日本HP が販売する HP EliteBook 840 G11 は、インテル Core Ultra プロセッサーを搭載した高性能で高品質なビジネス向け 14型ノートパソコンです。
ビジネス向けPC として快適に使える性能を搭載し、ベンチマークによる性能評価も優秀です。
スタイリッシュなデザインにくわえ剛性すぐれたマグネシウムボディは、米国防総省が制定したMIL規格「MIL-STD-810H」19項目をクリア。ビジネスのさまざまなシーンでアクティブに使うことができます。
アスペクト比 16:10 のディスプレイや 5MP Webカメラ、Microsoft Copilot キーの搭載など使いやすさにすぐれているところもポイント。
■HP EliteBook 840 G11 の特徴
- インテル Core Ultra プロセッサーを搭載
- マグネシウムを採用した堅牢ボディ(MIL-STD-810H の19項目をクリア)
- スリムでそこそこ軽量なのでモバイルも可能
- 高輝度・広色域 WUXGA液晶ディスプレイ(解像度 1920×1200ドット、最大輝度 400cd/m2)
- タイピングしやすいキーボード
- 5MP Web カメラを搭載(プライバシーシャッター付き)
- 指紋認証センサーと顔認証カメラを標準搭載
- Poly Camera Pro と AIノイズキャンセラーによるオンラインアシスト機能を搭載
- 長時間駆動&急速充電できるバッテリー
本記事では、メーカーからお借りした実機を試用し、前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。
【 目 次 】
レビューは 2025年1月6日時点の内容です。
スペック構成
HP EliteBook 840 G11 のおもなスペック構成は以下のとおり。
OS | Windows 11 Pro(日本語) |
CPU | ■インテル Core Ultra 5 プロセッサー125U ■インテル Core Ultra 5 プロセッサー135U ■インテル Core Ultra 7 プロセッサー155U ■インテル Core Ultra 7 プロセッサー165U |
メモリ | 16GB(8GB×2)SO-DIMM DDR5-5600 |
ストレージ | ■256GB M.2 SSD(PCIe NVMe ■512GB M.2 SSD(PCIe NVMe) |
ディスプレイ | 14.0型 (16:10) WUXGA 液晶ディスプレイ(非光沢パネル、最大解像度 1920×1200ドット、最大輝度 400cd/m2、最大1677万色、LEDバックライト) |
グラフィックス | インテル グラフィックス |
無線LAN/ Bluetooth | インテル Wi-Fi 6E AX211 (アンテナ数:送信2、受信2)(Wi-Fi準拠)、Bluetooth 5.3 |
カメラ | HPプライバシーカメラ(5MP、視野角 88度 、開閉式スライドカバー)、IRカメラ(Windows Hello対応) |
指紋センサー | あり(パームレストに内蔵) |
バッテリー駆動時間 | 約10.2時間 (動画再生時) / 約19.5時間 (アイドル時) ※JEITA測定法 Ver3.0 |
本体サイズ(W×D×H) | 約 315.6×224.35×19.2 mm (最厚部、突起部含まず) |
本体質量 | 約 1.417kg~ |
詳しいスペックや価格などの最新情報は日本HP公式サイトをご確認ください。
HP EliteBook 840 G11
税込 18万円台から
※HP EliteBook 840 G11 は法人向けモデルですが、個人ユーザーや SOHO、フリーランスのユーザーも購入できます。
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外観チェック
ビジネス向けでもスタイリッシュなデザイン
HP EliteBook 840 G11 はビジネス向けノートとは思えないスタイリッシュなデザインです。
本体のカラーはシルバー。スタイリッシュ感をアップさせてくれるナチュラルなシルバーの色合いです。
本体の素材はマグネシウム。軽さと剛性を兼ね備えた素材が採用された堅牢ボディで、米国防総省が制定したMIL規格「MIL-STD-810H」の19項目をクリアしています。
なお、手で触れた感触はサラサラとしています。指紋や皮脂の跡は目立ちません。
天面のスラッシュロゴと背面の ELITEBOOK ブランドロゴがアクセント
天面は 90% リサイクルされたマグネシウム素材で構成されていますが、リサイクル素材とは思えない仕上がりで質感も良好です。
本体はスリムでバッグへの出し入れもスムーズにできます。
本体はスリム
底面カバーは剛性にすぐれた「ユニボディ」の構造です。
左右にまたがるゴム足が前面側と背面側に実装されています。本体の安定感は良好です。
排気口はヒンジのあいだに実装。
排気口(ヒンジのあいだ)
なお、背面側のゴム足は排気口から出された温かい空気が再び吸気口に入り込むのを防ぐ役割も兼ねています。これにより本体内部の効果的な冷却が期待できます。
吸気口(底面カバー側)と排気口
必要十分なインターフェース
HP EliteBook 840 G11 は必要十分なインターフェースを実装しています。
右側面
①NANO SIM スロット(日本販売モデル非搭載)
②ナノセキュリティロック ケーブル用スロット
③USB Type-A 3.2 Gen1
④コンボステレオヘッドフォン/マイクジャック
左側面
⑤HDMI 2.1
⑥USB Type-A 3.2 Gen1
⑦USB4 Type-C (Thunderbolt4対応, USB充電対応, DisplayPort1.4)×2
⑧Smartcard Reader(日本販売モデル非搭載)
LANポートが実装されていない点は留意しておきたいところ。セキュリティの観点で Wi-Fi を使えない場合、USB対応の LANアダプターを用意するとよいでしょう。
また、USB Type-C ポートの映像出力/PD充電器対応の検証結果は以下のとおり。
■USB Type-C 対応表(2ポート共通:当サイトの検証結果)
映像出力 | 〇(4K出力可能) |
---|---|
PD充電器(30W) | △(低速充電) |
PD充電器(45W) | △(低速充電) |
PD充電器(65W) | 〇 |
※純正品以外の PD充電器でも充電は可能ですが、接続したとき画面右下に純正品使用を推奨する旨のメッセージが表示されます。
なお、HDMI は 4K出力に対応しています。
電源ボタンはキーボード右上に実装
電源ボタンはキーボード右上[delete]キーの左隣りに実装されています。
電源ボタンは LED内蔵
使用中に間違って電源ボタンを押してしまうことを懸念するユーザーも多いと思います。しかしながら、既定の設定では、使用中に間違って電源ボタンを押しても短押し(1秒未満くらい)なら無反応です。ただし、1,2秒程度ならスリープへ移行し、さらに長押しすると強制的に電源オフされます。
顔認証カメラと指紋センサーを標準搭載
HP EliteBook 840 G11 は、顔認証カメラと指紋センサーを標準搭載しています。
顔認証でサインイン
指紋認証でサインイン(指紋認証センサーはパームレストに内蔵)
顔認証と指紋認証は併用が可能で、認証精度は良好です。
また、カメラには「プライバシーシャッター」が付いています。
上の画像:シャッターを開いてカメラ有効
下の画像:シャッターを閉じてカメラを遮断
シャッターはスライド式(手動)ですがスムーズなスライドが可能。オンライン会議などで こちらの光景を見られたくないときもスムーズに操作できます(切替スイッチはカメラの上側)。
なお、プライバシーシャッターでカメラを閉じていると顔認証機能は使えませんが、指紋認証でサインインすることができます。
状況に応じて認証機能を使い分けられるところが顔認証と指紋認証を搭載している大きなメリットです。
オンラインアシスト機能搭載
HP EliteBook 840 G11 は 5MPカメラにくわえ、Poly Camera Pro によるオンラインアシスト機能を搭載しています。
Poly Camera Pro
Poly Camera Pro には、背景の明るさを調整できる機能や背景ぼかし/画像埋め込み機能、自動フレーミング機能など、オンライン会議をアシストしてくれる便利な機能が組み込まれています。
とくに、Poly Camera Pro は Windows スタジオ エフェクト機能が強化されており自動フレーミングの反応がすこぶる優秀です。ユーザーの動きに合わせてカメラが素早く反応してくれます。
なお、HP EliteBook 840 G11 にはプレゼンスセンシング(存在検知)機能は搭載されていませんでした。
プレゼンスセンシングは離着席時にパソコン画面を自動でロック/解除できる機能ですが、本機能については上位機種 HP EliteBook 1040 G11 のレビューをご覧ください。
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スピーカーは底面側左右に搭載
スピーカーは底面側左右に搭載されています。
スピーカーは底面側左右に搭載
スピーカーの拡大写真
スピーカーから出力されるサウンドは、低音域から高音域まで広い音域をカバーしており高音質です。
A4 より一回り大きいくらいのサイズ感
本体の大きさのイメージです。本体の上に A4コピー用紙と B5版ノートを載せています。
本体のサイズ感
本体のフットプリントは A4 より一回り大きいくらい。サイズ感は意外にコンパクトです。
本体を閉じたときの高さのイメージは以下のとおり。
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)
ゴム足を含めた本体の高さは実測で 約22.5mm(最厚部)。14インチノートながらスリムです。
また、本体や電源アダプターなど質量の実測値は以下のとおり。
・本体:1,437g
・電源アダプター:201g
・電源コード:105g
・ウォールマウントプラグ:41g
本体は、14インチノートとしてはそこそこ軽量です。重量感は個人差があるものの、1.5kg未満の質量であれば持ち歩きもラクにできるはずです。
電源アダプターの最大出力は 65W。その大きさは手のひらに収まるくらいのサイズです。
なお、ウォールマウントプラグを電源アダプターに装着すれば、電源アダプターをコンセントに直付けできます。
ディスプレイのチェック
自然な色合いの液晶ディスプレイ
レビュー機のディスプレイは Chi Mei製 液晶パネル[型番:CMN1464]。
描画される映像は自然な色合いです。描画イメージは以下のとおり。
画像の表示例(その1)
画像の表示例(その2)
テキストの表示例
テキスト表示を拡大
トーンカーブは少しうねっていますが RGB ともに理想的な45度の直線に近い形状です。色調バランスとしては まずまずです。
トーンカーブ
(キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測)
輝度の計測結果はディスプレイの明るさ設定 100 のとき「337 nit」。まずまずの輝度で室内で使うぶんには十分な明るさです。屋外のように周囲が明るい環境で使っても画面が見えにくくなることはほとんどないと思います。
色域の計測結果は以下のとおり。
色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)
規格 | カバー率 | 比 |
---|---|---|
sRGB | 99.4% | 105.6% |
Adobe RGB | 77.4% | 78.3% |
DCI-P3 | 77.7% | 77.9% |
広色域で色再現性にもすぐれています。写真編集などシビアな色再現が必要な作業にもしっかり対応できます。
狭額縁ベゼル
ベゼルは狭額縁です。
上部ベゼルは少し厚みがありますが、左右のベゼルは鉛筆の太さより細く画面周りは全体的にスッキリとしています。
映り込みは気にならない
ディスプレイの映り込み具合をチェックします。
レビュー機は非光沢液晶です。上記写真のとおり映り込みはかなり低減されています。黒系の映像が描画されている場合、少しだけ映り込みがあるものの映り込みが気になることはありません。
広い視野角
視野角をチェックします。
正面
右側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度
水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからも描画されている映像をはっきり確認できます。
天面は フラット近くまで開くことができる
天面はフラット近くまで開くことができます。
完全にフラットにできるわけではありませんが、ディスプレイをここまで開くことができれば、打ち合わせなどでの画面共有にも使えます。
キーボード&タッチパッドのチェック
タイピングしやすいキーボード
HP EliteBook 840 G11 のキーボードはレイアウトは標準的です。
キーピッチは実測で 約19mm(仕様は 18.7mm)。フルサイズキーボードと同等のキーピッチで窮屈な感じはありません。
キートップ表面はサラサラした感触。形状は中央部分が少し へこんでいて指先のタッチ感は良好です。
キーストロークの仕様は 1.5~1.7mm。感覚的にもちょうどよいストロークでシッカリとした打鍵感でタイピングできます。
タイプ音は「ドスドス」という音。音の大きさは静か
キーを押し込む強さや跳ね返りもちょうど良い感じで、タイピングしやすいキーボードです。
Copilotキー搭載
HP EliteBook 840 G11 には「Copilotキー」が搭載されています。
矢印の指すところが Copilotキー
Copilotキーを押すと Microsoft の AIアシスタントをすばやく起動することができます。
Copilotキーを押すだけで AIアシスタントが起動
Copilot はとても便利な機能で、ユーザーの質問に対して適切な回答を返してくれます。回答は即時表示されるのでビジネスシーンでもしっかり活用できます。
キーボードバックライトを搭載
キーボードにはバックライトが搭載されています。
キーボード・バックライトの明るさは 2段階で切り替え可能です。
[F9]キー:点灯(明)→点灯(暗)→オフ
質感のよいパームレスト
パームレストはサラサラとした感触で質感も良好です。
指紋や皮脂の跡も目立ちません。
なめらかなスベリのタッチパッド
タッチパッドはツルツルとした感触でスベリもなめらかです。
タッチパッドのサイズ感
大きめのサイズ感で扱いやすさも良好です。
ベンチマークによる性能評価
ベンチマークでは、レビュー機の CPU・グラフィックス・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスを評価します。
レビュー機の基本スペック
CPU | インテル Core Ultra 7 プロセッサー155U |
---|---|
メモリ | 16GB(8GB×2)SO-DIMM DDR5-5600 |
ストレージ | 512GB M.2 SSD(PCIe NVMe) |
グラフィックス | インテル グラフィックス |
評価に使用したベンチマークは以下のとおり。
評価項目 | 使用するベンチマーク |
---|---|
CPU性能 | CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価] |
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価] | |
グラフィック性能 | 3DMark Time Spy |
ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ[中量級のゲーム] | |
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム] | |
ストレージ性能 | CrystalDiskMark |
総合的なパフォーマンス | PCMark 10 |
バッテリー | BatteryInfoView(バッテリー残量測定用) |
なお、ベンチマークの実行にあたっては付属のソフトウェア「myHP」のシステム制御/パフォーマンスのコントロールを「Smart Sense」(初期設定)と「パフォーマンス」の2モードそれぞれで実施しています。
パフォーマンスのコントロール
パフォーマンスのコントロールの各モードの説明は以下のとおり。
モード | 説明 |
---|---|
Smart Sense | 使用中のアプリ、パソコンの位置、バッテリーの状態に基づいてパフォーマンス/ファン速度/温度を最適化し、システムを自動的に調整する。 |
パフォーマンス | CPUを大量に使うソフトウェアに最適なモード。ファン速度を上げてデバイスを冷却し、CPUの高パフォーマンスを維持する。 |
CPU性能
CPU性能は CINEBENCH R23(マルチコア/シングルコア)と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。
評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。
・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H
・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125H
・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155U
・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125U
・インテル Core i7-1360P プロセッサー
・インテル Core i5-1340P プロセッサー
・インテル Core i7-1355U プロセッサー
・インテル Core i5-1335U プロセッサー
・AMD Ryzen 7 8840HS プロセッサー
・AMD Ryzen 7 8840U プロセッサー
・AMD Ryzen 7 7730U プロセッサー
・AMD Ryzen 5 7530U プロセッサー
※当サイトで計測したスコアの平均値
CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価]
CINEBENCH R23 (マルチコア) | |
---|---|
Core Ultra 7 155H |
12915 pts
|
Ryzen 7 8840HS |
12647 pts
|
Ryzen 7 8840U |
12259 pts
|
Core i7-1360P |
10095 pts
|
Core Ultra 5 125H |
9920 pts
|
Core Ultra 7 155U(レビュー機/パフォーマンス) |
9721 pts
|
Core Ultra 7 155U(レビュー機/Smart Sense) |
9306 pts
|
Ryzen 7 7730U |
9117 pts
|
Core Ultra 7 155U |
8991 pts
|
Core i5-1340P |
8551 pts
|
Ryzen 5 7530U |
7627 pts
|
Core i7-1355U |
7342 pts
|
Core i5-1335U |
6875 pts
|
Core Ultra 5 125U |
6508 pts
|
CINEBENCH R23 (シングルコア) | |
---|---|
Core i7-1355U |
1750 pts
|
Core Ultra 7 155U(レビュー機/パフォーマンス) |
1741 pts
|
Core i7-1360P |
1732 pts
|
Ryzen 7 8840HS |
1725 pts
|
Core Ultra 7 155U |
1714 pts
|
Ryzen 7 8840U |
1713 pts
|
Core Ultra 7 155H |
1695 pts
|
Core Ultra 7 155U(レビュー機/Smart Sense) |
1673 pts
|
Core Ultra 5 125H |
1661 pts
|
Core Ultra 5 125U |
1564 pts
|
Core i5-1335U |
1546 pts
|
Core i5-1340P |
1534 pts
|
Ryzen 7 7730U |
1431 pts
|
Ryzen 5 7530U |
1419 pts
|
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest) | |
---|---|
Core Ultra 7 155H |
26117
|
Ryzen 7 8840U |
25969
|
Ryzen 7 8840HS |
25442
|
Core Ultra 5 125H |
21632
|
Core i7-1360P |
20651
|
Core Ultra 7 155U(レビュー機/パフォーマンス) |
20489
|
Core Ultra 7 155U(レビュー機/Smart Sense) |
19380
|
Core Ultra 7 155U |
19132
|
Ryzen 7 7730U |
18677
|
Core i5-1340P |
16650
|
Core i7-1355U |
16487
|
Ryzen 5 7530U |
15930
|
Core Ultra 5 125U |
15296
|
Core i5-1335U |
14508
|
レビュー機のスコアは優秀です。同じプロセッサーの平均スコアを上回っており、保有している性能をしっかりと発揮できているのが分かります。
ビジネスシーンでの一般的な使いかた(オフィスソフト・メール・ネット検索・オンライン会議など)はもちろんのこと、負荷の高い作業でもしっかりとしたパフォーマンスが期待できるでしょう。
グラフィック性能
グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。
評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。
・インテル Arc グラフィックス(Core Ultra 7 155H搭載機)
・インテル Arc グラフィックス(Core Ultra 5 125H搭載機)
・インテル グラフィックス(Core Ultra 7 155U搭載機)
・インテル グラフィックス(Core Ultra 5 125U搭載機)
・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1360P搭載機)
・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1340P搭載機)
・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1355U搭載機)
・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1335U搭載機)
・AMD Radeon 780M グラフィックス(Ryzen 7 8840HS搭載機)
・AMD Radeon 780M グラフィックス(Ryzen 7 8840U搭載機)
・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 7730U搭載機)
・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 7530U搭載機)
※当サイトで計測したスコアの平均値
3DMark Time Spy
Time Spy は DirectX 12 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。
3DMark Time Spy | |
---|---|
インテル Arc(Core Ultra 7 155H) |
3573
|
インテル Arc(Core Ultra 5 125H) |
3119
|
AMD Radeon 780M(Ryzen 7 8840HS) |
2857
|
AMD Radeon 780M(Ryzen 7 8840U) |
2790
|
インテルグラフィックス(レビュー機/パフォーマンス) |
2271
|
インテルグラフィックス(レビュー機/Smart Sense) |
2117
|
インテルグラフィックス(Core Ultra 7 155U) |
2115
|
インテルグラフィックス(Core Ultra 5 125U) |
2049
|
インテル Iris Xe(Core i7-1360P) |
1911
|
インテル Iris Xe(Core i7-1355U) |
1691
|
インテル Iris Xe(Core i5-1340P) |
1545
|
AMD Radeon(Ryzen 7 7730U) |
1354
|
インテル Iris Xe(Core i5-1335U) |
1312
|
AMD Radeon(Ryzen 5 7530U) |
1255
|
ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ[中量級のゲーム]
暁月のフィナーレ | |
---|---|
インテル Arc(Core Ultra 7 155H) |
8283
|
インテル Arc(Core Ultra 5 125H) |
7216
|
AMD Radeon 780M(Ryzen 7 8840HS) |
6478
|
AMD Radeon 780M(Ryzen 7 8840U) |
6193
|
インテル Iris Xe(Core i7-1360P) |
6051
|
インテルグラフィックス(レビュー機/Smart Sense) |
5721
|
インテルグラフィックス(レビュー機/パフォーマンス) |
5654
|
インテル Iris Xe(Core i7-1355U) |
5316
|
インテルグラフィックス(Core Ultra 7 155U) |
5216
|
インテル Iris Xe(Core i5-1340P) |
5072
|
インテルグラフィックス(Core Ultra 5 125U) |
4505
|
AMD Radeon(Ryzen 7 7730U) |
4204
|
インテル Iris Xe(Core i5-1335U) |
3831
|
AMD Radeon(Ryzen 5 7530U) |
3662
|
※高品質(ノートPC)/解像度 1920×1080 で実施
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV | |
---|---|
AMD Radeon 780M(Ryzen 7 8840HS) |
6419
|
AMD Radeon 780M(Ryzen 7 8840U) |
5665
|
インテル Arc(Core Ultra 7 155H) |
5636
|
インテル Arc(Core Ultra 5 125H) |
5176
|
インテルグラフィックス(レビュー機/Smart Sense) |
4310
|
インテルグラフィックス(レビュー機/パフォーマンス) |
4235
|
インテル Iris Xe(Core i7-1360P) |
4225
|
インテル Iris Xe(Core i7-1355U) |
3848
|
インテルグラフィックス(Core Ultra 7 155U) |
3820
|
AMD Radeon(Ryzen 7 7730U) |
3608
|
インテル Iris Xe(Core i5-1340P) |
3451
|
インテルグラフィックス(Core Ultra 5 125U) |
3282
|
AMD Radeon(Ryzen 5 7530U) |
3103
|
インテル Iris Xe(Core i5-1335U) |
2930
|
※軽量品質/解像度 1280×720 で実施
レビュー機はグラフィックス・パフォーマンスも優秀です。
一般的な用途(メール・ネット閲覧・オフィスソフト・動画鑑賞など)はもちろんのこと、複数のアプリを動かしながらオンライン会議を行っても快適に使えます。
ちなみに、CPU内蔵グラフィックスは、CPU性能のほかにメモリ容量や構成チャネル(シングル/デュアル)に依存します。メモリ容量が同じでもシングルチャネルの場合グラフィックス・パフォーマンスはかなりひかえめですが、デュアルチャネル構成にすることでグラフィックス・パフォーマンスは大幅に向上します。
レビュー機は 16GBメモリのデュアルチャネル効果により、しっかりとしたグラフィックス・パフォーマンスを発揮できています。
ストレージ性能
レビュー機に搭載されている SSD は Western Digital 製(容量 512GB)。ストレージ情報は以下のとおり。
ストレージ情報
(シリアルナンバーは隠しています)
ストレージ性能は、CrystalDiskMark を使用しデータ転送速度を計測・評価します。
データ転送速度
※myHP のパフォーマンスのコントロールを「Smart Sense」に設定して計測した結果。「パフォーマンス」での計測結果も同等です。
計測結果は優秀です。PCIe Gen4 NVMe 対応の SSD は、体感的にも高速なアクセスでファイルの読み書きがとてもスムーズです。
総合的なパフォーマンス
PCMark 10 で実際の使用を想定した性能評価を行います。
評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。
・HP EliteBook 630 G11
・HP EliteBook 1040 G11
・HP Spectre x360 14-eu
・HP EliteBook 635 Aero G11
・HP ProBook 445 G11
※当サイトで計測したスコア(パフォーマンスモードに相当した設定で計測したスコア)
おもなスペックは以下のとおり。
スペック | EliteBook 840 (レビュー機) |
EliteBook 630 | EliteBook 1040 | Spectre x360 14 | EliteBook 635 Aero | ProBook 445 |
---|---|---|---|---|---|---|
CPU | インテル Core Ultra 7 155U | インテル Core Ultra 7 155U | インテル Core Ultra 5 125H | インテル Core Ultra 7 155H | AMD Ryzen 7 8840U | AMD Ryzen 5 7535U |
メモリ | 16GBメモリ | 16GBメモリ | 16GBメモリ | 32GBメモリ | 16GBメモリ | 16GBメモリ |
ストレージ | 512GB SSD (NVMe) | 1TB SSD (NVMe) | 256GB SSD (NVMe) | 1TB SSD (NVMe) | 512GB SSD (NVMe) | 512GB SSD (NVMe) |
グラフィックス | Intel Graphics | Intel Graphics | Intel Arc Graphics | Intel Arc Graphics | AMD Radeon 780M | AMD Radeon |
ベンチマーク結果は以下のとおり。
Essentials | |
---|---|
EliteBook 840(Smart Sense) |
9166
|
EliteBook 840(パフォーマンス) |
10236
|
EliteBook 630 |
9320
|
EliteBook 1040 |
9104
|
Spectre x360 14 |
9707
|
EliteBook 635 Aero |
10075
|
ProBook 445 |
9161
|
目標値 |
4100
|
Productivity | |
EliteBook 840(Smart Sense) |
8747
|
EliteBook 840(パフォーマンス) |
8075
|
EliteBook 630 |
8227
|
EliteBook 1040 |
9146
|
Spectre x360 14 |
9875
|
EliteBook 635 Aero |
10321
|
ProBook 445 |
8839
|
目標値 |
4500
|
Digital Contents Creation | |
EliteBook 840(Smart Sense) |
7065
|
EliteBook 840(パフォーマンス) |
7346
|
EliteBook 630 |
6926
|
EliteBook 1040 |
9143
|
Spectre x360 14 |
8682
|
EliteBook 635 Aero |
8307
|
ProBook 445 |
6096
|
目標値 |
3450
|
※テスト項目説明
・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)
・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)
・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)
※目標値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア
レビュー機のスコアは優秀です。
性能バランスにもすぐれており、オフィスソフトやオンライン会議、ちょっとした写真・動画編集などビジネスのさまざまなシーンで快適なパフォーマンスが期待できます。
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バッテリー
バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。
※myHP のパフォーマンスのコントロールを「Smart Sense」に設定して実施。
■駆動時間の測定条件
・無線LANでインターネットに接続
・YouTubeを全画面で連続再生
・画面の明るさ:最大レベル
・音量:最大レベル
■充電時間の測定条件
・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態
・電源アダプターを接続し Windows を起動
・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態
※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。
バッテリーの駆動時間と充電時間の計測結果は以下のとおり。
バッテリー駆動時間 | 11時間 9分 |
バッテリー充電時間 (50%までの充電時間) |
35分 |
バッテリー充電時間 (80%までの充電時間) |
1時間 4分 |
バッテリー充電時間 (100%までの充電時間) |
2時間 1分 |
バッテリー駆動時間の検証結果は優秀です。検証ではバッテリーを多く消費する条件で実施していますが、バッテリー駆動で長時間使用するときは画面の明るさを調整するなどバッテリー消費を抑える使いかたをすれば さらにバッテリー駆動時間を伸ばすことができます。
また、バッテリーは急速充電に対応しています。バッテリー残量が少ないときでも短時間で充電できれば、よりアクティブに使えるメリットがあります。
なお、実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するため参考値としてください。
クリエイティブ性能の評価
クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。
評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した機種の処理時間と比較します。
・HP EliteBook 630 G11
・HP EliteBook 1040 G11
・HP Spectre x360 14-eu
・HP EliteBook 635 Aero G11
・HP ProBook 445 G11
※当サイトで計測した処理時間(パフォーマンスモードに相当した設定で計測)
RAWデータ現像
RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理結果は以下のとおりです。
■使用ソフトウェア
Adobe Lightroom
Adobe Lightroom Classic
■条件等
・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し
・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)
・プリセット等 編集は適用しない
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)
■処理結果
Lightroom | |
---|---|
EliteBook 840(Smart Sense) |
19秒0
|
EliteBook 840(パフォーマンス) |
19秒0
|
EliteBook 630 |
23秒5
|
EliteBook 1040 |
14秒1
|
Spectre x360 14 |
21秒6
|
EliteBook 635 Aero |
18秒5
|
ProBook 445 |
23秒4
|
Lightroom Classic | |
EliteBook 840(Smart Sense) |
18秒6
|
EliteBook 840(パフォーマンス) |
18秒4
|
EliteBook 630 |
20秒5
|
EliteBook 1040 |
13秒5
|
Spectre x360 14 |
26秒7
|
EliteBook 635 Aero |
23秒0
|
ProBook 445 |
27秒7
|
動画エンコード
動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理結果は以下のとおりです。
■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector
■条件等
・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)
・動画再生時間 10分間
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)
■処理結果
PowerDirector | |
---|---|
EliteBook 840(Smart Sense) |
1分33秒7
|
EliteBook 840(パフォーマンス) |
1分25秒7
|
EliteBook 630 |
1分35秒2
|
EliteBook 1040 |
1分3秒9
|
Spectre x360 14 |
1分19秒2
|
EliteBook 635 Aero |
1分16秒5
|
ProBook 445 |
1分56秒8
|
実際のソフトウェアを使ったクリエイティブ性能評価も良好です。
とくに、本機種は高輝度・広色域の液晶ディスプレイを搭載していることもあり、ビジネスシーンにおいてもちょっとした写真編集や動画編集などクリエイティブ作業に十分活用することができます。
駆動音・表面温度のチェック
駆動音のチェック
駆動音は、下記処理中の音量(デシベル)を測定し、評価します
・CPU ベンチマーク「CINEBENCH R23 /マルチ Core」実行中
・10分間動画のエンコード処理中
※一般住宅で周囲の音ができるだけ入らないようにして測定(室温:25℃)
音量計測イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)
■測定結果
モード | アイドル状態 (最小音量) |
最大音量 下段はピーク時の音量推移 |
|
---|---|---|---|
ベンチマーク中 | 動画エンコード中 | ||
Smart Sense | 33.5db | 36.0db (35~36db) |
36.8db (35~36db) |
パフォーマンス | 33.9db | 42.2db (40~42db) |
42.8db (41~42b) |
■騒音の目安
騒音の大きさ | 騒音の具体例 |
---|---|
60 デシベル | 走行中の自動車内 普通の会話 デパート店内 |
50 デシベル | 家庭用エアコンの室外機 静かな事務所の中 |
40 デシベル | 閑静な住宅地の昼 図書館内 |
30 デシベル | 深夜の郊外 鉛筆での執筆音 |
20 デシベル | 木の葉の触れ合う音 雪の降る音 |
参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」
アイドル時は無音で静かです。
高負荷な状態では「サーッ」という排気音が少し大きくなります。パフォーマンスモードのときはとくに音が大きくなりますが、うるさく感じることはないでしょう。
なお、負荷低減後に排気音が静かになるまでの時間は 1分くらいです。(Smart Sense、パフォーマンスともにほぼ同じ)
※駆動音は使用環境やパソコンの状態により変動します。
表面温度のチェック
表面温度については、下記を実施したときの表面温度を測定し評価します。
・アイドル状態で10分放置後
・Youtube 動画 30分間視聴後
・10分間動画のエンコード実行後
※単位:℃、測定時の室温:25℃
※電源モードを「バランス」に設定して実施
※写真の左がキーボード表面、右が底面側の計測結果
■アイドル状態で10分間放置
■Youtube 動画 30分間視聴後
■10分間動画エンコード実行後
高負荷な状態では、キーボード中央の表面温度が少し上昇します。わずかに温かさを感じますがタイピングに影響はありません。
サウンド チェック
HP EliteBook 840 G11 は、Audio by Poly Studio 内蔵デュアルステレオスピーカーを搭載しています。
サウンドユーティリティソフトには「HP Audio Control」がインストール。おもな機能として「音声会議ツール」と「音声再生ツール」が組み込まれています。
「音声会議ツール」はスピーカーや内蔵マイクに入るノイズを AI により除去する機能です。ノイズリダクションモードやマイクモードなどオンライン会議のスタイルに合わせた設定が可能です。
音声会議ツール
ノイズリダクションのテストを実施したところ、自分の音声を残しつつ周囲のノイズが除去されていました。ノイズリダクション効果は思いのほか優秀で、これなら環境ノイズの多い場所でも会話によるコミュニケーションがスムーズにできそうです。
また、「音声再生ツール」ではサウンドコンテンツにあわせたプリセットやイコライジング機能でお好みの音質にチューニングできます。
音声再生ツール
以下は、実際にサウンドを試聴した印象です。
※HP Dynamic Audioプリセット「自動」、イコライザーのプリセット「HP最適化」で試聴
■スピーカー
・低音域から高音域まで広い音域をカバーし高音質
・音声もはっきり明瞭に聴き取れる
・音量最大でも音割れしにくい(コンテンツによる)
■ヘッドホン
・スピーカー同様に高音質
Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測
Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。
回 | 起動 | 再起動 | シャットダウン |
---|---|---|---|
1回目 | 21.3秒 | 58.5秒 | 11.0秒 |
2回目 | 21.0秒 | 58.0秒 | 10.6秒 |
3回目 | 22.3秒 | 58.5秒 | 10.6秒 |
4回目 | 21.9秒 | 58.3秒 | 11.0秒 |
5回目 | 22.0秒 | 58.0秒 | 10.4秒 |
平均 | 21.7秒 | 58.3秒 | 10.7秒 |
起動とシャットダウンは体感的にも早いです。
再起動については時間がかかりますが頻繁に行う操作ではないので処理待ちのストレスを感じることはないと思います。
なお、実際の使用にあたってはインストールしているアプリや Windows の更新など使用状況により時間は変動するので参考値としてください。
同梱品
HP EliteBook 840 G11 の本体ほか同梱品一式です。
同梱品リスト
・HP EliteBook 840 G11 本体
・電源アダプター
・電源コード
・ウォールマウントプラグ
・ドキュメント類
まとめ
以上、HP EliteBook 840 G11 のレビュー記事をお届けしました。
HP EliteBook 840 G11 はビジネス向けとして十分な処理性能を搭載し、使いやすくて実用性にもすぐれ、さまざまなビジネスシーンで快適に使えます。
ProBook シリーズにくらべ価格は高いものの筐体の素材や液晶パネル、ポートなどのパーツのスペックで差別化されています。性能・デザイン・実用性など完成度は高く、全体的な仕上がりの良さに多くのビジネスユーザーが満足できる 14型ノートといえるでしょう。
高評価のポイント
- ビジネス向けとして十分な処理性能
- そこそこ軽くて頑丈なボディ
- アスペクト比 16:10 のディスプレイや 5MP Webカメラ
- Poly Camera Pro やノイズキャンセリングなど AIベースの機能が秀逸
- スピーカーが高音質
気をつけておきたい点
- LANポートは実装されていない
ラインナップしているモデルや価格、キャンペーンなど最新情報は日本HP直販サイト「HP Directplus」をご確認ください。
HP EliteBook 840 G11
税込 18万円台から
※HP EliteBook 840 G11 は法人向けモデルですが、個人ユーザーや SOHO、フリーランスのユーザーも購入できます。
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