip 14
10489
OmniBook 7 14
14747
dynabook GR
9873
OmniBook 7 Aero 13
13217
目標値
4500
Digital Contents Creation
FMV WU8-K3 (バランス)
9834
FMV WU8-K3 (最適なパフォーマンス)
10441
dynabook XP
8771
OmniBook X Flip 14
9726
OmniBook 7 14
8560
dynabook GR
8385
OmniBook 7 Aero 13
9070
目標値
3450

※テスト項目説明

・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)

・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)

・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)

※目標値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア

 
レビュー機のスコアは非常に優秀な結果を得られました。

日常的な用途にはもちろん、負荷のかかるクリエイティブ作業まで、全体としてバランスのとれた性能を発揮し、ビジネスから学業まで幅広い用途への対応が可能です。

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バッテリー

バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。

※電源モードを「バランス」に設定して実施。

■駆動時間の測定条件

・無線LANでインターネットに接続

・YouTubeを全画面で連続再生

・画面の明るさ:最大レベル

・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件

・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態

・電源アダプターを接続し Windows を起動

・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態

※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

 
バッテリーの駆動時間と充電時間の計測結果は以下のとおり。

バッテリー駆動時間 11時間 18分
バッテリー充電時間
(50%までの充電時間)
34分
バッテリー充電時間
(80%までの充電時間)
1時間 2分
バッテリー充電時間
(100%までの充電時間)
1時間 55分

 
レビュー機のバッテリーパックは、大容量の 63Wh を搭載しています。

バッテリー駆動時間は、スペック上の「約13.0時間(動画再生時)」に近い結果を得られました。検証ではバッテリー消費の多い条件下で行っており、画面の明るさを下げるなど使い方を工夫すれば、さらに長時間の駆動も可能です。

また、バッテリー充電時間の検証結果も良好です。急速充電にも対応しており、ノートPCの平均的な充電時間(約2時間10分~30分)と比べても充電時間の短さが良く分かります。検証はパソコンを起動した状態での計測ですが、電源オフやスリープ状態であれば、さらに短時間での充電も期待できます。

持ち運びの多いモバイルノートにおいて、長時間駆動と短時間充電は大きなアドバンテージです。外出先や移動中など、さまざまなシーンでより柔軟に活用できるからです。

なお、実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するため参考値としてください。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。

評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した機種の処理時間と比較します。

・dynabook XP/ZY

・HP OmniBook X Flip 14-fm

・HP OmniBook 7 14-fr

・dynabook GR/ZZ

・HP OmniBook 7 Aero 13-bg

※当サイトで計測した処理時間(パフォーマンスモードに相当した設定で計測)

 

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア

Adobe Photoshop Lightroom

Adobe Photoshop Lightroom Classic

■条件等

・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し

・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)

・プリセット等 編集は適用しない

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

■処理結果

Lightroom
FMV WU8-K3 (バランス)
23秒1
FMV WU8-K3 (最適なパフォーマンス)
21秒7
dynabook XP
20秒6
OmniBook X Flip 14
20秒5
OmniBook 7 14
17秒8
dynabook GR
25秒4
OmniBook 7 Aero 13
14秒0
Lightroom Classic
FMV WU8-K3 (バランス)
21秒7
FMV WU8-K3 (最適なパフォーマンス)
19秒7
dynabook XP
20秒6
OmniBook X Flip 14
21秒0
OmniBook 7 14
17秒9
dynabook GR
22秒4
OmniBook 7 Aero 13
13秒3

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア

CyberLink PowerDirector

■条件等

・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)

・動画再生時間 10分間

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

■処理結果

PowerDirector
FMV WU8-K3 (バランス)
1分59秒0
FMV WU8-K3 (最適なパフォーマンス)
1分54秒3
dynabook XP
56秒5
OmniBook X Flip 14
1分9秒7
OmniBook 7 14
1分25秒7
dynabook GR
1分23秒1
OmniBook 7 Aero 13
57秒2

 
実際のソフトウェアを用いた検証では、RAWデータ現像は良好でしたが、動画エンコードでは思いのほか時間を要しました。

ソフトウェアとの相性の可能性はあるものの、高負荷な状態が長時間継続する処理ではパフォーマンスがひかえめになる場面があるかもしれません。

とはいえ、本機種の超軽量かつ高いモバイル性能を考慮すれば、許容できる結果といえるでしょう。

 

駆動音・表面温度のチェック

駆動音のチェック

駆動音は、下記処理中の音量(デシベル)を測定し、評価します

・CPU ベンチマーク「CINEBENCH R23 /マルチ Core」実行中

・10分間動画のエンコード処理中

※一般住宅で周囲の音ができるだけ入らないようにして測定(室温:25℃)

騒音測定イメージ
音量計測イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)

■測定結果

モード アイドル状態
(最小音量)
最大音量
下段はピーク時の音量推移
ベンチマーク中 動画エンコード中
バランス 33.3db 35.2db
(35db前後)
35.6db
(35db台)
最適な
パフォーマンス
33.4db 40.2db
(39~40db)
39.9db
(39db台)

■騒音の目安

騒音の大きさ 騒音の具体例
60 デシベル 走行中の自動車内
普通の会話
デパート店内
50 デシベル 家庭用エアコンの室外機
静かな事務所の中
40 デシベル 閑静な住宅地の昼
図書館内
30 デシベル 深夜の郊外
鉛筆での執筆音
20 デシベル 木の葉の触れ合う音
雪の降る音

参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」

 
アイドル時は無音で非常に静かですが、高負荷時には「サーッ」という排気音が大きくなります。バランスモードでは気になることはありませんが、最適なパフォーマンスモードでは「ウーッ」というモーター音も聞こえるため、気になる場面があるかもしれません。

とはいえ、負荷が下がれば1~2分ほどで静音状態に戻ります。常時高負荷が続く場面は少ないため、実際の使用で駆動音が気になる場面はそれほど多くないでしょう。

※駆動音の音量は、使用環境やパソコンの状態によって変動します。

 

表面温度のチェック

表面温度については、下記を実施したときの表面温度を測定し評価します。

・アイドル状態で10分放置後

・Youtube 動画 30分間視聴後

・10分間動画のエンコード実行後

※単位:℃、測定時の室温:24℃

※電源モードを「バランス」に設定して実施

※写真の左がキーボード表面、右が底面側の計測結果

■アイドル状態で10分間放置

アイドル

■Youtube 動画 30分間視聴後

Youtube

■10分間動画エンコード実行後

動画エンコード

高負荷時にはキーボード中央奥側で温度上昇が見られますが、タイピングへの影響はありません。パームレストの表面温度は内部の熱の影響を受けにくく安定しているため、高負荷時でも快適に入力作業を続けられます。

 

サウンド チェック

FMV WU7-K3 のサウンドユーティリティソフトは「ドルビーアトモス」がインストールされています。

サウンドユーティリティソフト

ドルビーアトモスにはコンテンツに合わせたプリセットが用意されているほか、カスタム機能を使ってお好みのサウンドにチューニングすることもできます。

以下は、実際にサウンドを試聴した印象です。

※プリセット「ミュージック」、インテリジェントイコライザー「バランス」(デフォルト)で試聴

■スピーカー

・低音域から高音域まで広い音域をカバーし高音質

・音声も聞き取りやすい

・音量最大でも音割れしない

・スピーカーが前面に配置されているため、タイピング中は手がスピーカーをさえぎり、音がこもったように感じられる

■ヘッドホン

・スピーカー同様に高音質

また、オンラインコミュニケーションに便利な「AIノイズキャンセリング」機能も搭載されています。

ノイズ除去機能
AIノイズキャンセリング

オンラインミーティングで AIノイズキャンセリングを利用すれば、電話の着信音や電車の走行音、救急車のサイレンといった周囲の環境ノイズを抑制でき、会話をスムーズに進められます。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動 再起動 シャットダウン
1回目 19.0秒 43.2秒 17.7秒
2回目 19.2秒 43.1秒 17.8秒
3回目 19.1秒 48.4秒 17.8秒
4回目 18.9秒 47.3秒 17.9秒
5回目 19.0秒 48.6秒 17.7秒
平均 19.0秒 46.1秒 17.8秒

実際の使用にあたってはインストールしているアプリや Windows の更新など使用状況により時間は変動するので参考値としてください。

 

同梱品

レビュー機に同梱されていた一式です。

同梱品一式 width=

同梱品
・FMV WU7-K3 本体
・電源アダプター
・USB Type-C コード

なお、今回のレビュー機には「マニュアル類」は同梱されていませんでしたが、仕様を見る限り、通常は同梱されるようです。

 

まとめ

以上、FMV WU7-K3 のレビュー記事をお届けしました。

FMV WU7-K3 は、超軽量で持ち歩きがラクにできる 14型モバイルノートです。

14型でも超軽量な筐体にパフォーマンス重視の CPU を搭載。AI機能を快適に使える処理性能で、ビジネスから学習、写真編集まで幅広い用途に対応できます。

超軽量設計でありながらセルフ交換バッテリーを採用し長時間駆動や急速充電にも対応。3年無料保証(ユーザー登録必須)や国内メーカーによるサポートがついている点も大きな魅力です。

自宅・オフィス・キャンパスなど使う場所を選ばず、外出先でも安心して活用できる一台といえるでしょう。

高評価のポイント

  • AI機能を快適に使える処理性能
  • 14型でも超軽量設計で持ち運びやすい
  • セルフ交換バッテリー採用で長く快適に使い続けられる
  • タイピングしやすいキーボード(かな無しキーは見た目すっきり)
  • 長時間駆動と急速充電に対応
  • 国内メーカーによるあんしんサポート

気をつけておきたい点

  • 最適なパフォーマンスモードで高負荷な状態のとき「ウーッ」というモーター音が気になる場面があるかも

 
詳しいスペックやカスタマイズ構成、価格、キャンペーンなど最新情報は、富士通FMV公式通販サイト「WEB MART」をご確認ください。

アイキャッチ

FMV WU7-K3
税込 17万円台から

お買い得情報
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