富士通 ESPRIMO WF1/F3 (FH77/F3) レビュー:パソコン&テレビ&録画の1台三役!スタイリッシュデザインの液晶一体型PC

 

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貸出機材提供:富士通クライアントコンピューティング株式会社

正面(壁紙)

富士通の ESPRIMO WF1/F3 (カタログモデルは FH77/F3) は、スタイリッシュ・デザインで高性能な 23.8インチ液晶一体型オールインワンPC です。

スタイリッシュなデザインは、インテリア空間にマッチし、リビングや書斎などにスマートに設置可能。くわえて性能レベルが高く動作も軽快、パフォーマンスも快適です。

シンプルなスタンドに 23.8インチの大画面ディスプレイは 4辺狭額で画面周りがスッキリ、描画される映像はとにかくキレイです。

地上・BS・110度CSデジタルのテレビ機能を搭載することで「パソコン&テレビ&録画」がこれ1台で楽しめるところもポイント。

■ESPRIMO WF1/F3 の特徴

  • 第11世代インテル Core プロセッサーを搭載(Celeron搭載モデルもあり)
  • 性能レベルが高くパフォーマンスも快適
  • 奥行きが浅いので省スペースに設置できる
  • 4辺狭額ディスプレイは高輝度&高精細で、描画される映像がキレイ
  • HDMI 入力端子と出力端子を搭載
  • テレビチューナーを追加すれば「パソコン&テレビ&録画」が1台三役で楽しめる
  • ワイヤレスキーボード&マウスを同梱

レビューではメーカーからお借りした実機を試用し、前半で外観デザイン、ディスプレイ、キーボード・マウスなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。

正面上方(壁紙)

レビューは 2022年1月14日時点の内容です。

 

スペック構成

ESPRIMO WF1/F3 のおもなスペック構成は以下のとおりです。

OS ・Windows 11 Pro 64ビット版
・Windows 11 Home 64ビット版
CPU ・インテル Core i7-1165G7 プロセッサー
・インテル Core i3-1115G4 プロセッサー
・インテル Celeron プロセッサー 6305
メモリ ・32GB(16GB×2)
・16GB(8GB×2)
・8GB(4GB×2)
・4GB(4GB×1)
※メモリ仕様 DDR4 SDRAM PC4-3200(DDR4-3200)
ストレージ (SSD) ・約1TB SSD (PCIe)
・約512GB SSD (PCIe)
・約256GB SSD (PCIe)
ストレージ (HDD) ・約2TB HDD(Serial ATA、5,400回転/分)
・約1TB HDD(Serial ATA、5,400回転/分)
・なし
光学ドライブ ・BDXL対応 Blu-ray Discドライブ(スーパーマルチドライブ機能対応)
・スーパーマルチドライブ(DVD±R DL(2層)書き込み対応)
ディスプレイ 23.8型ワイド LEDバックライト付 高輝度・高色純度・広視野角 TFTカラーLCD (解像度 1920×1080ドット, 1677万色)
グラフィックス (CPU内蔵) ・Intel Iris Xe Graphics(Core i7搭載時)
・Intel UHD Graphics(Core i3/Celeron搭載時)
LAN 2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠
ワイヤレス Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax(1.2Gbps)対応)、IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax準拠、MU-MIMO対応、Bluetooth v5.1準拠
カメラ/マイク HD Webカメラ内蔵(有効画素数 約92万画素)Windows Hello対応、デジタル(クワッド)マイク内蔵
テレビ機能 ハイビジョン・テレビチューナー×2(地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタル放送/ダブル録画、AVCREC対応)
※テレビ機能あり選択時
本体サイズ(W×D×H) 544×174×385mm(本体最小傾斜時)
544×174×386mm(本体最大傾斜時)
※突起部含まず
本体質量 約6.4kg

カスタマイズ構成や価格、キャンペーンなど最新情報は、富士通FMV公式通販サイト「WEB MART」をご確認ください。

 

真正面

富士通 ESPRIMO WF1/F3
税込129,463円から

※価格は記事執筆時点

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外観チェック

インテリア空間にマッチするシンプル&スタイリッシュデザイン

ESPRIMO WF1/F3 のデザインはシンプルながらスタイリッシュ! インテリア空間にマッチするデザインです。

正面側(斜め)

背面側(斜め)

とくに、独特の形状をしたスタンドはシンプルながら本体をシッカリと支えていて安定感があります。

スタンド

前後からの外観です。

真正面
正面側

背面側
背面側

左右側面からの外観です。

左右側面
左右側面

奥行きは画面の傾きに関係なく わずか17.4cm。

スタンドのあいだにはキーボードやマウス、テレビ用のリモコンを収納できるスペースとして使えます。これならリビングや書斎など ちょっとしたスペースがあればスマートに設置できます。

スタンドのあいだは収納スペース

 

メモリの増設が可能

本体背面側のカバーを取りはずすとメモリスロットにアクセスできます。

メモリスロット(その1)
カバーは下側から開くようにあける

メモリスロット(その2)
シールドカバーはプラスドライバーで固定

メモリスロット(その3)
メモリスロットは2つ

メモリは最大で 32GB (16GB×2)まで増設することができます。

 

Windows Hello対応の小型 Webカメラ

Webカメラは、Windows Hello対応です。

カメラユニット
Windows Hello対応カメラ

カメラは小型で狭額縁ベゼルに実装されています。オンライン会議でもカメラを必要以上に意識することはないと思います。

 

電源ボタンはディスプレイ上部右側に実装

電源ボタンはディスプレイ上部右側に実装されています。

電源ボタン

なお、電源ボタンはキーボードにも実装されています。

電源ボタン(キーボード)
矢印の指すところが電源ボタン

本体をコンセントにつないでいればキーボードからも電源オンすることが可能です。

 

スピーカーはディスプレイ下部左右に実装

スピーカーはディスプレイ下部左右に実装されています。

スピーカー
矢印の指すところがスピーカー

スピーカーは低音域から高音域まで広い音域を再現していて高音質サウンドを体感できます。

 

 

インターフェースのチェック

十分なインターフェースを実装

ESPRIMO WF1/F3 のインターフェース(ポート、スイッチ類)をチェックします。

画面左右のインターフェースは以下のとおり。

 

ポート類(画面左右)
本体左右のインターフェース

■画面左右

①外部入力ボタン

②明るさUPボタン(HDMI入力用)

③明るさDOWNボタン(HDMI入力用)

④音量UPボタン(HDMI入力用)

⑤音量DOWNボタン(HDMI入力用)

⑥光学ドライブ

⑦ダイレクト・メモリースロット

⑧USB3.2 (Gen1) Type-A コネクタ

⑨USB3.2 (Gen2) Type-C コネクタ

⑩マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット端子

⑪miniB-CAS カードスロット(テレビ機能搭載時)

ダイレクト・メモリースロットはプッシュロック式です。

SDカード リーダー
SDカードをシッカリ挿し込んだ状態

SD カードを押し込んでロックさせ、取り出すときは再度カードを押し込んでロックを解除することでカードが出てくる仕組みです。

光学ドライブへメディアをセットしたときのイメージです。

オプティカルドライブ

本体背面側のインターフェースです。

ポート類(画面下部・背面側)
本体背面側のインターフェース

■本体背面側

⑫アンテナ入力端子(テレビ機能搭載時)

⑬CONNECTボタン

⑭LANコネクタ

⑮HDMI入力端子

⑯HDMI出力端子

⑰USB3.2 (Gen1) Type-A コネクタ×2

⑱DC-IN コネクタ

Check

CONNECTボタンは、キーボードやマウスを再認識(ペアリング)するときに使用します。(何らかのトラブルで認識しなくなったときに使用します)

 

ESPRIMO WF1/F3 は、必要十分なインターフェースを実装しています。

電源コードやLANケーブルなどケーブル類は、ケーブル固定用フックを通して配線しておけば見た目もスッキリ設置できます。

ケーブル固定用フック

 

 

ディスプレイのチェック

大画面に描画される映像は高輝度で高精細

ESPRIMO WF1/F3 のディスプレイは 23.8インチの大画面液晶です。

大画面に描画される映像は高精細で鮮やか、とてもキレイです。表示される文字も大きく見やすいです。

ディスプレイに描画された映像(気球)
画像の表示例

画面に表示される文字の大きさ
テキストの表示例

以下は 13.3インチサイズのノートパソコンと比較した写真です。

画面サイズ比較
13.3インチと画面サイズ比較

23.8インチは画面が広く文字が見やすいのはもちろんのこと表示される情報量も多く、映し出される映像にも迫力があります。

 

トーンカーブと色域の計測結果です。

トーンカーブは 理想的な45度の角度に近い形状です。

トーンカーブ
トーンカーブ
(キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測)

 

色域は以下のとおり。

色域
色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)

規格 カバー率
sRGB 99.4% 112.4%
Adobe RGB 78.7% 83.3%

色調のバランス、色域ともに優秀で、写真編集などでも色味を忠実に再現できそうです。

 

4辺狭額ベゼルで没入感がアップ!

ベゼル(ディスプレイのフレーム枠)は4辺すべてが狭額縁です。

ディスプレイのベゼル

画面周りがスッキリしていて映像への没入感がアップします。

 

映り込みは気にならない

ディスプレイの映り込み具合をチェックします。

画面映り込み(その1)

画面映り込み(その2)

ESPRIMO WF1/F3 のディスプレイはローヘイズ液晶(ハーフグレア)を採用しています。

映像によっては少し映り込みを感じるものの、気になるほどではありません。

 

広視野角でチルト範囲も十分

視野角は、水平方向/垂直方向ともに広く、斜めから見る映像も鮮明でキレイです。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

ディスプレイのチルト機能(画面の向きを上下に動かせる機能)の範囲はこんな感じ。

チルトの範囲

実用的には十分といえる範囲をカバーしています。

 

キーボード&マウスのチェック

ESPRIMO WF1/F3 には、標準でワイヤレスのキーボードとマウスが同梱されています。

キーボードとマウス

 

タイピングしやすいキーボード

キーボードレイアウトは標準的です。

キーボードレイアウト(クリックで拡大表示できます)

キーボードはフルサイズでキーストロークも深め。タイピングしやすいキーボードです。(仕様ではキーピッチ約19.0mm/キーストローク約3.0mm)

キーボードに両手を置いたときのイメージ

キートップ(キー表面)の形状は指先にあわせて少しへこんでいてフィット感も良好です。

キートップ

キートップの周りが半透明のツートンカラーは、キーが浮いているように見え、キーの視認性も良好です。

キーボードの傾斜は、キーボード底面のスタンドを使って 2段階で変更することができます。

キーボードのスタンド

なお、キーボードには 単4乾電池 2本が必要です(同梱されています)。

キーボードには 単4乾電池 2本

 

コンパクトサイズのマウス

マウスはスクロールホイールが付いたタイプです。

マウス

その大きさは手のひらフィットするサイズです。

マウスは手のひらにフィット

いたってフツウのマウスですが、横チルト機能が付いていて横スクロールするときに便利です。

なお、マウスには 単4乾電池 2本が必要です(同梱されています)。

マウスカバーを開く
矢印方向にマウスカバーを押し上げる(マグネットでくっついている)

マウスの電源は 単4乾電池 2本
マウスの電源は 単4乾電池 2本

 

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークによる性能評価では、レビュー機の CPU・グラフィック・ストレージ性能のほか総合的なパフォーマンスをチェックします。

■レビュー機の基本スペック

OS Windows 11 Home 64ビット版
CPU インテル Core i7-1165G7 プロセッサー
メモリ 8GB(4GB×2)
ストレージ 256GB SSD (NVMe) + 1TB HDD (5,400rpm)
グラフィックス Intel Iris Xe Graphics

■使用したベンチマーク

比較項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能 3DMark FireStrike
ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 10

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R20 と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。

ESPRIMO WF1/F3 に搭載されている CPU はモバイル向けのプロセッサーです。評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記モバイル向け CPU のスコアと比較します。

・インテル Core i7-1165G7 プロセッサー

・インテル Core i5-1135G7 プロセッサー

・インテル Core i3-1115G4 プロセッサー

・インテル Core i7-10510U プロセッサー

・インテル Core i5-10210U プロセッサー

・インテル Core i3-10110U プロセッサー

・AMD Ryzen 7 5700U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 5500U プロセッサー

・AMD Ryzen 7 4700U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 4500U プロセッサー

※当サイトで計測したスコアの平均値

■CINEBENCH R20

CPU
Ryzen 7 5700U
3431 pts
Ryzen 5 5500U
2760 pts
Ryzen 7 4700U
2750 pts
Core i7-1165G7(レビュー機)
2182 pts
Ryzen 5 4500U
2040 pts
Core i7-1165G7
1921 pts
Core i5-1135G7
1812 pts
Core i7-10710U
1591 pts
Core i5-10210U
1398 pts
Core i3-1115G4
1224 pts
Core i3-10110U
895 pts

■CPU Mark (PassMark PerformanceTest)

CPU Mark
Ryzen 7 5700U
17130
Ryzen 7 4700U
14790
Ryzen 5 5500U
12519
Core i7-1165G7(レビュー機)
12502
Core i7-1165G7
11252
Ryzen 5 4500U
11105
Core i5-1135G7
10914
Core i7-10710U
8547
Core i5-10210U
7611
Core i3-1115G4
6702
Core i3-10110U
5533

レビュー機の CPU スコアは優秀で、保有している性能をシッカリ発揮できています。

モバイル向けのプロセッサーとはいえ高負荷な処理もパワフルなパフォーマンスが期待できる性能レベルです。

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1165G7搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1135G7搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i3-1115G4搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 5700U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 5500U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 4700U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 4500U搭載機)

※当サイトで計測したスコアの平均値

3DMark FireStrike

3DMark FireStrike のベンチマーク結果です。

Fire Strike は DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Fire Strike
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
4082
インテル Iris Xe(レビュー機)
3588
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3251
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3114
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
2992
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2333
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
2327
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2319

ドラゴンクエストX[軽量級]

ドラゴンクエストX のベンチマーク結果です。

ドラゴンクエストX
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
11130
インテル Iris Xe(レビュー機)
9617
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
9589
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
8780
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
8576
インテル UHD(Core i3-1115G4)
7706
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
6969
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
6601

※最高品質/解像度 1920×1080で実施

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級]

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズのベンチマーク結果です。

漆黒のヴィランズ
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
4371
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3738
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3518
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
3546
インテル Iris Xe(レビュー機)
3154
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
2787
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2661
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2603

※高品質(ノートPC)/解像度 1920×1080で実施

(モバイル向けプロセッサーを搭載しているため)

ファイナルファンタジーXV[重量級]

ファイナルファンタジーXV のベンチマーク結果です。

ファイナルファンタジーXV
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
3470
インテル Iris Xe(レビュー機)
3241
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
3129
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3112
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
2896
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
2450
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2389
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2368

※軽量品質/解像度 1280×720で実施

 

CPU内蔵のグラフィックスは、CPU性能のほかに搭載されているメモリ容量や構成チャネル(シングル/デュアル/クアッド)にも依存します。

レビュー機のメモリは、デュアルチャネル構成ですが容量が 8GB のため、グラフィックスパフォーマンスとしては少しひかえめになっているようです。

とくに、テレビ機能を搭載する際には、メモリは 16GB(8GB×2)以上にしておきたいところ。よりなめらかな映像が期待できます。

 

ストレージ性能

レビュー機のストレージは SSD(PCIe/NVMe対応、容量:256GB) + HDD(5400rpm、容量:1TB) のデュアルドライブ構成です。

ストレージ性能については、CrystalDiskMark を使用して計測したデータ転送速度で評価します。

データ転送速度(SSD)
SSD ドライブのデータ転送速度

データ転送速度(HDD)
HDD ドライブのデータ転送速度

SSD は NVMe 対応でデータアクセスも超高速です。Windows やアプリの起動も早いです。

参考までに SSD は大容量になるほどデータ転送速度が速くなる傾向があります。目安として 512GB以上で速度の違いが顕著になってきます。

HDD は 回転数 5400rpm として平均的なスコアです。

SSD と HDD のデュアルドライブ構成は、Windows や アプリは SSD から素早く起動でき、写真・動画のほか録画番組などサイズの大きいデータは HDD にたくさん保存することができる、ストレージとしてコストパフォーマンスに優れた構成です。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 Extended を使って、実際の使用を想定した性能評価を行います。

評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。

・Core i7-1165G7搭載機

・Core i3-1115G4搭載機

・Ryzen 7 5700U搭載機

・Ryzen 5 5500U搭載機

※当サイトで計測したスコアの平均値

比較対象は、ESPRIMO WF1/F3 や 姉妹機種 ESPRIMO WFB/F3 のラインナップ・モデルに相当するスペックです。比較検討の参考にしてください。

スペック ESPRIMO WF1/F3
(レビュー機)
Core i7-1165G7
搭載機
Core i3-1115G4
搭載機
Ryzen 7 5700U
搭載機
Ryzen 5 5500U
搭載機
CPU インテル Core i7-1165G7 インテル Core i7-1165G7 インテル Core i3-1115G4 AMD Ryzen 7 5700U AMD Ryzen 5 5500U
メモリ 8GBメモリ 8GB/16GBメモリ 8GBメモリ 16GBメモリ 8GBメモリ
ストレージ 256GB SSD (NVMe) + 1TB HDD (5,400rpm) 256GB/512GB/1TB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe) 512GB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe)
グラフィックス インテル Iris Xe インテル Iris Xe インテル UHD AMD Radeon AMD Radeon

 

ベンチマーク結果は以下のとおり。

Total Score
ESPRIMO WF1/F3(レビュー機)
4289
Core i7-1165G7搭載機
4270
Core i3-1115G4搭載機
3350
Ryzen 7 5700U搭載機
4475
Ryzen 5 5500U搭載機
3637
 Essentials
ESPRIMO WF1/F3(レビュー機)
8983
Core i7-1165G7搭載機
9154
Core i3-1115G4搭載機
8418
Ryzen 7 5700U搭載機
8772
Ryzen 5 5500U搭載機
8396
基準値
4100
 Productivity
ESPRIMO WF1/F3(レビュー機)
6583
Core i7-1165G7搭載機
6480
Core i3-1115G4搭載機
6228
Ryzen 7 5700U搭載機
8091
Ryzen 5 5500U搭載機
7502
基準値
4500
 Digital Contents Creation
ESPRIMO WF1/F3(レビュー機)
5207
Core i7-1165G7搭載機
4651
Core i3-1115G4搭載機
3381
Ryzen 7 5700U搭載機
5725
Ryzen 5 5500U搭載機
4646
基準値
3450
 Gaming
ESPRIMO WF1/F3(レビュー機)
2971
Core i7-1165G7搭載機
3302
Core i3-1115G4搭載機
1920
Ryzen 7 5700U搭載機
2668
Ryzen 5 5500U搭載機
1652

※テスト項目説明

・Total Score(総合的な評価)

・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)

・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)

・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)

・Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)

※基準値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア

 

レビュー機は平均値相当のスコアで満足できる内容です。実際の使用においても軽快な動作で快適に使えます。

ただし、上述のとおりテレビ機能を追加するときは、メモリ 16GB以上の増設をおすすめします。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。

評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで比較に使用した機種の処理時間と比較します。

・Core i7-1165G7搭載機

・Core i3-1115G4搭載機

・Ryzen 7 5700U搭載機

・Ryzen 5 5500U搭載機

※当サイトで計測した処理時間の平均値

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector
Adobe Photoshop Lightroom
Adobe Photoshop Lightroom Classic

■条件等

・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し

・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)

・プリセット等 編集は適用しない

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PhotoDirector
ESPRIMO WF1/F3(レビュー機)
45秒6
Core i7-1165G7搭載機
50秒1
Core i3-1115G4搭載機
59秒1
Ryzen 7 5700U搭載機
1分0秒6
Ryzen 5 5500U搭載機
1分23秒7
Photoshop Lightroom
ESPRIMO WF1/F3(レビュー機)
32秒9
Core i7-1165G7搭載機
27秒4
Core i3-1115G4搭載機
42秒5
Ryzen 7 5700U搭載機
52秒1
Ryzen 5 5500U搭載機
1分34秒5
Lightroom Classic
ESPRIMO WF1/F3(レビュー機)
34秒9
Core i7-1165G7搭載機
33秒7
Core i3-1115G4搭載機
47秒2
Ryzen 7 5700U搭載機
54秒3
Ryzen 5 5500U搭載機
1分28秒6

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector

■条件等

・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)

・動画再生時間 10分間

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PowerDirector
ESPRIMO WF1/F3(レビュー機)
2分48秒0
Core i7-1165G7搭載機
3分5秒7
Core i3-1115G4搭載機
4分57秒5
Ryzen 7 5700U搭載機
1分51秒9
Ryzen 5 5500U搭載機
3分14秒9

 

レビュー機のクリエイティブ性能は優秀です。

搭載メモリが 8GB ながらスピーディーに処理できており、趣味としての写真編集や動画編集も快適に使えそうです。

 

駆動音・パーツ温度のチェック

駆動音のチェック

駆動音については、ベンチマーク(CINEBENCH R20 でマルチ Core を計測)実行中と動画エンコード中の音量(デシベル)を計測し、評価します。

騒音測定イメージ
音量計測イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)

■測定結果

最大音量
下段はピーク時の音量推移
アイドル時 36.0 db
 
CINEBENCH R20 40.4 db
(37~40db で推移)
動画エンコード 36 db台
(アイドル時と同じ)

※防音室での測定ではありませんが、周囲の音ができるだけ入らないようにして測定しています。

■騒音の目安

騒音の大きさ 騒音の具体例
60 デシベル 走行中の自動車内
普通の会話
デパート店内
50 デシベル 家庭用エアコンの室外機
静かな事務所の中
40 デシベル 閑静な住宅地の昼
図書館内
30 デシベル 深夜の郊外
鉛筆での執筆音
20 デシベル 木の葉の触れ合う音
雪の降る音

参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」

 

平常時は「ウーッ」という音がかすかに聞こえる程度で静かです。

高負荷時でもわずかに音が大きくなる程度なので、駆動音が気になることはないと思います。

パーツ温度のチェック

動画エンコード時とベンチマーク実行時について CPU の動作周波数と温度を計測、それらの関係をグラフ化しました。

※計測時の室温:24℃

※動作周波数と温度は 各Core の平均値を算出

動画エンコード時の CPU温度
動画エンコード時の CPU動作周波数と温度
(10分間の動画エンコード処理)

ベンチマーク時の CPU温度
ベンチマーク実行時の CPU温度
(ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレを1回実行)

高負荷時でも CPU の温度が大きく上昇することなく、全体的には安定して推移しています。

サーマルスロットリングも発生していませんでした。サーマルスロットリングは、いわゆる熱暴走を防止し熱によるパーツのダメージを未然に防ぐ機能です。

液晶一体型ながらエアフロー(本体内部の排熱構造)はとても良好です。

 

サウンド チェック

ESPRIMO WF1/F3 には、サウンドユーティリティソフト「Dirac Audio」がプリインストールされています。

サウンドユーティリティソフト
サウンド ユーティリティソフト
(Dirac Audio)

実際にサウンドを聴いてみた印象は以下のとおり。

※プリセット「音楽」で試聴

■スピーカー
低音域から高音域まで広い音域を再現していて高音質。ややこじんまりとした感じはあるがカジュアルに楽しめる。
音声もシッカリと聴き取れる。

■ヘッドホン
各音域が増幅されサウンド全体に厚みが増して より高音質で迫力もアップする。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動時間、再起動時間、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動 再起動 シャットダウン
1回目 12.6秒 38.3秒 11.5秒
2回目 12.7秒 37.4秒 10.9秒
3回目 12.6秒 37.5秒 10.9秒
4回目 12.5秒 38.0秒 10.9秒
5回目 12.4秒 37.4秒 9.2秒
平均 12.6秒 37.7秒 10.7秒

起動とシャットダウンは体感的にも早いです。

再起動については少し時間がかかりますが、頻繁に行う処理ではないので処理待ちのストレスを感じることはないでしょう。

なお、実際の使用にあたってはインストールしているアプリや使い方などにより起動時間は変動するので参考値としてください。

 

テレビ機能(オプション)のチェック

テレビチューナーをカスタマイズで追加すると、テレビ視聴用ソフトとしてピクセラの「DigitalTVbox」がプリインストールされます。

DigitalTVbox には、テレビ視聴のほか録画予約、録画番組の視聴など、一般的なレコーダーと同等の機能が搭載されています。

チューナーは地上波、BS、CSの3波に対応したダブルチューナーを搭載しているので、たとえば地上波を見ながらBSの裏番組の録画もできます。

Check

ダブル録画も可能ですが、ダブル録画中に録画チャンネル以外の別番組の視聴はできません。また、ダブル録画(録画時間が重複しているとき)のうち1番組は画質をDR設定にする必要があります。

パソコンで作業をしながらテレビを観たり裏番組の録画も可能です。

1台で「パソコン&テレビ&録画(裏番組の録画もOK)」の三役をこなしてくれるのは大きな魅力で、永久保存版の番組をDVDディスクなどに書き込んで保存しておくこともできます。

もちろん、テレビを見ながらネット検索したり写真・動画編集などの並行作業も可能です。

テレビを観ながら並行作業

ただ、レビュー機のスペック(Core i7 / 8GBメモリ)でラグビー中継を視聴しながら動画エンコード処理を実行したところ、選手やボールの動きは音声より少し遅れ気味の映像でした。

テレビ機能だけ使っているぶんには問題なく快適に見ることができますが、テレビ機能を搭載するなら 1台三役を快適にこなすためにもメモリ16GB以上のデュアルチャネル構成をおすすめします。

なお、同梱のリモコンを使えば離れた場所からパソコンの電源オンや録画予約、再生などの操作も可能です。

リモコンも付いている

 

同梱品

ESPRIMO WF1/F3 の本体ほか同梱品一式です。

同梱品一式
同梱品リスト
・ESPRIMO WF1/F3 本体
・電源アダプター
・電源コード
・ワイヤレスキーボード
・ワイヤレスマウス
・リモコン(テレビ機能搭載時)
・miniB-CASカード(テレビ機能搭載時)
・ドキュメント類

 

まとめ

以上、ESPRIMO WF1/F3 のレビュー記事をお届けしました。

ESPRIMO WF1/F3 は、シンプルでスタイリッシュなデザインにくわえ省スペースタイプなので、リビングや書斎にスマートに置くことができます。

ノートPC向けの CPU を搭載していながらシステム全体のパフォーマンスは優秀、実際の使用感も良好で快適に使えます。

ただし、テレビ機能を追加するならメモリ16GB以上を搭載しておきたいところ。

パソコン&テレビ&録画を 1台で楽しめるのは液晶一体型PC の真骨頂であり、より快適に楽しむことができるからです。

高評価のポイント

  • リビングや書斎にスマートに設置できるシンプル&省スペースデザイン
  • ノートPC向けの CPU を搭載していても快適なパフォーマンスで使える
  • 高輝度&広色域の大画面液晶に描画される映像がキレイ
  • 4辺狭額縁ベゼルで画面周りスッキリ&映像への没入感アップ
  • テレビ機能を追加すれば「パソコン&テレビ&録画」を1台でこなせる

気をつけておきたいところ

  • テレビ機能を追加するならメモリ16GB以上のデュアルチャネル構成がおすすめ

価格やカスタマイズ構成、キャンペーンなど最新情報は、富士通FMV公式通販サイト「WEB MART」をご確認ください。

 

真正面

富士通 ESPRIMO WF1/F3
税込129,463円から

※価格は記事執筆時点

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